のらくろは軍隊の話なので、現実の開戦前から戦争もバカスカやってたしかなり好戦的ではあるんだけど、『のらくろ軍曹』では、退屈だからと連隊を引き連れて象を狩りにいったとき、象に抵抗され、「命は誰にとっても大事だから」と象に説教され（ちゃっかり土産として象牙はもらうが）、それもそうだ、と隊全体で帰る話がある。
巻の最後のページで、犬たちが口々に、上の者が間違ってたらすぐに引き返せるのがいい組織だ、といいあいながら帰路につく。

発行は1934年、連載時は多分その前年で、国連脱退した年だった。
田河水泡も、市井の人々も、思うところあったんだろうな。

岡田准一の殺陣とアクションは本当にキレがある。これだけで元が取れるレベル。
どうやってオチをつけるのか気になるので、とりあえずシーズン1は完走したい。

エドモンド本田、春麗