Solo-A‘zule
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Solo-A‘zule
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創作等、アウトプットしたい時に使うアカウント!!
闇に堕ちた生命を“悪魔”と呼称するが、私は新たにそこへ“他者の意思が介在するか否か”という概念を加えた。
群れを成す悪魔を見て思いついた理論だが、中々クリティカルな視点だった。

奴等は、より強い闇によって支配され、まるで巨大な“個”のようの振る舞う。

であれば、次に考える事は決まっているーー

#140字小説
「とある科学者の覚書」
January 23, 2026 at 3:27 PM
闇とは、虚ーー
魔力が疎に近付くと“闇属性”と呼ばれる特殊な状態になる。

限りなく無に近いほど闇は深い。
そして虚は魔力を吸い込む。
熱が低い方へと広がるように、水位が低い方へ流れるように。

闇は、魂すらも飲み込む。
故に、闇を身体に飼うなど、人間には不可能だ。

じゃあ、身体の半分が“悪魔”だったら……?

#140字小説
「ならざるモノ」
January 23, 2026 at 3:20 PM
煩い。
いるならさっさと姿を現せ。
俺を呼ぶ声が頭に響く。
握った槍の切先を何処へ向ければいいのかも判らず、ただ無限に広がる“無”に吸い込まれる叫び。

どれほど経ったか……
数年にも、数日にも、数刻にも思える永遠と刹那に抱かれているような気分だ。

まだ試練は終わらないのか。

#140字小説
「音もなく」
January 19, 2026 at 1:01 PM
奴は私の目的を問うたが、答える訳がない。磔もギロチンも御免だからね。
私は教会に裏切られた。だから親許を離れた。

教会は例の計画が世に暴かれるのを許さない。だから成果物を処分したいわけだ。

私は自分の出生の真実を知りたい。
その為にこの“闇”、存分に使わせてもらうよーー

#140字小説
「秘めたる闇」
January 19, 2026 at 12:53 PM
この手はあまり使いたくなかったけど、お互い魔女だし死にはしないだろう。

私は、右眼に秘めた魔力を解放した。

魔力が黒炎の形を成した瞬間、粉塵で満ちた風車小屋は跡形もなく吹き飛んだ。
私は私の炎で身を守り、奴の身は数本の大樹が庇った。

嫌な臭いだ。

#140字小説
「黒炎と木偶の盾」
January 19, 2026 at 12:38 PM
“一仕事”終えた男たちと入れ替わるようにして1人の女が入ってきた。
抵抗しないからって好き勝手しやがって。
そうして不快感を血と唾とその他諸々と共に吐き出すが、奴の無駄にデカい双丘の谷にぶら下がるそれを見て息を飲んだ。

異端審問官の証だーー

なるほど、私は魔女に狩られたってわけね。

#140字小説
「魔女狩りの魔女」
January 19, 2026 at 12:18 PM
私は殿下の後に続いて扉を潜った。
「恐れるものは無い」
言葉の裏に隠された繊細さを私は知っている。故に、何としてもお護りしなければならない。

扉の向こう。立ち塞がる試練が寄越したのは、殿下の似姿だった。
ご自身を……?
否、これは私の恐怖だ。

失うのが、怖いのだーー

#140字小説
「私の全て」
January 13, 2026 at 11:17 AM
力を授かる為の試練
聖なる竜が守護する異能。その器として真に相応しいかを量るという。
朽ちた古城に隠された不可視の門を潜ると、その者が最も恐怖する存在が立ち塞がるらしい。

俺は門を潜った。
身構えたが、しかし“それ”は一向に現れなかった。
ほら、「もう恐れるものは無い」と言った通りだ。

#140字小説
「“孤独”」
January 13, 2026 at 11:17 AM
久々に魔女狩りに遭った。
まぁ実際魔女だし、肌も人より少しばかり色白で、左右で違う眼も目立つよね。

とは言え私が魔法を使う所を見ずに、彼らはどうして私を魔女だと判じたのだろう。
見た目だけだったらそれは偏見だ。不快極まりない。
風車小屋なんかに押し込んで、どういう了見なんだ。

#140字小説
「魔女狩り」
January 13, 2026 at 11:16 AM
最近の失踪事件、犯人と思しき魔女を遂に捕えたらしい。なんでも、人間を植物に変える魔法を使うのだとか。行方知れずの人たちはまだ行方が掴めていないようだ。
「どこに行ったんだろうなぁ」
そうぼやきつつも、内心では何処か他人事だ。
今日も俺は、仕事場の風車小屋へ向かうのだった。

#140字小説
「身を粉にして」
January 13, 2026 at 11:16 AM