清水
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shimizuakila.bsky.social
清水
@shimizuakila.bsky.social
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酒と旅と本と映画と文房具と美術と研究とでかい水が好き。成人・二次BL字書き。弱ペダ東巻、刀剣にほへし、中の人シルエルを書く。他CP・ジャンルもよく好み話す雑食。固定嗜好ではない。全ての差別に反対している。
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‪今回は焼き菓子の話も結構書くのではないかと思って、suminozaのスコーンとフィナンシェ、カカオニブがまぶされていることで、咀嚼途中に香りがぱっと立つのすごく良いな‬
チョコレート生地のスコーンとフィナンシェ、スコーンは正方形でフィナンシェはカカオ型
November 30, 2025 at 3:07 PM
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ダンデライオン、店内もファクトリー部分がガラス張りで楽しい。これは私が取材として2軒目にダンデライオンに行ったものの、もうチョコを食うのに飽きてアフォガード（チョコ使ってない）を食ってる写真です
バニラアイスとエスプレッソ
November 29, 2025 at 11:28 AM
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芸大と上野駅のトランスヘイトに反対する展示を見て、蔵前まで歩いて蕪木の洋梨コンポートを食い、浜町の焼き菓子屋に寄り、人形町で飲酒し、全てを徒歩移動にしたらApple Watchが力尽きた
展示のポスター、タイトルには「例えば（天気の話をするように痛みについて話せれば）」とある 隅田川沿いの風景、曇り空にわずかに夕焼けが見える ジンソーダとパクチーサラダ、ジャガイモの千切り冷菜
November 29, 2025 at 9:13 AM
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‪私が書く同人誌は、目次に「基本スタンスはこれですよ」の前文を入れてます、こういう本なのでよろしく🦊‬
‪#結婚の自由をすべての人に‬
同人誌の目次ページに記載された前書きの文章、内容は以下の通り ◆この本に収録されている話はフィクションですが、いずれの物語も、すべての差別への反対が根幹にあります。また、一部作品に当然のものとして書いている「婚姻の平等」「選択的配偶者別姓」が、一日も早く現実でも実現されることを筆者は望んでいます。
November 29, 2025 at 12:50 AM
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#文学フリマで買った本
たけスカさんの「私のケア帳」買ったぞ〜さっそく休憩時間にコーヒー飲みながら読んでる
「私のケア帳」というzine、グレーの表紙に黄色と白の斜めストライプのシールが貼られている
November 23, 2025 at 5:45 AM
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今回の出張弁当は、往路がシンガポールチキンライスとパクチーサラダ、復路が鉄板焼き弁当と六甲ビールでした。東京駅のMr.Chicken鶏飯店、小さめの惣菜も豊富で良かったな……
シンガポールチキンライスの弁当と、小さいパックのパクチーサラダ 牛の鉄板焼きが乗った弁当と、六甲ビール、新幹線の座席にて
November 21, 2025 at 1:39 PM
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鴨肉を食う本懐を遂げました、ぱりぱりの皮目、みちみちの赤い肉、すべてがうまい
鴨のロティ サンマのマリネ
November 16, 2025 at 11:23 AM
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外で食うアイスうめ〜
セブンティーンのクッキークリームアイス、屋外で食べている様子
November 16, 2025 at 3:48 AM
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本日こんな感じですよろしく〜
サークルスペースの設営風景
November 16, 2025 at 1:37 AM
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今日の蕎麦です
鴨つけそば
November 16, 2025 at 12:16 AM
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私のハイパーカワイイブックを見てください、いい色が出たな
隣人たちというタイトルの文庫本、すみれ色からクリーム色のグラデーションがかった円が二つ、重なっている
November 14, 2025 at 1:54 PM
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シュトレンと酒でした、赤ワインとの組み合わせうまかったな〜
モルタル作りのグレーのカウンター。白い丸プレートに、切ったチョコレートシュトレン2枚とオランジェット2枚、横に赤ワインのグラスが二つ、奥にメルローのワインボトル、花瓶にいけられた白とワイン色の花
November 14, 2025 at 1:17 PM
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普段あまり選ばないタイプの色だが、秋だしくるみ色にするか！の気持ちで塗ってもらった
くるみ色に塗った爪
November 13, 2025 at 1:18 PM
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この表を見たザウリさんが、「ショコラティエパロの長谷部さんに馴れ馴れしく言い寄る飲食店の人間への嫌さが増した」と言ってたことを思い出して笑っている、嫌だよな
長谷部の顔についての分布表、X軸の左が「若く見える」右が「年相応」、Ｙ軸の上が「美」下が「可愛い」と書いている。左下に「暴対の姫」右下に「知恵と情愛」、中央左寄りに「バレエパロ」、中央右端に「税理士」、税理士の少し上に「女体化」、一番上左端に「俳優とカメラマン」、上右寄りに「ショコラティエパロ」とプロットしている
November 10, 2025 at 3:05 PM
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11/16のお品書き作った〜シルエル新刊あります
お品書きの画像、スペースナンバーとして「東７W３０b　mizuya」と書いた文字の下に、本の画像と値段を表記している。新刊「隣人たち」は800円
November 10, 2025 at 11:29 AM
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食べてみた、なめらかさがすごいよくできてる……口に入れた瞬間は、ひまわりの種の香りがあるけど、元々ひまわりの種にチョコレートコーティングしたお菓子があり、あのイメージがあるので違和感があまりない。苦味をどうやって出すのかが気になる（かなりミルクチョコレートっぽくて、苦さがあまりない）
チョコか？と書かれているひまわりの種油から作られたチョコレート
November 10, 2025 at 11:11 AM
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親指の付け根って一枚目ではなく、二枚目の写真の状態な気もする（そういえば私は塩で飲む時は二枚目の方でやる）
親指の付け根（手首が始まる直前部分）に塩を乗せた手 親指の付け根（親指と人差し指の間の合流地点）に塩を乗せた様子
November 8, 2025 at 10:53 AM
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解剖学的嗅ぎタバコ入れ、自分の手にあるのを見るたびに「父の手に年々似ていく……」と慄く
親指の付け根の凹みが浮き出た手の写真
November 8, 2025 at 10:41 AM
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こんな感じでいいでしょう、なんか平面構成をやったときの気持ちを思い出した……ちょっとスポットライトっぽさもあっていいね
隣人たちというタイトルの本の装丁案、黒の背景に薄い青とクリーム色の丸を配置している
November 6, 2025 at 1:47 PM
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多分今までで一番たくさんケーキを食べた日であった
外に広げたレジャーシートの上、陽光を浴びてるケーキ8個。サヴァラン、ムース、タルト、シブースト、ベリーショコラなど様々
November 5, 2025 at 2:57 AM
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3/3
い言葉だった。じゃあ、ちょっと時間あるから手合わせしようよ、と言えば、目を輝かせて走って支度をしにいった。母と顔を見合わせて、お互いにんまりと笑う。これはこれは、いい子が来てくれたものだ。 　その後、シルベストはスフィアと三度手合わせをして、三度とも滅多打ちにした。伯爵子息よりもずっと手強く、また機知と勇気に満ちた剣だった。派手にすっ転ばされたスフィアは、すぐさま起き上がって、返す刀で反撃をしてくる。礼を言っていたときよりも、晴々とした面持ちだった。 「いや面白かった、スフィア嬢は将来有望だねえ」 　エルハーシャは素直に賞賛しながら、シルベストの空いたゴブレットに残りのグロッグを全部注いでやった。恐縮です、と恭しく杯を持ち上げて頂く。 「あと、やっぱり君の母君は面白いよね」私も狙うなら近場の塩湖かなあ、ガラスならソーダ灰は絶対に必要だものね。輸送で破損が増える以上、工場の方を王都から離すわけにもいかないし。エルハーシャは心得顔で、シルベストの母の思 惑を補足してくれた。彼女は身内には言いっぱなしにしがちなもので、頭の回転に息子たちが追いついていないことがある。少年時代、エルハーシャを実家に招待したところ、ずっと母が彼を話し相手にするものだから、シルベストは閉口したものだ。 「あとね、ちゃんと本人に発言を撤回させたそうだよ、スフィア嬢」 　自分だけではなく女性騎士への侮辱だと言って、所定の手続きで女王陛下の元、決闘もしてね。私も見物させてもらったよ。いつ？　こないだ君が遠征に出ているときさ。ほら、だから通信用の魔道具があればって言ったろう。
November 3, 2025 at 5:31 AM
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2/3
「貴殿ご自慢の剣を論評してみたいが、なにせ俺は剣を交わすことでしか実力も分からぬ痴れ者、ここはひとつ胸をお貸し願おう！」 　さあ、どうした！　ご自慢の剣を抜きたまえ、俺は満足するまで帰らないぞ！　存分に打ち合おうじゃないか！ 　剣を多少かじったことのある者ならば、大半が身震いするような恐ろしい言葉が、シルベストから意気揚々と言い放たれる。とんだ公開処刑である。噂を聞きつけた腕自慢の騎士団員たちがぞろぞろと集まってきて、こんな剣馬鹿叩きのめしてやってくださいよ！　などと調子のいい野次を飛ばす。当然表情は半笑いである。誰だ今言ったやつ、とシルベストが大仰にムキになってみせるので、ご子息を置き去りに、訓練場は余計に盛り上がる。渦中のご子息には、端的に地獄であった。 「見たかったなあ！　なんで呼んでくれなかったんだい」 「さすがに私用で伝令兵走らせる権限は、勲章には付属してないですからね」 　もう、君にも使えそうな通信魔法の魔道具、ちゃんと開発しようかなあ、とグロッグをゆっくりと飲みながら、エルハーシャがぼやく。 「ところで剣を交わすことでしか相手の実力が測れない君から見て、スフィア嬢の腕はどうなんだい」 「女王陛下の直属護衛にふさわしいですよ、流麗で品があり、気迫に満ちて目的を取り違えない。何より迷いがない」 　いささか真っ直ぐに過ぎるやもしれませんが、護衛ならば駆け引きよりもまず、臆さずに初手を守り切ることが大事ですからね。配置としては妥当ではないでしょうか。なに、駆け引きなど経験で備わるものですし、頭の回転だって早そうですからすぐに飲み込みますよ。それに女王陛下相手でも、臆するところがないのがいい。あのお方は、そういう者がお好きでしょう。 　そう言われてエルハーシャは、九つまでの育ての母を思い返してみる。なるほど彼女がいかにも気に入りそうな人物である。目下の者からの箴言であっても、彼女は誠実に精査する。それが人によっては厳格で恐ろしく冷ややかに映るのだ ろう。一見鷹揚に受け取って、なあなあで済ます国王と比較したら、国にとってより誠実なのは王妃だが、そう思える者ばかりでもあるまい。 　さて、シルベストの話には続きがある。ご子息にとっては手合わせの前から地獄だったわけだが、いざ始まってみれば、まだまだ地獄には続きがあった。しかし始まってしまえば、いつかは終わりが来るのが現実の地獄の良いところである。ご子息を手早く滅多打ちにし、しかし意識を飛ばさない程度には加減をし、だらだらと地獄を長引かせていたのだが、ギャラリーの方に飽きが来た。もうそんな出涸らしのような相手は捨て置いて、次は俺の相手をしろと、骨のある血気盛んな騎士が立候補しだしてしまった。結局その日は、剣聖との手合わせ会になってうやむやになった。 　翌日、シルベストは実家呼び出しを喰らった。呼び出した相手は母だ。 「シルベスト、あなた、スフィアの流言飛語をふかしていた伯爵家のご子息を滅多打ちにしておいでですって？」 「お耳が早いですね、母上」 「あなたが遅いんですよ。私が塩湖を買収して、伯爵領のガラス工場からふんだくってやろうと思ったのに、もう、これではやりすぎになってしまうじゃないの」 　あんな大騒ぎをして、スフィアの耳にも入っていますよ。そう言って、部屋に控えていたスフィアを示す。発言を促され、彼女は丁重な謝意を述べた。聡明なるスフィア嬢は、シルベストの意図を正確に理解していたようだ。昨夜のうちにアメリアへ事の次第を説明し、シルベストへの礼の機会を待っていたらしい。なに、結果としてそうなったまでのこと、偶然さ、とシルベストはことさらにのん気者の顔をして、とぼけてみせる。デマの仔細が彼女の耳に入らなければいいと思っていたが、この様子では彼女は全てを理解しているのだろう。毅然とした彼女の振る舞いからは、さしたる動揺を感じ取ることはできなかった。 　報復を案じ、今後の接点などは無いかと確認してみると、スフィアはすぐさま否定した。正直なところ、名前を聞いても個人としてはぴんと来ず、ただ、と彼女にしては珍しく言い淀む。続いた言葉は「剣聖と剣を交わせるなんて羨ましいな、と思ったくらいです」だった。おべんちゃらではない、ひとつだって嘘のな
November 3, 2025 at 5:30 AM
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シルエルのはずだが、スフィアの株があがる話になってしまった、まあシルエルのふたりはスフィアが生き生きやってる話が大好きでしょうからね
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トークテーマ：最近面白かったこと 「最近面白かったことはある？」 　王族から最も振られたくないトークテーマのひとつだが、シルベストにとっては単に親友との酒飲み話に過ぎない。 「このところ、俺の中でのスフィア嬢の評価が右肩上がりな話をしましょうか」 「ああ、デイビッドの婚約者だよね」そして、君の元婚約者候補でもある。エルハーシャは愉快そうに目を細めて、ごく一部の人間しか知らない情報を、さらりと言った。聞き返されたシルベストも、臆するところはなく、あっけらかんと肯定する。 「そうですそうです、ぷらぷらほっつき歩いて家にも帰らない不真面目な長男には、あんまりにも出来すぎたお嬢さんだということで、真面目な次男との婚約がふさわしいだろうとすんなり落ち着きました」 　剣聖と名高いシルベストからの「出来すぎた」という評価に、誰も異を唱える ものはいないだろう。彼女は学園の卒業を待たず、女王陛下の直属護衛騎士に抜擢された。外交が多い女王陛下への帯同は、基本的に女性騎士が担う。侍女の役割とは明確に区別されているが、時には秘書としての振る舞いも求められる。そのため、女王陛下の直属護衛は文武に長け、爵位階級のマナーや慣例、社交界の政治にも通じている人材でなければ務まらない。そんな職位に、最年少で抜擢されたのが話題の中心人物であるスフィアである。 　しかし、そんな引き立てを見ると、どう考えても同じ土俵に立つ器ではないのに、無用の嫉妬心をたぎらせる者は、どこにでもいるものだ。 　とある伯爵家のご子息が、スフィアを名指しで品評していた、とシルベストは語り始める。品評といっても批評の体をなしていない、難癖のような罵倒である。やれフォームがおかしいの、抜擢には不正があるの、果ては舅にあたる騎士団長に取り入っているだのと、妄想の羅列である。所詮は女、護衛に際してもいざとなれば体を差し出せば丸く治るのだから、気楽で羨ましい、と聞くに耐えない話をぺらぺらと取り巻きにまくしたてていたところ、運悪くシルベストが通りが かったのである。ちょうど彼が、彼女と自分の力量は相違ないのに、性別で女王陛下に抜擢されるなど、差別的である、と口にしたところであった。 　さて、デイビッドの婚約者ということは、シルベストにしてみれば、弟嫁である。未来の身内である以前に、そもそも面識のある相手だ。ましてや本件において、スフィアに一切の非はない。そのような相手を、妄想たくましく悪し様に罵らせておくのは、騎士として恥ずべき行ないである。なお、騎士団は私闘を固く禁じているが、指導や昇格試験、訓練や力量を測る目的において、双方の合意があった団員同士の「模擬戦闘」はその限りではない。 　さっと顔色を変えた伯爵子息に、人懐こくやみくもに明るい様子で、シルベストはじゃれついていく。 「剣か？　剣の話をしてたか？　俺も混ぜろよ」 　あからさまにほっとした表情になるご子息に、シルベストは剣のことしか頭にない、腕っぷしばかりの明るい馬鹿の顔でこう言ってのけた。 「そういえば貴殿とはまだ剣を交わしたことがないな、いい機会だ、模擬戦とい こう、さあご自慢の剣をとりたまえ！」 　当然すでにがっちりと肩を組んで、逃げ出すこともできないように捕獲済みである。いや肩の調子が、などとへどもどするご子息の声を、いやあ楽しみだなあ！　と馬鹿馬鹿しいほどにでかい声でかき消す。ついでにシルベストのでかい声に注目した騎士団員に向かって、おおい、この御仁が模擬戦を引き受けてくれたぞ、と喧伝する。めったにお目にかかれないお方だ、皆を集めてくれ、と追い討ちをかけることも忘れない。 　訓練場に手早く引きずってくると、シルベストは腰の剣をすらりと抜いた。当然のことながら、真剣である。訓練用の木刀を使うものと思っていたご子息は、すでに顔色が青を通り越して、土色になっている。真剣は禁じられているのではないかと、異議申し立てを試みるものの、叙勲された者は真剣の利用許可が出せるんだ、いやあ貰っておくものだよなあ、と即座に逃げ道を塞ぐ。シルベストの意図を察した騎士団員たちは、彼のぬけぬけとした物言いに、笑いを隠しきれていない。
November 3, 2025 at 5:29 AM
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表紙の叩き台作った、前回と対になるような作りがいい
本の装丁案、タイトルは「隣人たち」
November 2, 2025 at 5:57 AM
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私の好きな暗闇に立ち尽くすムーミン、この黒が好き
ムーミンのポストカード、開け放たれた窓とその向こうの暗闇を前に立ち尽くしているムーミン
October 27, 2025 at 4:45 AM