フェリックス清香
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フェリックス清香
@sayakafelix.bsky.social
ライター・ブックライター・編集・翻訳|在仏|子なし
お手伝いした本:『理念経営2.0』、『ウェルビーイングの魔法』。好き→文学&児童文学、ギフト経済、発酵、アート、合気道。ここではなるべく好きなことを。小さいおじいちゃん犬を飼っています。

いろいろまとめ→ linktr.ee/sayaka.felix
サン・トロペの帆船デー。たくさん帆船が来ていたのだけれど、風が弱かったからか、見ていた港にはあまり近づいてくれなくて残念。
小さな頃に厳しく躾けちゃったから、おじいちゃん犬カシスはほとんど鳴き声をたてないのだけれど、このところちょっと鳴く。木管の笛みたいな、クワンという高い鳴き声。寒いとか、お腹が減ったとか、トイレに行きたいとかいうときの要求鳴き。船を見ていたらクワンと鳴いたあと、しきりに舌なめずりをするので、ぬるめの白湯を飲ませて毛布をしっかり包み直した。
November 10, 2025 at 6:29 PM
本格的に寒くなる前にと、18歳半おじいちゃん犬カシスの毛をトリミングした。もっこもこのボッサボサで、このまま真冬に突入したら犬の形が保てないのではないかと心配したので。長く立ったり座ったりさせられないから、横に寝かせたまま切ったり、抱き抱えながら切ったりして毛だらけになった。もう一匹生み出せるのではないかと思うぐらい切った。上手にはできなかったけれど、清潔さは保てるから、よしとする。その後、お風呂にも入れた。冷やさないように洋服を着せて湯たんぽで温めている。去年、血行が悪くなっているのに気づかず、耳の縁を霜焼けにしてしまったからと、夫がしょっちゅう洋服のフードに耳を入れるのがおかしい。
October 28, 2025 at 10:45 AM
ちょいとやりすぎではあるまいか。
October 25, 2025 at 10:07 PM
ポール・シニャック「サン・トロペの港」に描かれたアングルを探すべく、黄色とオレンジの教会を目印に歩いた。おそらく3枚目が一番近いけれど、漁船と帆船が浮かんでいた港は今やクルーズ船やモーターボートがいっぱい。1枚目が一番、当時の雰囲気をうつすもののような気がしている。
October 3, 2025 at 8:13 AM
わー⭐️ ご覧になったのですね!!私もあの星がすごくいいなと思ったんです。星形をくっきりとは撮れなかったから、sfさんにしかわからないかもしれないけど🤭
September 30, 2025 at 5:17 PM
マダムはやはり地元生まれで、少なくとも七代前からサン・トロペに住んでいたとのこと。ポール・シニャックが「静かな漁村」だったこの地で絵を描いたという話をよく聞くけれど、実はサン・トロペにはその当時から20世紀頭まで長距離航海の船長を育てる学校があり、マダムのおじいさんはそこで学び、戦時中にアジアで船が爆撃されたとのこと。「艦長は、乗組員全員の避難を確認してから、最後に船を離れなければならないから、名誉の戦死をしたの」とおっしゃっていた。たぶん第一次世界大戦のこと。今や高級ブティックが立ち並ぶ観光地のサントロペは、船に命をかけ、世界中の港を知る人が学んだ場所でもあったんだなあ。
September 23, 2025 at 1:03 PM
サン・トロペに全然関係ない投稿だったので、サン・トロペで撮った写真をつけます。地元のマダムが10数匹の小型犬をノーリードで散歩させていて、観光客がおもしろがってぞろぞろついていったり犬を触ったりしているところ。当然私もついていった。
1匹、まだ若いのかマダムの指示を無視していろんな人に愛想を振り撒きまくるポメラニアンがいて、「テネシー!テネシー!こっちに来なさい!来なさいってば!テネシー!」と叱られていた。そんなテネシーは写真ではマダムの右脇に抱えられています。
September 18, 2025 at 12:29 PM
いちじくがどんどん実るけど誰も食べないし、鳥も蟻も間に合ってるみたいだから、干してみる。

聖書に、いちじくの木に実がなっていないのを見てイエス様が「二度とこの木に実がならないように」と呪いをかけたという話があるけれど(マタイ・マルコの差等はライターの私としては「その時代、細かいとこは気にしても仕方ないよね」と思う立場)、ちょっとわかる気がする。イスラエルではいちじくが5回収穫できるという。今の家にある木も朝晩2回収穫したって取り切らないほど、たくさん実る。取りきれないから、そのまま放置することになる。葉が茂っているのに食べられる実が1つもないなんて、すごい強欲だとも言えそうだ。
September 5, 2025 at 8:27 AM
庭のいちじく、なり始めた!ベビービーフとスモークサーモンとともに食べるのが好き。
August 28, 2025 at 1:40 PM
7月中の目標は湖で泳ぐこと。車で40分くらいのところに、フランス屈指の「泳ぐのに最高の湖」があるから。でもなかなか行けず、目標未達になりそうだったから、妥協して徒歩5分の湖で泳いだ。皆さん車でやってきて泳いでいるし、これも体験。
湖の幅は120mくらい。泳ぎ渡れるでしょと思ったのだけど、真ん中辺りまで泳いだら、急に怖くなった。でも足つかないし、やめるってわけにもいかない。ようやく対岸にたどり着いたら、近くで飛び込みをしていた男の子に「すごいね」って褒められた。パドルボートで渡る際、湖の真ん中で1mくらいの魚を見たんだって。気をよくして、復路で溺れたら助けて、と思いながら戻った。
August 1, 2025 at 4:00 PM
毎朝の、おじいちゃん犬18歳との抱っこ散歩の道。ローマ時代にかけられた橋がゴール。湿った土やタイムの匂いなど、いい匂いがするから、この子は散歩に行きたいのだと思う。この辺りはプロヴァンス・ヴェール(緑のプロヴァンス)と言われている。この地域の森林率は、日本全土とほぼ同じらしいから、日本は木が多いんだなあ。

ローマ時代から近世にかけて、ヨーロッパの多くの地域で木が伐採されて大幅に森が減った。19世紀以降、フランスでは植林が国をあげて進められて、気候条件が合ったところは森が増えたらしい。ジャン・ジオノ『木を植えた男』みたい。でも、森が戻らなかった地域もたくさんある。ここは幸運だった場所。
July 31, 2025 at 8:53 PM
18歳の老犬を連れて旅に出る人はあまりいないと思う。でもうちの犬は生まれたての子山羊のようにヨロヨロでも抱っこ散歩に行きたくて戸口の前に立つ子だし、預けられないし、仕事があるし、でサルデーニャ島に連れて行った。死を待つような感じになるのが嫌だったし、旅で死んだとしてもこの子らしいと思って。ただしフェリーで、現地の獣医さんも調べて。結果、船旅は老犬に最適だった。車のまま船に乗り込め、そのまま客室に入れる。レストラン等どこにでも連れて行ける。とはいえ無理させたかなと思いきや、気候が合ったのかえらく元気になってしまい、20歳ぐらいまで生きられるかもしれない。介護に正解はなく、迷いの中に倫理があるな。
July 24, 2025 at 6:33 PM
これはご飯を食べたことを忘れてしまい、家中を歩き回り私の足を踏んづけてご飯を要求した挙句、拗ねて固まった愛犬18歳。私は料理中だったんだもの。このあと少し食べさせて、蜂蜜入りタイムティーを飲ませたら、ご機嫌な様子で眠りました。
July 5, 2025 at 11:37 AM
近くの穴場的なビーチへ。日差しは焼けつくようだけど、風は冷たくて私は長袖2枚着ていたのに、たくさんの人が泳いでいた。古本エクスチェンジのボックスがここにもあった◎
May 10, 2025 at 10:43 PM
マルセイユへ。私たちにとっては都市の方が生きやすいかもなあ。おじいちゃんカシスを見て、胸を押さえてしゃがみ込む人がいた。よくわかりましたね、愛の化身です。
May 6, 2025 at 7:54 PM
所用でドラギニャンという都市に行ったついでに、ドルメン(巨石墓の一種)を見てきた。紀元前2500年前のもので、「Pèira de la Fada(プロヴァンス語で"妖精の石")」と呼ばれている。O.Rメリング『歌う石』を思い出す。ドラギニャンという地名も「僧侶の聖Hermentaireがドラゴンを退治して人々を救った伝説によるもので、ラテン語の“Draco/Draconem”(ドラゴン)に由来するというから、なんとなくファンタジーめいている。

こういうアニミズムの痕跡的なもの、好き。世界中に似た感じのものがあるのもうれしくなる。これを「妖精の仕業」にした点にハイネの『流刑の神々』を思う。
April 14, 2025 at 7:21 AM
おじいちゃん犬カシス、18歳になりました。晴れた日の昼間は家や庭ならまだぴょこぴょこ歩けます。まだもう少し、一緒に世界を感じようね。
April 7, 2025 at 7:22 AM
冬時間が終わる。もうここまで来たら大丈夫。ムスカリもたくさん咲いているし。
March 29, 2025 at 9:32 PM
お出かけしようとしたら激しく雨が降ってきたので途中で引き返した。家の近くまで戻ったら、雨はまだ降っていなかったから、隣村に行ってみた。なかなかいい村だった。1枚目は昔の共同洗濯所みたいな場所。
March 23, 2025 at 9:23 PM
咲いた咲いた!野生のプラムなんですって。小ちゃいプラムがなるよと大家さんが教えてくれた。
March 8, 2025 at 10:22 AM
あと少しで咲く。花柄が長いから桜の仲間かなと思うんだけど…
桜やアーモンドや杏の花が咲くとNetflixでジブリの「かぐや姫の物語」を延々と見続けたくなる。雑草が、ちゃんと日本の、見覚えある姿で描かれていてぐっと来る。
March 1, 2025 at 9:28 AM
かわいい番地お知らせプレートが好き。(しかしここはバハマではない)
January 15, 2025 at 10:23 AM
大掃除は今月引っ越し前にやったし、私は仕事を納めないし、晴れてわりと暖かかったから、週末は海を見に行った。場所選びを間違えて、軍が解体する船を放置している場所に行ってしまった。でも水は透き通っていて魚がたくさん見られたし、山沿いに建つ家の灯りが海に映えてきれいだったし、何より夫とともに記念撮影しようとしたらおじいちゃん犬が歩きだしたので、良い日だったと思う。
December 30, 2024 at 11:04 AM
老犬の調子が最近とてもいいので、海沿いの街まで行った。海の目の前のレストランに入ったら店内に小鳥が入ってきていて、隣のテーブルのマダムがおしゃべりしながらパンで小さなボールをたくさん作ってテーブルに置いていた。私も老犬にちょっとだけパンをあげた。
写真は、パンがもらえるのを待つ鳥、大統領の夏の避暑地のブレガンソン要塞、「フランスで最も美しい村」の1つボルム=レ=ミモザの街並み、街の中で見かけたクリスマスのクレッシュ。
December 21, 2024 at 10:26 PM
この村にはパン屋があるのよね、と買いに行ったら、午後にはながーい中休みがあるらしく、閉まっていた。そうしたくなるのもわかる、人気のなさ。誰とも会わなかった。夏のバカンスシーズンにはよさそう。商売っけがなくてゆっくりできそうだから。
December 15, 2024 at 11:19 AM