最低保障年金に関しては金子・神野モデルに学んでいます。社会保険ベースで1階建てにし、税財源で一律・定額ではない拠出に緩やかに比例するミニマム年金という仕組みです。いずれにせよ大改革ですが、ミニマム年金だが給付が定額ではないというのが斬新な発想です。大沢真理先生の解説がありますので紹介させていただきます。
www.seikatsuken.or.jp/database/fil...
最低保障年金に関しては金子・神野モデルに学んでいます。社会保険ベースで1階建てにし、税財源で一律・定額ではない拠出に緩やかに比例するミニマム年金という仕組みです。いずれにせよ大改革ですが、ミニマム年金だが給付が定額ではないというのが斬新な発想です。大沢真理先生の解説がありますので紹介させていただきます。
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しかし、やはりこの点は強く言い続けたいと思います。それは、2000年代からの年金制度への不信煽動がどのような現状を招いているか、2009年の政権交代後にどのような失望を生んだかという点を意識する立場としては、「べき」というしかない、というのが、正直なところです。
しかし、やはりこの点は強く言い続けたいと思います。それは、2000年代からの年金制度への不信煽動がどのような現状を招いているか、2009年の政権交代後にどのような失望を生んだかという点を意識する立場としては、「べき」というしかない、というのが、正直なところです。
私が、立憲民主党の最低保障年金を中心とした年金制度論に対し強く反対するのはこの2点です。
繰り返しますが、考え方としての最低保障年金に反対しているわけではないのです。あくまでも政権獲得したあとのハードルの高さ、および過去の失敗の教訓、そして最低保障年金制度を訴える際に、ほぼ必ず現行および将来の年金に不信を与えること。この2点が理由なのです。
私が、立憲民主党の最低保障年金を中心とした年金制度論に対し強く反対するのはこの2点です。
繰り返しますが、考え方としての最低保障年金に反対しているわけではないのです。あくまでも政権獲得したあとのハードルの高さ、および過去の失敗の教訓、そして最低保障年金制度を訴える際に、ほぼ必ず現行および将来の年金に不信を与えること。この2点が理由なのです。
これも民主党政権時代から続くものですが、基礎年金(国民年金)の所得代替率の低下と所得比例を含めた年金全体の所得代替率の低下は別であること、国民年金に非正規が入っていること自体に問題があるにも関わらず、適用拡大にはほぼ無関心であること、適用拡大自体が基礎年金の所得代替率を上げる=最低保障性が向上させること、さらには45年化だけでもやはり最低保障性は向上すること、等の論点にはほぼ触れず、「将来の基礎年金の水準低下」を常に強調すること、等、
これも民主党政権時代から続くものですが、基礎年金(国民年金)の所得代替率の低下と所得比例を含めた年金全体の所得代替率の低下は別であること、国民年金に非正規が入っていること自体に問題があるにも関わらず、適用拡大にはほぼ無関心であること、適用拡大自体が基礎年金の所得代替率を上げる=最低保障性が向上させること、さらには45年化だけでもやはり最低保障性は向上すること、等の論点にはほぼ触れず、「将来の基礎年金の水準低下」を常に強調すること、等、
今回、自民党がマクロ経済スライドの調整期間一致を取り下げましたが、基礎年金水準の底上げには必ず巨額の税財源が必要になります。また、税方式の最低保障年金の導入には、必ず二重の負担が発生します。
民主党政権が最低保障年金に失敗したのがまさにその点で、財源と二重の負担を軽視していた民主党政権は、その後取り下げることになりましたが、あの騒動は政権の存続性に大きなダメージを与えました。
今回、自民党がマクロ経済スライドの調整期間一致を取り下げましたが、基礎年金水準の底上げには必ず巨額の税財源が必要になります。また、税方式の最低保障年金の導入には、必ず二重の負担が発生します。
民主党政権が最低保障年金に失敗したのがまさにその点で、財源と二重の負担を軽視していた民主党政権は、その後取り下げることになりましたが、あの騒動は政権の存続性に大きなダメージを与えました。
ただ、分かっていただきたいのは、これは年金制度としての「べき論」ではありません。最低保障年金という制度自体に反対しているわけではないのです。
ただ、分かっていただきたいのは、これは年金制度としての「べき論」ではありません。最低保障年金という制度自体に反対しているわけではないのです。
すみません、とりとめもない内容になってしまいました(だから横から入るべきじゃない)。
すみません、とりとめもない内容になってしまいました(だから横から入るべきじゃない)。
特に経済クラスタにおいて、税に関してはネガティブな立ち位置の発信がほとんどという状況で、特に2019年の春、要はれいわの登場ですが、以降はその傾向がより強まりましたから、税はネガティブなものではないという立ち位置が必要だろうと意識しているのはあります。おそらくこれが「偏り」の正体です。
特に経済クラスタにおいて、税に関してはネガティブな立ち位置の発信がほとんどという状況で、特に2019年の春、要はれいわの登場ですが、以降はその傾向がより強まりましたから、税はネガティブなものではないという立ち位置が必要だろうと意識しているのはあります。おそらくこれが「偏り」の正体です。
私自身は、当然その賛否(というか否)はありますが、選挙前の減税云々はいつものことじゃんとも思っているので、それと政党の支持不支持は分けて考えているのですが、政党の支持不支持の論拠として引用されているのであれば本意ではないなあと(かといってみんな落ち着けと書くのも変な話だし)。
私自身は、当然その賛否(というか否)はありますが、選挙前の減税云々はいつものことじゃんとも思っているので、それと政党の支持不支持は分けて考えているのですが、政党の支持不支持の論拠として引用されているのであれば本意ではないなあと(かといってみんな落ち着けと書くのも変な話だし)。
すみません、本来、こういうのは反応すべきものではなく、感じ方は人それぞれということでいいじゃないか、とも思ったのですが、そこそこの期間FFなのに理解いただけないのも寂しいなと思い、横から入ってしまいました。
すみません、本来、こういうのは反応すべきものではなく、感じ方は人それぞれということでいいじゃないか、とも思ったのですが、そこそこの期間FFなのに理解いただけないのも寂しいなと思い、横から入ってしまいました。
nksさんにはだいぶ嫌われているようですが、誰に"近い"ということなのかは分かりませんが、nksさんも気にせず直接指摘いただければと思います。長妻さん嫌いな理由と書かれているところを見ると年金関連かなという気はしますが。
ただ、あなたの偏った姿勢が他者に影響を与えているんだよと言われると、それに対してはなんとも返すことができません。
nksさんにはだいぶ嫌われているようですが、誰に"近い"ということなのかは分かりませんが、nksさんも気にせず直接指摘いただければと思います。長妻さん嫌いな理由と書かれているところを見ると年金関連かなという気はしますが。
ただ、あなたの偏った姿勢が他者に影響を与えているんだよと言われると、それに対してはなんとも返すことができません。
また、偏りはあると思います。
氏素性に関して、エピソードに依拠した主張は公共の議論として望ましくないと考えているため公表は避けるようにしていますが、気になるということであれば聞いていただければ答えますし、リアルでお会いしたことがある方や名刺交換したことのある方もそこそこいらっしゃいます。先日は隊長に会いに行きました。
また、偏りはあると思います。
氏素性に関して、エピソードに依拠した主張は公共の議論として望ましくないと考えているため公表は避けるようにしていますが、気になるということであれば聞いていただければ答えますし、リアルでお会いしたことがある方や名刺交換したことのある方もそこそこいらっしゃいます。先日は隊長に会いに行きました。
将来の受給は増加するが、その点をどのように説明し、合意形成ができるか。そこが鍵になる。
将来の受給は増加するが、その点をどのように説明し、合意形成ができるか。そこが鍵になる。
ただ、その場合は増税等の措置も必要なので、単純な所得代替率のみで検討するのは不十分。
ただ、その場合は増税等の措置も必要なので、単純な所得代替率のみで検討するのは不十分。
2.基礎年金の拠出期間延長・給付増額を行った場合
に関しては、これはやはり過大でしょうね。
成長型で7.1%、過去投影型で6.9%は、ちょっと大きすぎるのでは。
2.基礎年金の拠出期間延長・給付増額を行った場合
に関しては、これはやはり過大でしょうね。
成長型で7.1%、過去投影型で6.9%は、ちょっと大きすぎるのでは。
④ : 所定労働時間が週10時間以上の全ての被用者を適用する場合(約860万人拡大)
この場合でも+3.6%ということを考えると、そこまで過大とはいえない。
④ : 所定労働時間が週10時間以上の全ての被用者を適用する場合(約860万人拡大)
この場合でも+3.6%ということを考えると、そこまで過大とはいえない。