にのまえふみ
ninomaefumi.bsky.social
にのまえふみ
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ル=グウィンは、多くの人々はそれを受け入れるも、一部の人々はユートピアを去っていく、とします――たとえ義務論的な正義で救えない生贄がいるとしても、それを欠いたユートピアにいることを肯んじ得ない態度として。
November 17, 2025 at 2:50 AM
トロッコ問題は選択の結果ではなく「なぜ」自身がそれを選び、自発的行動としてそれをなすか、正解の存在しない問題にどのように向き合うかが重要なのですが、シンガー的功利主義を内面化しておきながら、返すその手でシンガーを叩いた批判者は、自身の内部にある葛藤や矛盾を外部に押し付けたように思えます。
あと、この手の話をする際はアーシュラ・K・ル=グウィン「オメラスから歩み去る人々」を読んでおくと良いと思います。功利主義的ユートピアとどうあっても義務論的な救済は不可能な生贄を対置し、ユートピアの繁栄が救えない生贄によるものである時、人はどうするか。
November 17, 2025 at 2:50 AM
おめでとうございます! ぼくもがんばらなけりゃあなあ……。
November 12, 2025 at 12:17 PM
なるほど、面白い読みですね。この3作品に関しては基本的には同意できます。NT類似要素がないか、肯定的に取り上げられている作品となると、ビルドゥングスロマンが成立しているように思えるのも鑑みると、より説得力が増すかもしれませんね(もとからNT要素のないG、ゼロシステムの言うことを聞かないW、イノベイターが最終的に対話する存在として結実する00など)。宇宙世紀ガンダムはおおむねNTの再解釈の話なのでファースト除きその読みが成立し得ますね。とりあえずありがとうございます。
November 7, 2025 at 5:00 AM
Reposted by にのまえふみ
インターネットの顔色を見て生きるのをやめよう……。本当に。
October 19, 2025 at 5:47 AM
Reposted by にのまえふみ
ガノタによる悪女認定、女のエゴに強く反応してる感じがあって、まあわかるっちゃわかるけど微妙にミソジニー感も……あるね!みたいに思うことはある。
October 12, 2025 at 12:05 PM
あとまあ当時でも流石に内閣が自衛隊内部の信頼の置ける部隊に首都圏真鍮命令を出したってのは純脚本的には無理筋で、絵の力とそれによりもたらされる観客の内的欲動を喚起したからこそ成り立ってると言えるんですよね。
八王子ICでの「越境」から首都圏内に容赦なく侵入するAFVの列、そして国会議事堂に砲身を向けるMBTの図、あってこそ。もちろんそれは押井は計算済。ファンタジーを絵の力で擬似現実にする野心が見える。
September 3, 2025 at 9:57 AM