言語学者によるエッセイ。言語学と文化人類学の交差地点という感じで、読んでいて楽しかった。
日本で生活に根付いている呪文(おまじない)ってほとんど知らないなぁと気づいたので、書店に行ったら民俗学コーナーで本を探してみよう。
#読了
言語学者によるエッセイ。言語学と文化人類学の交差地点という感じで、読んでいて楽しかった。
日本で生活に根付いている呪文(おまじない)ってほとんど知らないなぁと気づいたので、書店に行ったら民俗学コーナーで本を探してみよう。
#読了
クミンの香りとピーマンとセロリが合わさるとこんなおいしくなるなんて想像もしなかった。しかもごはんにも合う。すごい。
クミンの香りとピーマンとセロリが合わさるとこんなおいしくなるなんて想像もしなかった。しかもごはんにも合う。すごい。
下処理なしでも臭みないし、台所も魚臭くならないし、身がふわふわで食べやすいし、家で魚料理を作るハードルがぐっと下がってありがたい。旬のうちにまた作ろう!!
下処理なしでも臭みないし、台所も魚臭くならないし、身がふわふわで食べやすいし、家で魚料理を作るハードルがぐっと下がってありがたい。旬のうちにまた作ろう!!
作品としての写真ってちゃんと見たことなかったから難しかったけど、楽しかった。
作品としての写真ってちゃんと見たことなかったから難しかったけど、楽しかった。
「―露地の細路駒下駄で―」
登場人物たちの濃密に絡み合う情が、美しい文章で綴られていく。当時の日本橋あたりの風景なんて知らないのに、正直わからない箇所も多いのに、そこにいるような気になれるから、泉鏡花の紡ぐ言葉は魔力を持っているのだろう。
つくづく、2023年のシネマ歌舞伎上映を見に行けなかったのが悔やまれる。
#読了
「―露地の細路駒下駄で―」
登場人物たちの濃密に絡み合う情が、美しい文章で綴られていく。当時の日本橋あたりの風景なんて知らないのに、正直わからない箇所も多いのに、そこにいるような気になれるから、泉鏡花の紡ぐ言葉は魔力を持っているのだろう。
つくづく、2023年のシネマ歌舞伎上映を見に行けなかったのが悔やまれる。
#読了
静かに風景が映し出される窓をずっと眺めているような感覚になる歌集でした。連作は「虚花集」「光の人」「星ふるふ」が好き。お気に入りの歌は以下の4首。
星を聴く器官をたれももたざるに解剖なれば脳切りつくす
眠りなさい かくばかり世を見つめては眼から椿になつてしまふよ
ざくろ割れば粒ごとに眼のひらきゆき醒めてかをれる果実のねむり
東京の隙間に葛の踊りつつ溺れつつ夜の風深くなる
#読了
静かに風景が映し出される窓をずっと眺めているような感覚になる歌集でした。連作は「虚花集」「光の人」「星ふるふ」が好き。お気に入りの歌は以下の4首。
星を聴く器官をたれももたざるに解剖なれば脳切りつくす
眠りなさい かくばかり世を見つめては眼から椿になつてしまふよ
ざくろ割れば粒ごとに眼のひらきゆき醒めてかをれる果実のねむり
東京の隙間に葛の踊りつつ溺れつつ夜の風深くなる
#読了
TLに泉鏡花ファンが増えたのがひそかに嬉しくて、わたしも久しぶりに読もうと思って、2年前に買ったままだった『日本橋』を引っ張り出した。けっきょく映画も見に行けずじまいになってしまったな……。
TLに泉鏡花ファンが増えたのがひそかに嬉しくて、わたしも久しぶりに読もうと思って、2年前に買ったままだった『日本橋』を引っ張り出した。けっきょく映画も見に行けずじまいになってしまったな……。
一人一票の多数決よりも、より良い意思集約の方法はあるし、実際に制度として落とし込んでいる国もある。しかし、それらを今の日本で実装する手順を想像すると、あまりのハードルの高さにめまいがする。制度の限界と人間の限界の両方を理詰めで淡々と突き付けられる内容で、手詰まりであると感じてしまった。
現行制度を改善できる余地があるのは救いだと思いたいが、いつまでその希望を信じていられるだろうか。
#読了
一人一票の多数決よりも、より良い意思集約の方法はあるし、実際に制度として落とし込んでいる国もある。しかし、それらを今の日本で実装する手順を想像すると、あまりのハードルの高さにめまいがする。制度の限界と人間の限界の両方を理詰めで淡々と突き付けられる内容で、手詰まりであると感じてしまった。
現行制度を改善できる余地があるのは救いだと思いたいが、いつまでその希望を信じていられるだろうか。
#読了
きらびやかな着物や持ち物の展示を見てはなやいだ気持ちになったけど、その裏には数え切れないほどの苦悩があったんだよなぁ。
きらびやかな着物や持ち物の展示を見てはなやいだ気持ちになったけど、その裏には数え切れないほどの苦悩があったんだよなぁ。
どこまでいっても、他者はどうしようもないほどのたしかさで他者である。一見ポップで、さらっと読めてしまうけど、何度も読むと見える景色が変わってくる一冊だった。
「序文、あるいは未来都市の火災」と「かいぶつ が あらわれた」が特にお気に入り。
「かいぶつ が あらわれた」はお話もだけど、英語タイトル(サブタイトル?)が“Alone in the Ark”になってるのも好きなポイント。
#読了
どこまでいっても、他者はどうしようもないほどのたしかさで他者である。一見ポップで、さらっと読めてしまうけど、何度も読むと見える景色が変わってくる一冊だった。
「序文、あるいは未来都市の火災」と「かいぶつ が あらわれた」が特にお気に入り。
「かいぶつ が あらわれた」はお話もだけど、英語タイトル(サブタイトル?)が“Alone in the Ark”になってるのも好きなポイント。
#読了
初めて食べる味がたくさんで、楽しくておいしかった✨
ふだんあまりお酒飲まないけど、せっかくなのでエチオピアハニーワインを飲んだ。現地ではとてもポピュラーなお酒だそうで、甘くて飲みやすいけど飲んだときに鼻に抜ける香りが独特。インジェラという主食は単体で食べると酸味が強めなのに、シチューと一緒に食べるとすごく相性がよくて、食べ合わせって面白い。
お気に入りはレンズ豆のシチュー。香草が効いてておいしかった。
初めて食べる味がたくさんで、楽しくておいしかった✨
ふだんあまりお酒飲まないけど、せっかくなのでエチオピアハニーワインを飲んだ。現地ではとてもポピュラーなお酒だそうで、甘くて飲みやすいけど飲んだときに鼻に抜ける香りが独特。インジェラという主食は単体で食べると酸味が強めなのに、シチューと一緒に食べるとすごく相性がよくて、食べ合わせって面白い。
お気に入りはレンズ豆のシチュー。香草が効いてておいしかった。
クラージュコートはノーマークだったけど、着たらめちゃくちゃピンと来て、試着の醍醐味を味わえた。
魅惑のパニエは動くと裾からチラッと花柄が見えるの素敵だったなあ。
コートは今年の販売開始時にお迎えできるように、今から貯金がんばるぞ〜!!
クラージュコートはノーマークだったけど、着たらめちゃくちゃピンと来て、試着の醍醐味を味わえた。
魅惑のパニエは動くと裾からチラッと花柄が見えるの素敵だったなあ。
コートは今年の販売開始時にお迎えできるように、今から貯金がんばるぞ〜!!
ゲッティンゲンで繰り広げられる、記憶をめぐる旅。読み始めたときは、とても静かな作品だなと感じていたのですが、幾重にも時間や距離や感情が重なっていって、最後にはたしかな熱を持っていました。
小ネタがたくさん仕込まれていて、文学や絵画に詳しいともっと楽しめる感じがしたので、精進します。
著者の他の作品も読んでみたい。
#読了
ゲッティンゲンで繰り広げられる、記憶をめぐる旅。読み始めたときは、とても静かな作品だなと感じていたのですが、幾重にも時間や距離や感情が重なっていって、最後にはたしかな熱を持っていました。
小ネタがたくさん仕込まれていて、文学や絵画に詳しいともっと楽しめる感じがしたので、精進します。
著者の他の作品も読んでみたい。
#読了
他にも気になるケーキがたくさんあったので、また買いに行きたい
他にも気になるケーキがたくさんあったので、また買いに行きたい
ブーグローの「小川のほとり」が、描かれている少女がほんとにそこに座っているようで、ここまで存在をどっしり感じる人物画は初めてでとても印象に残った。
ブーグローの「小川のほとり」が、描かれている少女がほんとにそこに座っているようで、ここまで存在をどっしり感じる人物画は初めてでとても印象に残った。
最初が泉鏡花の「龍潭譚」で、ちょうど躑躅が満開の時期に読み始めてのんびり読了。うっかりしてると暗闇に魅入られてしまいそうな一冊でした。復刊していただけたの本当にありがたい。
初めて読んだ作品の中だと、日影丈吉「猫の泉」、山本修雄「ウコンレオラ」がお気に入り。
#読了
最初が泉鏡花の「龍潭譚」で、ちょうど躑躅が満開の時期に読み始めてのんびり読了。うっかりしてると暗闇に魅入られてしまいそうな一冊でした。復刊していただけたの本当にありがたい。
初めて読んだ作品の中だと、日影丈吉「猫の泉」、山本修雄「ウコンレオラ」がお気に入り。
#読了