ほぼ読書垢
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樺沢先生は、どの著書でもアウトプットの重要性を説いている。
学生時代にもっとアウトプットを意識していればなあ。教科書を読んだり単語帳を眺めて勉強した気になっていたことを反省してます。
講演やセミナーで質問がないというのは、わからないことがないのではなく、理解が浅い証拠というのはとても耳の痛い話でした。
・「気づき」こそが、最強の学び
・勉強とは、「体を動かすこと」
#読了#読書
樺沢先生は、どの著書でもアウトプットの重要性を説いている。
学生時代にもっとアウトプットを意識していればなあ。教科書を読んだり単語帳を眺めて勉強した気になっていたことを反省してます。
講演やセミナーで質問がないというのは、わからないことがないのではなく、理解が浅い証拠というのはとても耳の痛い話でした。
・「気づき」こそが、最強の学び
・勉強とは、「体を動かすこと」
#読了#読書
二作目は硬派な良質のミステリー。本編の謎解きも、作中作の謎解きも、そうきたか、そんなふうに解決するのかと感じ入った。
ビブリオミステリー、大好きなジャンルなのですが、難点は読みたい本が増えてしまうことですね。今作のおかげで藤原伊織さんの『テロパラ』を読みたくなりました。
#読了#読書
二作目は硬派な良質のミステリー。本編の謎解きも、作中作の謎解きも、そうきたか、そんなふうに解決するのかと感じ入った。
ビブリオミステリー、大好きなジャンルなのですが、難点は読みたい本が増えてしまうことですね。今作のおかげで藤原伊織さんの『テロパラ』を読みたくなりました。
#読了#読書
インド旅行の話や漫画家デビューの電話、子供時代の思い出など、笑ってしまうエピソードがたくさん。
巻末の対談で周防正行さんが言っていたように、さくらさんは子どもの頃のことをよく覚えているなあ。そして、さくらさんの家族がみんな面白い。(さくらさんがそういう視点で家族を冷静に見ているからこそなのでしょう)
#読了#読書
インド旅行の話や漫画家デビューの電話、子供時代の思い出など、笑ってしまうエピソードがたくさん。
巻末の対談で周防正行さんが言っていたように、さくらさんは子どもの頃のことをよく覚えているなあ。そして、さくらさんの家族がみんな面白い。(さくらさんがそういう視点で家族を冷静に見ているからこそなのでしょう)
#読了#読書
これがあの話題になった「紙の本でしか体験できない感動」と言われた作品か。
ジャンルはビブリオミステリー。亡くなった父の遺稿を探す主人公。父と言っても会ったこともなく、むしろ良い感情を抱く相手ではなく…。
「世界でいちばん透きとおった物語」の意味がわかった瞬間に思わず今までのページを確認してしまいました。…すごすぎる。やられたなあ。
まさか、物語としての感動だけでなく、文庫本のモノとしての感動もあったとは。このアイデアに脱帽です。
#読了#読書
これがあの話題になった「紙の本でしか体験できない感動」と言われた作品か。
ジャンルはビブリオミステリー。亡くなった父の遺稿を探す主人公。父と言っても会ったこともなく、むしろ良い感情を抱く相手ではなく…。
「世界でいちばん透きとおった物語」の意味がわかった瞬間に思わず今までのページを確認してしまいました。…すごすぎる。やられたなあ。
まさか、物語としての感動だけでなく、文庫本のモノとしての感動もあったとは。このアイデアに脱帽です。
#読了#読書
昭和2年生まれの筆者が戦前戦中を過ごした東京下町での思い出を綴る。
昭和の文化史や世相を知るという意味で、とても興味深い本だった。戦前から戦争が始まってすぐまでの、庶民ののんびりした雰囲気が伝わってくる。
昭和の時代は、ラジオや演芸が盛んだったんだなあ。
吉村さんも書いているが、江戸時代から続く日本の様々な習慣が昭和で消えているのを感じます。昭和の初めはまだ江戸時代の名残りを感じるのは、池波正太郎の食エッセイを読んでもよくわかるので。
#読了#読書
昭和2年生まれの筆者が戦前戦中を過ごした東京下町での思い出を綴る。
昭和の文化史や世相を知るという意味で、とても興味深い本だった。戦前から戦争が始まってすぐまでの、庶民ののんびりした雰囲気が伝わってくる。
昭和の時代は、ラジオや演芸が盛んだったんだなあ。
吉村さんも書いているが、江戸時代から続く日本の様々な習慣が昭和で消えているのを感じます。昭和の初めはまだ江戸時代の名残りを感じるのは、池波正太郎の食エッセイを読んでもよくわかるので。
#読了#読書
面白い。さくらさんの独特なユーモアと言葉選びに感心してしまう。
「週刊誌のオナラ」での書きぶり、珍しくさくらさんの怒りがにじみ出ていて笑ってしまう。「女性器隠語名週刊誌」って…。
家族のことや友人のこと、さくらさんの周りに面白い人が集まるのか、さくらさんがその人の面白い部分を見つけるのが上手いのか。
#読了#読書
面白い。さくらさんの独特なユーモアと言葉選びに感心してしまう。
「週刊誌のオナラ」での書きぶり、珍しくさくらさんの怒りがにじみ出ていて笑ってしまう。「女性器隠語名週刊誌」って…。
家族のことや友人のこと、さくらさんの周りに面白い人が集まるのか、さくらさんがその人の面白い部分を見つけるのが上手いのか。
#読了#読書
大学生時代のあれこれやら痔の話など。あやうく噴き出しそうになるエッセイが23編。
自分自身の姿を冷静に、そして面白おかしく捉えるセンスと文章力、もっともっと読みたくなります。
朝井リョウさん、今年デビュー15周年だそうで。デビュー作の『桐島、部活やめるってよ』が面白くて何度も読み返した記憶があります。
#読了#読書
大学生時代のあれこれやら痔の話など。あやうく噴き出しそうになるエッセイが23編。
自分自身の姿を冷静に、そして面白おかしく捉えるセンスと文章力、もっともっと読みたくなります。
朝井リョウさん、今年デビュー15周年だそうで。デビュー作の『桐島、部活やめるってよ』が面白くて何度も読み返した記憶があります。
#読了#読書
朝井リョウさんのエッセイでこの本について言及されていたので、また読み直しました。
読んでいると、父ヒロシや母の台詞がアニメの声で脳内再生される…。そして、さくらさんの冷静なツッコミに笑ってしまう。
エッセイや日記って、その時代の流行や世相が反映されるから大好きなのですが、この本でも「だんご三兄弟」とか出てきて、懐かしい気分になりました。
#読了#読書
朝井リョウさんのエッセイでこの本について言及されていたので、また読み直しました。
読んでいると、父ヒロシや母の台詞がアニメの声で脳内再生される…。そして、さくらさんの冷静なツッコミに笑ってしまう。
エッセイや日記って、その時代の流行や世相が反映されるから大好きなのですが、この本でも「だんご三兄弟」とか出てきて、懐かしい気分になりました。
#読了#読書
Gシリーズの12作目。後期三部作第三弾。
これでシリーズ最後かと思ったが、よく考えたらZに当たるギリシア文字はζなのだから、もう一作あるはず。
舞台は『F』に近いけれど、事件発生から解決まではとても古典的な雰囲気が漂う。オーソドックスなミステリーになっていて、それがまた面白い。(古城や館などで招待客が次々と…なんてシチュエーションがもう既にミステリーの定番のような)
犀川先生への違和感がラストで明かされて、やっぱりか〜となった。
#読了#読書
Gシリーズの12作目。後期三部作第三弾。
これでシリーズ最後かと思ったが、よく考えたらZに当たるギリシア文字はζなのだから、もう一作あるはず。
舞台は『F』に近いけれど、事件発生から解決まではとても古典的な雰囲気が漂う。オーソドックスなミステリーになっていて、それがまた面白い。(古城や館などで招待客が次々と…なんてシチュエーションがもう既にミステリーの定番のような)
犀川先生への違和感がラストで明かされて、やっぱりか〜となった。
#読了#読書
『ゆとり』シリーズと呼ばれるエッセイ。
朝井さんのエッセイ、初めて手に取ったのですが、めちゃくちゃ面白い。前作と前々作も買って読みたいと思います。
朝井さん自身がさくらももこさんのエッセイが好きだと書かれていて、影響されている部分もあるのでしょうが、私はどちらかというと、三浦しをんさんに近い感じを受けました。
どちらにしろ、面白い小説を書く人は、エッセイを書いても面白いということは変わりません。
#読了#読書
『ゆとり』シリーズと呼ばれるエッセイ。
朝井さんのエッセイ、初めて手に取ったのですが、めちゃくちゃ面白い。前作と前々作も買って読みたいと思います。
朝井さん自身がさくらももこさんのエッセイが好きだと書かれていて、影響されている部分もあるのでしょうが、私はどちらかというと、三浦しをんさんに近い感じを受けました。
どちらにしろ、面白い小説を書く人は、エッセイを書いても面白いということは変わりません。
#読了#読書
訳者のあとがきによると、多本面に活躍された著者が人生に幕を下ろす三日前までをメモに綴った日記
癌と闘うことで、生きることについて考える著者にすごく共感できた。健康な心身は当たり前にあるものではない。
「生」が中心にあって、思索に富んだ言葉も、日常の風景を綴った描写もキラキラと輝いて見える一冊。
・静けさとは寛容で、寛容とは堂々とした様である
・思えば文字とは、誰もがそれを初めて覚えた場所に戻るための地図を描くことだった
・わたしはこの世を最後まで愛するだろう。それだけがわたしの存在かつ真実であり義務だ
#読了#読書
訳者のあとがきによると、多本面に活躍された著者が人生に幕を下ろす三日前までをメモに綴った日記
癌と闘うことで、生きることについて考える著者にすごく共感できた。健康な心身は当たり前にあるものではない。
「生」が中心にあって、思索に富んだ言葉も、日常の風景を綴った描写もキラキラと輝いて見える一冊。
・静けさとは寛容で、寛容とは堂々とした様である
・思えば文字とは、誰もがそれを初めて覚えた場所に戻るための地図を描くことだった
・わたしはこの世を最後まで愛するだろう。それだけがわたしの存在かつ真実であり義務だ
#読了#読書
Gシリーズの11作目。後期三部作第二弾。
これは、ミステリーなのかSFなのか。前作より更に未来の話になっている。途中途中に、あれ、もしかして?という描写が入っていてオチを知って驚きつつも、やっぱりか〜という納得も。
人工知能と人間の頭脳、そして容れ物である肉体。この作品のような技術はもう近い未来のことなのだろうか?
#読了#読書
Gシリーズの11作目。後期三部作第二弾。
これは、ミステリーなのかSFなのか。前作より更に未来の話になっている。途中途中に、あれ、もしかして?という描写が入っていてオチを知って驚きつつも、やっぱりか〜という納得も。
人工知能と人間の頭脳、そして容れ物である肉体。この作品のような技術はもう近い未来のことなのだろうか?
#読了#読書
Gシリーズの10作目。後期三部作の始まり。
今回の主人公&探偵役は島田文子。凄腕のプログラマーである彼女がメインだからか、全体的な雰囲気は『すべてがFになる』に近いものを感じました。
「信じられないような馬鹿馬鹿しさ」の犯人と事件の真相。読む人によっては、ふざけるなと怒り出すかも知れませんが、私としてはストンと腑に落ちた感じでした。
ラスト、色々衝撃的だったのですが、これは…前作からどれだけの年月が経っていたのでしょう?なんだか事件よりも恐ろしい事態に発展しているような…。
#読了#読書
Gシリーズの10作目。後期三部作の始まり。
今回の主人公&探偵役は島田文子。凄腕のプログラマーである彼女がメインだからか、全体的な雰囲気は『すべてがFになる』に近いものを感じました。
「信じられないような馬鹿馬鹿しさ」の犯人と事件の真相。読む人によっては、ふざけるなと怒り出すかも知れませんが、私としてはストンと腑に落ちた感じでした。
ラスト、色々衝撃的だったのですが、これは…前作からどれだけの年月が経っていたのでしょう?なんだか事件よりも恐ろしい事態に発展しているような…。
#読了#読書
著者が子供の頃の風景を思い出すように綴った食エッセイ。
九州の味だから食べたことがないし、時代的にも違うはずなのに、なんだか懐かしく感じるのは、日本人に刻まれた遺伝子によるものなのでしょうか。
食エッセイは池波正太郎さんのものも大好きなんですが、石牟礼さんのはそれと比べると、素朴で大地と密接している感じです。
#読了#読書
著者が子供の頃の風景を思い出すように綴った食エッセイ。
九州の味だから食べたことがないし、時代的にも違うはずなのに、なんだか懐かしく感じるのは、日本人に刻まれた遺伝子によるものなのでしょうか。
食エッセイは池波正太郎さんのものも大好きなんですが、石牟礼さんのはそれと比べると、素朴で大地と密接している感じです。
#読了#読書
Gシリーズの9作目。
建築学会が開催される大学に、γの字が刻まれたキウイがひとつ届き、更にその夜、学長が射殺される。学会に参加する犀川創平、西之園萌絵、国枝桃子、海月及介、加部谷恵美と山吹早月。取材にきた雨宮純らが謎に挑む。
大筋とは関係ないところですが、加部谷さんの論文発表のシーン、『キシマ先生の静かな生活』を彷彿とさせて面白かった。指摘を受けて、まだこんな課題があったなんて、と喜ぶ。これが学者のメンタリティなのか…。
トリックに関しては、今巻は結構オーソドックスな解決だったと思います。(主要人物が揃った割には)
#読了#読書
Gシリーズの9作目。
建築学会が開催される大学に、γの字が刻まれたキウイがひとつ届き、更にその夜、学長が射殺される。学会に参加する犀川創平、西之園萌絵、国枝桃子、海月及介、加部谷恵美と山吹早月。取材にきた雨宮純らが謎に挑む。
大筋とは関係ないところですが、加部谷さんの論文発表のシーン、『キシマ先生の静かな生活』を彷彿とさせて面白かった。指摘を受けて、まだこんな課題があったなんて、と喜ぶ。これが学者のメンタリティなのか…。
トリックに関しては、今巻は結構オーソドックスな解決だったと思います。(主要人物が揃った割には)
#読了#読書
Gシリーズの8作目。
宗教団体の施設(表向きは芸術家の集まる芸術村)でていねいにラッピングされて棺に入れられた遺体が発見される。クローズドサークルものというのでしょうか。
シリーズが進むにつれて真賀田四季の存在感がどんどん強くなっている。
そして、今作は特に哲学的に感じる。「異常を平均したものが常識という幻想だといっても良い」「異常という言葉で片付けることは、人間か安定した存在であり、それに反する状態であってはならない、と無理に思い込むことと等しい。その思い込みから脱するためには、問い続けなければならない」
#読了#読書
Gシリーズの8作目。
宗教団体の施設(表向きは芸術家の集まる芸術村)でていねいにラッピングされて棺に入れられた遺体が発見される。クローズドサークルものというのでしょうか。
シリーズが進むにつれて真賀田四季の存在感がどんどん強くなっている。
そして、今作は特に哲学的に感じる。「異常を平均したものが常識という幻想だといっても良い」「異常という言葉で片付けることは、人間か安定した存在であり、それに反する状態であってはならない、と無理に思い込むことと等しい。その思い込みから脱するためには、問い続けなければならない」
#読了#読書
Gシリーズの7作目。
全国で起きる目薬への異物混入事件。一方で加部谷は目薬を握りしめた遺体に遭遇する。
犯人の匂わせはずっとあって、私は新人刑事さんが犯人と同一人物なのかと思っていたら…ミスリードに騙されました。
海月くんの意味ありげな言葉、これからその真意や海月くんの正体が明かされるのでしょうか?
最後、赤柳探偵がしっかり敵の裏をかいていてニヤリ。
#読了#読書
Gシリーズの7作目。
全国で起きる目薬への異物混入事件。一方で加部谷は目薬を握りしめた遺体に遭遇する。
犯人の匂わせはずっとあって、私は新人刑事さんが犯人と同一人物なのかと思っていたら…ミスリードに騙されました。
海月くんの意味ありげな言葉、これからその真意や海月くんの正体が明かされるのでしょうか?
最後、赤柳探偵がしっかり敵の裏をかいていてニヤリ。
#読了#読書
Gシリーズの5作目。
建設技術研究所の建物内で発見された4人の死体。それぞれ歯が抜かれていて…。
密室トリック。何度も建物の構造について言及されていて、そこら辺を専門にしている方ならすぐにネタがわかったのでしょうね。私は全く専門外なので、トリックが明かされても、へえーと感心していましたが…。
森作品は、哲学的な表現が多いと感じているのですが、今作も「そもそも、自分という存在を、しっかりと認識できていない、それが普通だ」「人間って、結局は自分の人生しか知らない。自分の時間しか経験していない」などなど、考えさせられる言葉がたくさん。
#読了#読書
Gシリーズの5作目。
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密室トリック。何度も建物の構造について言及されていて、そこら辺を専門にしている方ならすぐにネタがわかったのでしょうね。私は全く専門外なので、トリックが明かされても、へえーと感心していましたが…。
森作品は、哲学的な表現が多いと感じているのですが、今作も「そもそも、自分という存在を、しっかりと認識できていない、それが普通だ」「人間って、結局は自分の人生しか知らない。自分の時間しか経験していない」などなど、考えさせられる言葉がたくさん。
#読了#読書
江國さんの飼い犬「雨」と一緒に聴く音楽の、日々のエッセイ。
「雨」に話しかける江國さん。それにさまざまな反応を見せる「雨」がかわいい。
エッセイに出てくる音楽は洋楽が多くて、懐かしいものもあれば、聴いたことのないものも。
雨の降る日に、部屋で好きな音楽をかけながら飼い犬と過ごす。カッコいいなあ。のんびりした時間をこのエッセイを読むことで共有させてもらった気がする。
#読了#読書
江國さんの飼い犬「雨」と一緒に聴く音楽の、日々のエッセイ。
「雨」に話しかける江國さん。それにさまざまな反応を見せる「雨」がかわいい。
エッセイに出てくる音楽は洋楽が多くて、懐かしいものもあれば、聴いたことのないものも。
雨の降る日に、部屋で好きな音楽をかけながら飼い犬と過ごす。カッコいいなあ。のんびりした時間をこのエッセイを読むことで共有させてもらった気がする。
#読了#読書