残念ながらまだ誰でも記録を閲覧できる、というところまでは行ってないのですが、将来的にはそうなるようにしていきたいということです。……ただ冷静に考えると、こういうのって国や県の文書館がやるべきことで、私立大学の図書館がやらなければならないことでもないような気もしますが……

ただ、過去の教訓を生かすという点では、我が国もそう他国を笑ってはいられません。公文書の破棄では悪名高い国です。重大な事件の裁判記録などもろくすっぽ保存されてきませんでした（最近は改善されつつあるらしい）。そんな日本の状況下で、最近嬉しい話を聞きました。

今日11月29日は、1973年に熊本の大洋デパートで104人が亡くなった大火の起こった日です。この事故ではデパート側の対応の不備が問われ、長期の裁判になりました。その裁判記録が、遺族側の弁護団の弁護士の方によって、私の勤務先の熊本学園大学に寄贈されたのです。記録の保存は喜ばしいことです。

この金どっから出したんだよ、となったらこれだもんな

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