しゅにっつぇる(和名:揚げたビーフ)
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しゅにっつぇる(和名:揚げたビーフ)
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ウィーンの揚げたビーフです。
分室を作ってみました。
こちらでは考察などの文章を中心に上げていこうと思っています。
X:@schnitzel_san
ドイツのプロバイダがよく使うFritzB◯xというメーカーのモデムルーター。オーストリアの某プロバイダが知人に送ってきたものが、なんとすでにSSIDやパスワード等諸々の設定が初期設定からことごとく変更された状態の代物だった。しかも変更された後の設定情報はどこにもない。当然無線LANも繋げられない…という状況で私にSOSの連絡が入った。知人がプロバイダのサポートに問い合わせると「まずブラウザのアドレスに◯◯◯と入力し、モデムに貼ってあるシールのパスワードを…」と返事をしてきたという。いやいや、それができないから聞いてるんですよ(ということは、知人にはわからないのだ)…
December 14, 2025 at 9:13 PM
職場でePaperのreMarkable Paperでノートを取っている人を見て、かなり使えそうだと思って調べてみたら、値段の高さにびっくりした。そういやこの人、世が世なら高貴なお方だったんだろうなあという19世紀欧史で超メジャーなファミリーネームのお方だった…。
わたしが使うとしたら、UIが日本語化できるSupernoteあたりかな…とつい一生懸命調べてしまうデジタルオタク。
November 9, 2025 at 10:20 AM
しょっちゅうカバンの中にそのまま放り込んでいるKindleのスクリーンセーバーとして、ハンナさんとちっこい大佐とユイナーのお引越し画像を設定してみた。…ということで、察せる人は察してくだされ。
October 27, 2025 at 10:40 PM
最近『血の轍』を一気読みして、あらためて精神疾患に属する表現が漫画と親和性があるということを実感した。言語化できない・されないからこそ生じる恐怖や不安は、映像として表現するのが適している。(ちなみに鈴木マサカズの『子供を…』や、啓蒙漫画『Shrink』の精神疾患表現は、視点者の足場が常に安定しており、言語化済みと言えると思う)
ところで、押見修造作品と山岸凉子作品は同じ幹から生まれている感があるというのは、すでに誰かが指摘していることだろうか…。
October 20, 2025 at 10:14 PM
2年前に買ったYubikeyは、Yubikey 5 NFCのはずだったのだが(Amazonの購入履歴にはそうある)、OTPが入力できないことが最近わかった。Yubico Authenticatorで確認すると、これはSecurity Key NFCだと表示されている。当時はOTPが必要なかったため、気付かなかったのだ。
悔しいが仕方ないので、今度こそとYubikey 5 NFCを購入した。Yubikeyはファームウェアのアップデートができないため、このような場合は買い替えるしかないのが、なんとも…。
October 14, 2025 at 7:12 PM
De◯pLの日本語校正機能、いつの間にか実装されていると思ったら、すでに凄いレベルだ…
自分の文章を入力してみたら、めちゃくちゃ納得できる改善案を出してこられて、「自分の文章って一体なんなんだ」という気分になっちゃう程度に、すごい。
October 8, 2025 at 9:12 PM
EU圏内用のユニクロサイトから服を購入したら、発送元がウィーンに近いオーストリア国内からだった。そこに倉庫があるようだ。…ということは、ユニクロウィーン店もこの先ありうる?
それはともかく、よく知られているとは思うけれどEUサイズは日本サイズよりワンサイズ上+αなので、その点は注意したほうがいい。
October 4, 2025 at 11:36 AM
独語翻訳関係者なら絶対お世話になっている「wadoku.de」。
わたしは普段からオフラインでも使えるようにサイト全体をEPWING化したデータをスマホに入れて、辞書として使っているのだが、このデータ、オフィシャルでは2012年版で更新が止まっている。幸い当時の変換スクリプトが公開されているので、最新のサイトxmlダンプを使ってEpwing用htmlに変換を試みた…が、スクリプトが古いのか、どうもうまくいかない。
Perlの勉強がてら、数時間粘ってなんとか使える程度のEpwingデータができた。こういうときにChatGPTは本当に役に立つ先生だ。最後はなんだかお互いの健闘を称え合ってた。
September 25, 2025 at 12:33 AM
じぶんの「コレジャナイ」感は、本当に求めるものへの羅針盤となる。(こともある)
August 12, 2025 at 1:39 PM
Xのフォロワーさんの投稿から知り、突発的に観に行ったオリジナルミュージカル『コレット』。基本的には2018年版の映画からのアダプテーションのようだが、(1991年版の映画の影響はあまり感じなかった)個人的には去年の『ゴーストアンドレディ』で感じたのと同様、現在の日本のメジャーエンターテイメントが利益を出すための「枠」のありようを見せつけられたと感じた。そんなわけで思いつくまま書いてみる。
August 12, 2025 at 1:37 PM
先日のHGMの講演「墺洪軍におけるセクシュアリティ」だが、わたしの予想では、講演者が目指しているのはこちらでも話題にしたジェフリー・シュナイダー(『ユニフォーム・ファンタジー』2023年・対象は独帝国、主にプロイセン)の墺洪版のようだ。まずは墺洪時代の「一般的な」性常識にはじまり、軍における性病予防対策、そして軍内部の性暴力を含む暴力の構造と続いた。
June 30, 2025 at 9:44 PM
ようやくまとめられたので、Xのほうで予告していた、先日の講演会のまとめ、行きます。怒涛ですみません。オタクの早口だと思って聞き流していただければ。
June 30, 2025 at 9:34 PM
保守右派の首相の禁止「にもかかわらず」きょう、ブダペストで最大のプライドパレードが無事平和に行われた。オーストリアでも大々的に報じられ、ほっと胸を撫で下ろす。わたしが昨年の今頃読んでいた『クィア・ブダペスト』のアニタ・クリメイも、現在のハンガリーで研究の自由が政治的に狭められることに対する抵抗を強く打ち出していた。彼女もきっと微笑んでいるだろう。
bsky.app/profile/schn...
『ユニフォーム・ファンタジー』の次は、月森さんがご紹介されていたこの一冊を読んでいる。
扱う時代は墺洪時代から1961年までと幅広いが、やはりブダペストが「世界都市」の座を謳歌していた墺洪〜戦間期の事象についての扱いが多いので、わたしの関心に応えてくれそうだ。
June 28, 2025 at 8:34 PM
完結記念ということで、『ミドリノバショ』まとめて全巻購入。ナインボールをテーマにしたマンガで、きちんと9巻で終わらせる、本当に計算し尽くされたゲームのように気持ちの良い作品だった。
本編も当然だけれど、コミック版ではキューやタップ、グローブの解説までついていて、わたしのような永遠の初心者にはありがたい限り。岡Qさんのビリヤード愛が伝わってくる。自分が好きなものを読み手にも好きになってほしい、という気持ちが。その姿勢は教育者のようですらある。
個人的には、なにかを作るなら、自分の愛するものについて描きたい・書きたいという姿勢をしっかり受け取った。ビリヤードは全然上達しないわたしだけれど…。
June 21, 2025 at 6:12 PM
半世紀以上の人生で一番打ちのめされていた頃、ウィーンで旧東欧系のアクセントの物乞いに金をねだられたことがある。弱っていたせいで無視することも出来ず「ごめんなさいね、無理」と通り過ぎようとしたら「あんた、ごめんなさいなんて思ってもいないんだろう!」と食ってかかられたことがある。弱い立場にいる人間は、自分より弱いと思える人間に対していくらでも暴力的になれるし、それこそが差別の構造の成り立ちなんだとつくづく感じた。強く見せることが、強さそれじたいではなく自衛のしぐさなのだということも。
June 20, 2025 at 6:56 PM
文章にも「不気味の谷」はあると思う。AIの文章には独特の匂いがある。人が書いたもんじゃないなと感じられる薄ら寒さが。おそらく誰もが感じていると思うんだけれど…これって精神医学の「プレコックス感」や、ヴィトゲンシュタインの言う家族的類似と近いなにかから生まれる感覚であり、数値設定できないものなので、ある文章がAI文章であることをプログラムが確定判断できないというのもわかる。職種によっては悩ましいところだけれど。
June 20, 2025 at 6:27 PM
今日はふと思い立ってバーデンまで遠出をしてみたのだけれど、ウィーンを離れ、緑が増えると同時に青いF党(極右)のプラカードがどんどん増えてくる。そして電車に乗ってくる餓鬼がチンチャンチョンと言ってくる。(これは東洋人に対する「イジリ」。一度でいいから「それは日本であんたが自分はドイツ語話者だと言ったら「ハイル・◯◯◯ー!」と言われるのと同じようなものだよ!」と言ってやりたい)。確かにコロナ以降、ウィーンですら東洋人の数が目に見えて減ったという体感がある。墺でも都市部以外は、多民族文化とは縁のない場所が多いのだろうと感じた。でもまあ、どんな国だってそんなもんだよな、と思いつつ。
June 20, 2025 at 6:14 PM
日本のどこぞで外国系住民が増えて治安が…と言っている人に、ウィーンに来てもらいたいと思う。観光地区ではない街で、耳を澄ますとドイツ語以外の言葉のほうが多数のような地区に。ケバブ屋とブレク屋が角ごとにあっても、この街でオーストリアらしさがなくなるということは決してない。他者を放っておいて、自分もそこそこにいい加減というゆるさが。
June 8, 2025 at 9:28 PM
ウィーンは毎月第一日曜日が博物館無料の日だが、知人に頼まれて軍事史博物館の案内をしてきた。現在HGMは一階左の第二次大戦・墺洪海軍展示室および二階右の30年戦争〜マリア・テレジア時代の展示室が改装中なので、残った展示室はナポレオン戦争から1918年までという、わたしの得意分野まるごとなのだ。(わたしの場合、むしろここだけでいい)
June 6, 2025 at 8:44 PM
今年もいろいろ新しいマンガや作品に出会ってきたけれど、今年前半で個人的にど真ん中だったのは圷見南子さんの『カミング・ホーム』だった。ミリタリー系BL…といえばそうなんだろうけれど、これぐらいのニュートラルな(あるいは、ドライな)立ち位置からの描き方がいい。この立ち位置、どなたかを思い起こさせる…ワカサトさんか!と思ったら、あとがきで彼女の名前が出てきて、自分の直感にちょっと驚いた。
June 6, 2025 at 8:33 PM
もうそろそろ時効なんで書くけど、オーストリアで日本語を習っている人って、可哀想な家庭環境の人が多いって聞いたんですけど本当ですか?と日本で大学院に行っている若い学生に聞かれたことがある。可哀想ってなに?と聞くと、片親だけとか両親が離婚したとかミックス家庭だとか「普通の家庭」じゃない人…とのこと。ふーん、それが「可哀想」なんだ…。きみがいう「普通の家庭」には可哀想なことはないのか…ふーん…。
May 14, 2025 at 9:35 PM
観光客がコロナ前の状態にすっかり戻り、1区の真ん中を行くバスはごった返す人でなかなか進めない。それにイライラした運転手がウィーン方言で悪態をついている。運転手の横のドアから降車するときに思わず「ウィーン方言の良い授業になりました」と言ってしまった…運転手のぽかーん顔をあとに、マインルに向かった。なにやってんだ、わたし。
May 8, 2025 at 10:37 PM
PCレスキューで、クライアント(墺)の妻(日)から「夫が、チーペックとローというのがあって、ローができないと怒っています」というメッセージを受け取り、一瞬悩んだあとに「jpegとRawだ!」と気づけた自分を今日は褒めてあげたい。電話サポートの人を尊敬する気持ちが高まった。
May 6, 2025 at 8:32 PM
アメリカ人がテレビで「ヒトラーは海戦について全く知識を持っていませんでした。なぜなら彼はオーストリア人だったからです」と真顔で言っていて、失笑してしまった。あのね、彼が幼少期を送った墺洪国にはきちんと海軍がありましたよ…こういうの、誰かチェックしないのかね…。
April 19, 2025 at 7:57 PM
日本人のかなしみでBとWの発音の差が微妙なので、Bahn(鉄道)と言っているのに、Wahn(妄想)と発音していると勘違いされて、警戒顔で「…何のこと?」と聞き返される in ベルリン。墺ではそこまで最初から警戒されることはないのだけれど…

あの「よくわかんないんだけど顔」にはちょっとクセノフォビアが混じっているような気がする。じぶんも日本語を使おうとしている外国人に対して、ああいう表情はしないようにしようと思う。
April 18, 2025 at 1:12 PM