呪文を呪文たらしめるものはなにか、という問いに答える前段階の、民族学研究の聖地ルーマニアの魔女がどんな存在か、どのように魔術が行われるか、を説明するパートが面白い。ロマは外向けの魔術と自分達で行う内内の魔術を使い分けるとのこと。
呪文については、伝承・教育されるのではなく他の人が唱える呪文を聞いて盗み、その時々の自分の言葉に落とし込んでいく、というのが納得感あった。フィクションでよく目にする、魔法は思いやイメージの強さが大事という考え方は突き詰めるとこうなるのかー。
呪文を呪文たらしめるものはなにか、という問いに答える前段階の、民族学研究の聖地ルーマニアの魔女がどんな存在か、どのように魔術が行われるか、を説明するパートが面白い。ロマは外向けの魔術と自分達で行う内内の魔術を使い分けるとのこと。
呪文については、伝承・教育されるのではなく他の人が唱える呪文を聞いて盗み、その時々の自分の言葉に落とし込んでいく、というのが納得感あった。フィクションでよく目にする、魔法は思いやイメージの強さが大事という考え方は突き詰めるとこうなるのかー。
現実なのか主人公の妄想なのか境界が曖昧で不思議な読み味の短編集。ばつんと途切れる夢のような感じ。他者からの負の感情や、親密なはずの相手に感じる疎ましさの機微が面白く、噛むほど味が出そう。
ホテルで無味な住み込み働きをする主人公が旅客や従業員、他人が見る夢を見るようになる「最上階の部屋」が特に好き。労働と生活に自分が蝕まれる感じがリアル。死んだ母との記憶に苛まれる「メモリアル」は感傷と宙吊り感のバランスが心地よかった。生命に畏怖と嫌悪感を持つ自称発明家の男が主人公の表題作も面白かった。兎の島は彼の真の発明なのか、現実の焼き直しなのか。
現実なのか主人公の妄想なのか境界が曖昧で不思議な読み味の短編集。ばつんと途切れる夢のような感じ。他者からの負の感情や、親密なはずの相手に感じる疎ましさの機微が面白く、噛むほど味が出そう。
ホテルで無味な住み込み働きをする主人公が旅客や従業員、他人が見る夢を見るようになる「最上階の部屋」が特に好き。労働と生活に自分が蝕まれる感じがリアル。死んだ母との記憶に苛まれる「メモリアル」は感傷と宙吊り感のバランスが心地よかった。生命に畏怖と嫌悪感を持つ自称発明家の男が主人公の表題作も面白かった。兎の島は彼の真の発明なのか、現実の焼き直しなのか。
ムシューお誕生日先輩、明日はお誕生日おめでとう🎊
ムシューお誕生日先輩、明日はお誕生日おめでとう🎊
帰宅後コタツで寝てしまい、何も食べてない。食事キャンセルしてしまいたいけど、日光浴びがてらパン屋でテイクアウトしてきます。
帰宅後コタツで寝てしまい、何も食べてない。食事キャンセルしてしまいたいけど、日光浴びがてらパン屋でテイクアウトしてきます。
今日は15時間寝る休日だった。無理に外に出ず、あり物を食べては寝ていた。
今日は15時間寝る休日だった。無理に外に出ず、あり物を食べては寝ていた。
イボの共同体の時間にどっぷり浸かれるような第一部と、キリスト教と植民地支配が及んでいく第二、三部で構成される。
主人公オコンクォは社会的地位の向上や男性性にこだわるも、新世界(キリスト教)だけでなく古い世界(共同体)にも属せなくなるという訳者解説の指摘に膝を打つ。確かに、努力も実力も認めるし頼れるけど時折過激すぎて困った人、としてずっと扱われてた。
失われた共同体の世界の意味も密度も暗部も淡々と描く作家のスタンスが凄かったです。
父が目をかける娘が思いの外輝ききらずに終わったのが少し意外だった。
イボの共同体の時間にどっぷり浸かれるような第一部と、キリスト教と植民地支配が及んでいく第二、三部で構成される。
主人公オコンクォは社会的地位の向上や男性性にこだわるも、新世界(キリスト教)だけでなく古い世界(共同体)にも属せなくなるという訳者解説の指摘に膝を打つ。確かに、努力も実力も認めるし頼れるけど時折過激すぎて困った人、としてずっと扱われてた。
失われた共同体の世界の意味も密度も暗部も淡々と描く作家のスタンスが凄かったです。
父が目をかける娘が思いの外輝ききらずに終わったのが少し意外だった。
マジもんのヤバい大人を前にしてオルトを庇う位置にすかさず立つエース😭たっとい。
マジもんのヤバい大人を前にしてオルトを庇う位置にすかさず立つエース😭たっとい。
同じ守銭奴キャラだけどアズールは言わなそうなセリフ。
落ちそうになったアズール氏はこんな理性的判断ではなくパニックで人を道連れにしそう、いやむしろ運動神経的にそのまま落ちていきそう。
そしてクリスマスタウンの過剰な煌めきは「無駄」じゃなくて「贅沢/ラグジュアリー」と認識する。
それはそうと、ラギーの感嘆文の可愛さ!
同じ守銭奴キャラだけどアズールは言わなそうなセリフ。
落ちそうになったアズール氏はこんな理性的判断ではなくパニックで人を道連れにしそう、いやむしろ運動神経的にそのまま落ちていきそう。
そしてクリスマスタウンの過剰な煌めきは「無駄」じゃなくて「贅沢/ラグジュアリー」と認識する。
それはそうと、ラギーの感嘆文の可愛さ!
1,2枚目は、シルバー、もっと言ってやって…と思ったやつ。
3枚目は、スカラビアの2人の、冒険とか魔神とか御伽話へのワクワクが血に流れてるし、その原体験を共有してる幼馴染ってやはり特別な存在だよなあ、と思ったやつ。
1,2枚目は、シルバー、もっと言ってやって…と思ったやつ。
3枚目は、スカラビアの2人の、冒険とか魔神とか御伽話へのワクワクが血に流れてるし、その原体験を共有してる幼馴染ってやはり特別な存在だよなあ、と思ったやつ。
山を越えて温かい土地に、1日だけでも出かけます
山を越えて温かい土地に、1日だけでも出かけます
んで、ガチャも引いた。特効キャラも覚醒させた。6周年に向けて着々とアップを始めている。
んで、ガチャも引いた。特効キャラも覚醒させた。6周年に向けて着々とアップを始めている。
作家はアルゼンチン人で、ベルリンで活動しているとのこと。マリーナ・エンリケス『寝煙草の危険』に続き楽しみな国書刊行会のスパニッシュ・ホラーシリーズです
瀕死の母親アマンダと別荘地の他人の不吉な子供ダビの会話体で進行する語りが面白く、アマンダと彼女の娘が厄災を被った瞬間を探すための聞き取り中に時制や語り手の役割が混じり合う(訳者解説いわくアルゼンチンはカウンセリングが盛んとのこと)
終盤の取り残された父親たちのシーンも迫るものがある。母・父・子でキャラというか役割がくっきり分かれてる社会背景が伺える
作家はアルゼンチン人で、ベルリンで活動しているとのこと。マリーナ・エンリケス『寝煙草の危険』に続き楽しみな国書刊行会のスパニッシュ・ホラーシリーズです
瀕死の母親アマンダと別荘地の他人の不吉な子供ダビの会話体で進行する語りが面白く、アマンダと彼女の娘が厄災を被った瞬間を探すための聞き取り中に時制や語り手の役割が混じり合う(訳者解説いわくアルゼンチンはカウンセリングが盛んとのこと)
終盤の取り残された父親たちのシーンも迫るものがある。母・父・子でキャラというか役割がくっきり分かれてる社会背景が伺える
ブラッドリーもたんぽぽを料理してもらいたいのか?ムシュー・たんぽぽなのか?
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食後に食べた洋酒カステラ(スーパーで130円)がバリうまかった
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怒りも無念も愛しさも疲れも祈りも「絶対殺す!」も、あらゆる感情を作品に昇華して描き出してくれる
怒りも無念も愛しさも疲れも祈りも「絶対殺す!」も、あらゆる感情を作品に昇華して描き出してくれる
作品の設定とシナリオとビジュアルとゲームの仕様と音楽と、全部がマリージュしてる良ゲーム「誰ソ彼ホテル蕾」をどうぞよろしく!
#たそつぼ
作品の設定とシナリオとビジュアルとゲームの仕様と音楽と、全部がマリージュしてる良ゲーム「誰ソ彼ホテル蕾」をどうぞよろしく!
#たそつぼ
寮服パソストを見るに、セベクはかなりジャミルに懐いてると思うのですが、おじたんが加わるとジャミル先輩が意地悪モードになっちゃうんだね
ヴィル先輩のイデアへのなじりとかレオナ・ジャミルの息の合い方とか見るに、6章後の出来事らしい
寮服パソストを見るに、セベクはかなりジャミルに懐いてると思うのですが、おじたんが加わるとジャミル先輩が意地悪モードになっちゃうんだね
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