音源に集中できるようにするという点で、TONALITE + DTAS-PとZE3000 for ASMRに共通点があるようだ。ではPTTCに空間情報は含まれているのか、もし含まれているとすると、PTTCから空間情報を取り除き、音色の自然さとバイノーラル音源の空間再現性を高度に両立させた欲張りなターゲットカーブは作れるのか、といったところが気になる。

TONALITEとDTAS-Pは、自然な音色を再現するために、個人性適用したターゲットカーブ（PTTC、Personalized Timbre Target Curve）使用している。音色の不自然さやアーティファクト（不自然な付帯音）を取り除き、音楽に集中できるようにすることを目指している。空間印象から独立して、音色のためだけの処理を行なっているので、バイノーラル音源を聞いても空間印象への影響はないとのこと。
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ZE3000 for ASMRは少し違ったアプローチのようで、中〜高域をなめらかに整えたり、超低〜低音域を豊かに調整たりして、聴き疲れを防いだり、囁き声や吐息を自然に届けたり、そばに人がいるような安心感を与えてリラックスの土台を築いたりすることで、ティングルを感じやすくすることを目指している。
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TONALITEとDTASのテーマである「音色」について音の専門家にインタビューした動画シリーズ。

オーディオ・音響・芸術分野専門家に訊く vol.4～7｜final 公式ストア
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ZE8000とのaptX Adaptive接続もほぼ一発で完了するようになった。ただし再生開始直後やサンプリング周波数が変わるときに一瞬出るノイズは相変わらず。BTR5（LDAC）では全く問題ないから、ZE8000に問題があるのかも。他にaptX AdaptiveのSNKデバイスを持ってないので検証できない。

BT11はBluetooth LEのアドバタイズを約15分で止めるようだ。iOS版FIIO ControlでBT11アイコンをタップしても反応しないときは、BT11をUSBポートからいったん取り外すか接続中のSNKデバイスを切断すると、再びアプリがBT11を検出できるようになる。

付属イヤーピースはFUSION-G。なので他社製も使用可能。耳珠・対珠に当たる部分にシリコン製のフィン付きアジャスターもあり、フィット感は良好。

ZE8000は「トンファー」と揶揄されることもある独特な形状だったが、TONALITEは意外と小さく目立たなさそうで、抵抗を感じる人は少ないかも。

TONALITEはZE8000と同様、低音の質感が好み。電音部「Hyper Base」や、『The Dark Knight』サントラ「Why So Serious?」のサブベースも鳴る。

JDHやDTASはfinalの研究成果をもとにしていて、HRTFを空間知覚ではなく、音色知覚の個人最適化に使うという、他社と違うアプローチを採っている。イヤーピースを外したTONALITEを耳に付けてスイープ音で測定する手順があるのは、普段は開放状態で音を聴いているからだとのこと。

JDHは1回の測定結果のみしか使えないのに対して、DTASは何回も測定できるし、たぶん複数プロファイルを保存できる（要確認）。ゲストプロファイルという機能がアプリにあり、友人に貸して体験させることもできそう。これは布教ツールですね（笑

TONALITEの価格は39,800円前後。クラファンで20％ 割引からのプランを用意する予定とのこと。

TONALITE単体に3万円台後半の値を付けてもおかしくないところに、DTASキットとサービス使用料、FUSION-G複数サイズ付属で39,800円って、信じられないバーゲン価格だ。

「秋のヘッドフォン祭 2025」開幕。final最上位TWS「TONALITE」や新ASMRイヤフォンに注目 - AV Watch
av.watch.impress.co.jp/docs/news/20...

iOS 26にBT11を接続すると、TWSの音量がゼロか最大かの2値だけになってしまう。外見上はBT11の不具合に見えるが、おそらくiOS 26のUACデバイス音量まわりに問題があるか仕様が変わったのだろう。他のDACアンプやBluetoothトランスミッターは、実装の違いでたまたま回避できているのかもしれない。

ちなみにZE8000をWindows 11やiOS 18と直接接続すると、Windows／iOSで音量調整してもZE8000で音量調整しても、WindowsやiOSに表示される音量値が上下する。

Web版と同じくHIDで制御するようになったAndroid版FIIO Controlは問題ないかも。

iOS版FIIO Controlが1.2.26にアップデートしたので、数ヶ月ぶりにBT11と接続。iOSのBluetooth設定からBT11を削除後に再ペアリングが必要になる点は改善してない。

予想通り、その後BTR5やZE8000と接続できなくなった。iOS版FIIO Controlと接続すると、BT11でペアリング関係で何かおかしくなるようだ。

Web版FIIO ControlでBT11を初期化し、LDACをHQモードに変更。BTR5とZE8000を再ペアリングして復旧。Web版FIIO Controlは何度接続しても問題ないから、Bluetooth LE回りの問題か？

NHKの配信が海外から見られなくなったらしい。
x.com/soga_taichi/...

VPNで海外からブラウザーでアクセスしたら、ニュースページ（news.web.nhk）自体は読めるが、動画はエラーになる。

ログインなしで見られるのは、あくまで「当面」なのか？

NHKニュース
news.web.nhk/newsweb/na/n...
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