遊ぶ貝
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中国の表現規制の問題、確かに軽視してはいけないんだが、とはいえ強固な哲学をもつクリエイターはそんなシビアな言論状況の中でもなんとか果敢にやりたいことをやり、攻めたものを作るもんだな、というのは『羅小黒戦記』に限らず実写・アニメ・ゲームなど他の優れた中国(にも限らず)の作品を観てても感銘を受けるところ。
なので国や社会の縛りに過度に注目することで、クリエイターが作中で率直に表現していること(『羅小黒戦記2』の反戦的テーマ性など)が軽視されたり、変に捻じ曲げて解釈されたりしてはいけないと思う。
じゃあ逆に「規制」がもっと緩いはずの日本では立派なもん作ってんすか、という問い直しも不可避になるわけでな
November 11, 2025 at 7:52 AM
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『羅小黒戦記2』、これは伏せずに言って良いと思うが、というか本来もっとそう語られるべきだと思うので言うが、反戦映画だよね。
細やかな所作で「命を吹き込む」アニメーションの達人的技術があるからこそ、武力衝突によってあっけなく「命が失われる」恐ろしさを描くことができる。戦争の惨禍によって心に深い傷を受けたキャラクターが中心人物でもある。
そして根本的には、戦争を止めるために主人公たちが(それぞれの思想や属性や立ち位置の絶妙な違いを乗り越えて)やるべきことをやろうとする物語である。制作国が中国なことで、変に捻れた見方をする人もネットには多そうだが、かなり素直な意味でいま見られるべき映画じゃないかな。
November 11, 2025 at 3:19 AM
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だからやっぱ、『もののけ姫』もそうだけど、根本的には哲学とコンセプトの話なんだと思う。抽象的だからバズりにくいだけで、本当に重要なのはこれなんだろう。
ここはどうしたってAIに置き換え不可能な部分で、人間がやるしかないところ(なのは朗報でもあるかもしれない)
bsky.app/profile/numa...
『もののけ姫』見返してつくづく思うのは、やっぱ作品を真に特別にするものって「思想」なんじゃないかと。SNSとかでも「この作画が凄い」とか「このディテールの描き方が凄い」とかってよく話題になって、実際に細部は大事だし、そういう話はオタク的な傾向が強いコミュニティではわかりやすく「凄さ」のネタにもなるんだけど、でもいちばん大事なものってそこなんだろうか、とはよく思ってしまい。今やオタク的な場では嫌われワードなのかもだが、それこそ「思想」というか、哲学やコンセプトといった根本的・抽象的なものが本当は全てを支配しているのではないかと。それはやはりアニメばっかり見てても身につかないもんなんだろうなとも…
November 11, 2025 at 2:33 AM
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クリエイターやオタク的な鑑賞者の間での「ディテール」への信奉があって、もちろん美術や小道具や背景の現実らしさや時代考証など設定を含めたディテールは本当に大事なんだけど、でもそれが目的化しては本末転倒だよなとも思っていて。あくまで最終目的地は「面白い作品」「凄い作品」「新しい作品」であって、つまらなかったり古臭いのにディテールだけこだわってもしょうがないよなとも思う。「こんなに細かく作り込んでる、凄いだろ」のアピール合戦になってオタクだけ喜ばせたってしょうがないし。
『羅小黒戦記』も明らかに「ディテール」凄いんだけど、細部へのこだわりは目的化してなくて、わざとらしさも感じさせないのが凄いと思う。
November 11, 2025 at 2:26 AM
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『羅小黒戦記』シリーズ、「凄いアクション」がよく話題になって、私も初見勢にはまず(わかりやすいし)そこを推すんだけど、「アクションが凄い」作品はそれなりに日本にもあるんだよね。近年でもたとえば『鬼滅の刃』の映画も気合い入ってたし、カメラがめっちゃ動くとか高速で凄い動きをするとか、いわゆる「神作画」的なアクションは必ずしも『羅小黒』の専売特許ではない。
『羅小黒戦記』が真にヤバいのは、アクションシーンではないところの「アクション」だと思う。雪の降る流石会館に調査に行ったシャオヘイが、滑らないように気をつけながら階段を登ったり、観客には見えない敷居を「よっ」とまたぐ動きをしたり。ここに秘密がある。
November 11, 2025 at 2:15 AM
漏瑚の出番はほとんどないと聞いてとてもガッカリしているところ…。
November 7, 2025 at 9:32 AM
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AIでクマの出現を予測するという技術も実用化されつつあるらしく(秋田県が公表しているクマ情報をまとめた「クマダス」などを活用し、過去3年分の目撃情報をAIに学習させた)、せっかくのAI技術はマジでこういうお役立ち方向で使ってほしいが、世の中に氾濫するのは生成AIフェイククマ動画という現状、人間が技術に敗北しすぎている
news.web.nhk/newsweb/na/n...
クマに遭遇するリスク 予測するAIを開発 実際に的中したケースも | NHKニュース
【NHK】全国でクマによる被害が相次ぐ中、上智大学の研究チームは、クマに遭遇するリスクを予測するAI=人工知能を開発し、リスクの度
news.web.nhk
November 2, 2025 at 3:37 AM
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September 25, 2025 at 3:40 PM