今年に入って蔦重関連の展覧会を5つは見ているが、どれも発見があるというか、惹きつけられるものがあり…。
本展、詳細はまた追って書きますが、ある意味MOAらしい品良くまとめつつ、でも蔦屋重三郎版の雲母摺の特徴(撒き雲母)について言及している今のところ唯一の展覧会だったり、また現在世界で1図しか確認されていない歌麿の《当世踊子揃 石橋》が出ていたり(しかも撮影OK)と盛りだくさんだった。
館内は盛況、でも見辛くはない、ちょうど良い感じ。
熱海は若者と外国人観光客で大賑わいでした。見事息を吹き返しましたね。
今年に入って蔦重関連の展覧会を5つは見ているが、どれも発見があるというか、惹きつけられるものがあり…。
本展、詳細はまた追って書きますが、ある意味MOAらしい品良くまとめつつ、でも蔦屋重三郎版の雲母摺の特徴(撒き雲母)について言及している今のところ唯一の展覧会だったり、また現在世界で1図しか確認されていない歌麿の《当世踊子揃 石橋》が出ていたり(しかも撮影OK)と盛りだくさんだった。
館内は盛況、でも見辛くはない、ちょうど良い感じ。
熱海は若者と外国人観光客で大賑わいでした。見事息を吹き返しましたね。
桜は大好きだけど、好きであるがゆえに、自分にとってあまりにも特別であるがゆえに、散ってしまうことを考えると落ち着かないから苦手だ。
桜は大好きだけど、好きであるがゆえに、自分にとってあまりにも特別であるがゆえに、散ってしまうことを考えると落ち着かないから苦手だ。
ピカソのキュビスム作品はそうでもないけれど、セラミック作品は大好きな母。制作の様子をとらえた映像を繰り返し見るほど楽しかったみたい。
帰り道には「友達にも教えてあげよう!」と何度も言っていて、気に入ってくれて良かった良かった。
普段それほど美術館に行かない人や、母世代の人にオススメの美術館を尋ねられた場合、同館を挙げることが多いです。
可愛くて楽しくて、何より規模が大きすぎないから疲れない。そしてカフェがまた素晴らしい!
まだ行ったことがない方、自信をもってお勧めします。
ピカソのキュビスム作品はそうでもないけれど、セラミック作品は大好きな母。制作の様子をとらえた映像を繰り返し見るほど楽しかったみたい。
帰り道には「友達にも教えてあげよう!」と何度も言っていて、気に入ってくれて良かった良かった。
普段それほど美術館に行かない人や、母世代の人にオススメの美術館を尋ねられた場合、同館を挙げることが多いです。
可愛くて楽しくて、何より規模が大きすぎないから疲れない。そしてカフェがまた素晴らしい!
まだ行ったことがない方、自信をもってお勧めします。
こんなこと言ったらいけないけど、アクセスが良くないせいで混雑することはあまりないので(混雑することもあるけど…)、作品とじっくり向き合えるし、その満足感が高い。
展示は3月1日までで、開廊時間も水曜〜土曜の13:00〜19:00までと限りはあるが、期待を裏切らない展示なので、気になる方はぜひ行ってみてほしいです。
こんなこと言ったらいけないけど、アクセスが良くないせいで混雑することはあまりないので(混雑することもあるけど…)、作品とじっくり向き合えるし、その満足感が高い。
展示は3月1日までで、開廊時間も水曜〜土曜の13:00〜19:00までと限りはあるが、期待を裏切らない展示なので、気になる方はぜひ行ってみてほしいです。
このギャラリーは毎回展示空間の演出が素晴らしく、部屋に入る楽しみがあるのだが、今回は過去一番好きかもしれない。
なんと言ったらいいか、まるで祈りの場が突然生まれたみたいだった。
1階を宮永さんとカミラさんの作品で、3階を中澤さんの作品で構成していてそれぞれ素晴らしいのだが、とくに中澤さんの空間が凄まじく、くらくらしてしまった。
このギャラリーは毎回展示空間の演出が素晴らしく、部屋に入る楽しみがあるのだが、今回は過去一番好きかもしれない。
なんと言ったらいいか、まるで祈りの場が突然生まれたみたいだった。
1階を宮永さんとカミラさんの作品で、3階を中澤さんの作品で構成していてそれぞれ素晴らしいのだが、とくに中澤さんの空間が凄まじく、くらくらしてしまった。
そして大津さんが好きそうな(と勝手に思ってすみません…)展覧会があるようです。
そして大津さんが好きそうな(と勝手に思ってすみません…)展覧会があるようです。
図録やポスター、美術書などを数多く手がけており、惜しくも一昨年亡くなられた「印刷の神様」と呼ばれていたプリンティングディレクターが在籍していた会社です。
そういったところなので、毎年「正気か⁉︎」みたいな手の込んだ企業カレンダーをいただくのですが、2025年カレンダーが途方もなく美しいのです。
濃いグラデーションを地色に敷いて、その上に銀の細い線を365本縦横に引くとあら不思議。見る角度、照明の種類によって白っぽくなったり、虹色に輝いたりする。1枚目は照明なし、2枚目はLED。
ああ、お金があったらこういう印刷を取り入れた仕事がしたい!
図録やポスター、美術書などを数多く手がけており、惜しくも一昨年亡くなられた「印刷の神様」と呼ばれていたプリンティングディレクターが在籍していた会社です。
そういったところなので、毎年「正気か⁉︎」みたいな手の込んだ企業カレンダーをいただくのですが、2025年カレンダーが途方もなく美しいのです。
濃いグラデーションを地色に敷いて、その上に銀の細い線を365本縦横に引くとあら不思議。見る角度、照明の種類によって白っぽくなったり、虹色に輝いたりする。1枚目は照明なし、2枚目はLED。
ああ、お金があったらこういう印刷を取り入れた仕事がしたい!
落ち着いたスカイブルーのクロス装、銀の箔押し。栗原幸司さん(クリ・ラボ)のデザイン。展覧会の雰囲気に合っていて良いです。中に小さな二つ折りのポスターも入っている。
予約者用の非売品の栞は活版?
手元に置いておきたくなる図録です。
本展担当学芸の大平さんには、以前お仕事をご一緒したときから良くしていただいており、曰くかねてより須田さんの展覧会をやりたかったとのこと。展覧会も図録も、同館で開催する良さのようなものが溢れていて素敵でした。会期末に再訪しようと思います。
そうそう、フォトクレジットの面々も強いのでした😁
落ち着いたスカイブルーのクロス装、銀の箔押し。栗原幸司さん(クリ・ラボ)のデザイン。展覧会の雰囲気に合っていて良いです。中に小さな二つ折りのポスターも入っている。
予約者用の非売品の栞は活版?
手元に置いておきたくなる図録です。
本展担当学芸の大平さんには、以前お仕事をご一緒したときから良くしていただいており、曰くかねてより須田さんの展覧会をやりたかったとのこと。展覧会も図録も、同館で開催する良さのようなものが溢れていて素敵でした。会期末に再訪しようと思います。
そうそう、フォトクレジットの面々も強いのでした😁
メニューの中から3種のミタイが選べ、そのほかにサモサなどがついてくる。さらに無限にチャイが提供されてお値段なんと2,200円でした。
我々はこの2,200円のムンバイというコースを選びましたが、もう1ランク上のロイヤルというコースもあります。そっちは4,000円だったかな。でも、自分にとっては量的にムンバイがちょうど良かったです。
ミタイの甘さチャート、アレルギー表もあって親切なお店。内装もロイヤルブルーでまとめられており、上品でした。次はミールスもいきたい。
メニューの中から3種のミタイが選べ、そのほかにサモサなどがついてくる。さらに無限にチャイが提供されてお値段なんと2,200円でした。
我々はこの2,200円のムンバイというコースを選びましたが、もう1ランク上のロイヤルというコースもあります。そっちは4,000円だったかな。でも、自分にとっては量的にムンバイがちょうど良かったです。
ミタイの甘さチャート、アレルギー表もあって親切なお店。内装もロイヤルブルーでまとめられており、上品でした。次はミールスもいきたい。
今年もよろしくお願いします
円山応挙《元旦図》
今年もよろしくお願いします
円山応挙《元旦図》
書籍、表紙がとにかく凝っていて、なんの紙を使ってどう印刷しているの…?ブックデザイン系のマニアが唸るような出来栄え。
作品である陶器は私の写真では表現できないですが、見る位置によって黒にも、紺碧の夜空のようにも感じさせる釉薬の妙。まるで冬の寒さから守ってくれるような円やかな色合いだった。柔らかな白も印象深い。
12/28までの開催です。年の暮れらしい気分にさせてくれる展覧会でした。
森岡書店の入っている鈴木ビルも素敵ですよ。
書籍、表紙がとにかく凝っていて、なんの紙を使ってどう印刷しているの…?ブックデザイン系のマニアが唸るような出来栄え。
作品である陶器は私の写真では表現できないですが、見る位置によって黒にも、紺碧の夜空のようにも感じさせる釉薬の妙。まるで冬の寒さから守ってくれるような円やかな色合いだった。柔らかな白も印象深い。
12/28までの開催です。年の暮れらしい気分にさせてくれる展覧会でした。
森岡書店の入っている鈴木ビルも素敵ですよ。
まだまだお仕事、挨拶回り中。
ご挨拶に行った先々でクリスマスのお菓子をいただき、ハロウィンのようになっている😂
まだまだお仕事、挨拶回り中。
ご挨拶に行った先々でクリスマスのお菓子をいただき、ハロウィンのようになっている😂
キャプションをしっかり読む必要がある展覧会のため結構時間がかかったが、幸運にも市原歴史博物館→東京国立博物館の埴輪展を経ていたため楽しめた。たぶん近美単発だったら「アカデミックな展覧会だったな」という感想が強かったかも。
近現代において埴輪は埋葬品ではなく時代のペルソナとなったが、それもある意味では埋葬品なのかもしれない…
田中真弓さんの音声ガイド目当てで行ったというのが半分だったので😂、聴くことができて満足です。
トーハクで見た埴輪をモチーフにしている作品が多かったのと、斎藤清の版画が大変良かった。
キャプションをしっかり読む必要がある展覧会のため結構時間がかかったが、幸運にも市原歴史博物館→東京国立博物館の埴輪展を経ていたため楽しめた。たぶん近美単発だったら「アカデミックな展覧会だったな」という感想が強かったかも。
近現代において埴輪は埋葬品ではなく時代のペルソナとなったが、それもある意味では埋葬品なのかもしれない…
田中真弓さんの音声ガイド目当てで行ったというのが半分だったので😂、聴くことができて満足です。
トーハクで見た埴輪をモチーフにしている作品が多かったのと、斎藤清の版画が大変良かった。
正直なところ竹坡しか知らなかったのですが、三者三様に良かったです。
小堀鞆音が好きなので国観の歴史画は好みだったし、浮世絵も南画も描ける上に《韓信忍辱図》のような緻密な描写もいける器用さをもった越堂も良かった。そして竹坡の晩年の作《梧桐》。久しぶりに震えた日本画鑑賞となりました。なんと美しい青!
竹坡はトリプティクな仏画、または『チ。』を思わせる《大地円》も良かったです。
途中、天心に対抗した1921年の実験的な制作はよくわからなかったけれど…
画像は国観の《絵踏》。国観は群衆の描き分けが秀逸でした。
正直なところ竹坡しか知らなかったのですが、三者三様に良かったです。
小堀鞆音が好きなので国観の歴史画は好みだったし、浮世絵も南画も描ける上に《韓信忍辱図》のような緻密な描写もいける器用さをもった越堂も良かった。そして竹坡の晩年の作《梧桐》。久しぶりに震えた日本画鑑賞となりました。なんと美しい青!
竹坡はトリプティクな仏画、または『チ。』を思わせる《大地円》も良かったです。
途中、天心に対抗した1921年の実験的な制作はよくわからなかったけれど…
画像は国観の《絵踏》。国観は群衆の描き分けが秀逸でした。
とても冷えるし布団から出るのも着替えるのも外に出るのも億劫になるけれど、ちゃんと着込めばそれほど寒くないし、空気が澄んでいて気持ちがいい。空も綺麗。
とても冷えるし布団から出るのも着替えるのも外に出るのも億劫になるけれど、ちゃんと着込めばそれほど寒くないし、空気が澄んでいて気持ちがいい。空も綺麗。
画質がすごい悪くて悲しい。すごく立派で綺麗だったんですよ…
画質がすごい悪くて悲しい。すごく立派で綺麗だったんですよ…
大銀杏が見頃となっていました。
大銀杏が見頃となっていました。
孤独のグルメで紹介されて以来、入るのが難しくなった美味しい焼肉店です。
いや、本当に美味しかった🥹✨
肉がとにかく柔らかく、甘い。
上タン塩にたっぷり胡麻をつけて食べるのがこんなに美味しいなんて知らなかった。
最近胃がめっきり年をとり、繊細なサシがたくさん入った肉が食べられなくなってきましたが、今宵はなんとかフルでいただけました。
混んでるだろうけど、ランチも来てみたいな。
孤独のグルメで紹介されて以来、入るのが難しくなった美味しい焼肉店です。
いや、本当に美味しかった🥹✨
肉がとにかく柔らかく、甘い。
上タン塩にたっぷり胡麻をつけて食べるのがこんなに美味しいなんて知らなかった。
最近胃がめっきり年をとり、繊細なサシがたくさん入った肉が食べられなくなってきましたが、今宵はなんとかフルでいただけました。
混んでるだろうけど、ランチも来てみたいな。
あと意外と青空が苦手なのだと思う。
先日撮ったこちら、1枚目はなんとか現物に近い色と明るさだけど、2枚目は全然違う。もっと紅色の空なのに、なぜか青くなってしまう。難しい。
写真家でプリントにこだわりを持つ友人はiPhone16 proをサブ機としても使えるレベルと称賛していたけれど、proにすればこういう問題も解消されるのかな…
あと意外と青空が苦手なのだと思う。
先日撮ったこちら、1枚目はなんとか現物に近い色と明るさだけど、2枚目は全然違う。もっと紅色の空なのに、なぜか青くなってしまう。難しい。
写真家でプリントにこだわりを持つ友人はiPhone16 proをサブ機としても使えるレベルと称賛していたけれど、proにすればこういう問題も解消されるのかな…
とても曲調が似ている箇所があったので検索したところ、他にも同じことを言っている人がいた。
とても曲調が似ている箇所があったので検索したところ、他にも同じことを言っている人がいた。
初めて工芸会に出品した作品を母から「これ以上のものは生涯織ることができない」と言われ(それほどまでに全てが込められている)、まさにそうだと納得しながら99歳で新作を発表、その夢から覚める直前のような淡い色彩。
季節の古裂帖などもぐっと胸を打つ美しさで、もしかしたら今年一番良かった展覧会かもしれない、これは。
初めて工芸会に出品した作品を母から「これ以上のものは生涯織ることができない」と言われ(それほどまでに全てが込められている)、まさにそうだと納得しながら99歳で新作を発表、その夢から覚める直前のような淡い色彩。
季節の古裂帖などもぐっと胸を打つ美しさで、もしかしたら今年一番良かった展覧会かもしれない、これは。