木村夏彦/文芸誌『jem』@11/23文学フリマ東京L-75
natsuhiko-kimura.bsky.social
木村夏彦/文芸誌『jem』@11/23文学フリマ東京L-75
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語学に関する仕事をするかたわらライター、編集。文芸ZINE『jem』主宰。関心分野は海外詩、翻訳文化論、日本文学の海外普及、社会言語学など。文章のアップはSNSよりも主にブログのほうで行っています。『群像』『カモガワGブックス』ほか寄稿。
https://air-tale.hateblo.jp/
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【拡散希望】『jem』2号(総力特集:「世界の中の日本文学」の現在/小特集:覚醒する韓国SF)、BOOTHで販売予約を開始いたしました!10年、15年、それ以上読まれる価値のある一冊に仕上がったと思います。クラウドファンディングで申し込んでくださった方に確実に発送が終わってからの販売になるため、12月上旬以降にお送りするという扱いにさせていただいています。
jemsite.booth.pm/items/7606665
自分の場合、1時間英語を読むことができない日でも、1時間英語を聴くようにはしています(少なくとも今年は、だいたいの日でできたと思います)。比較的よく聴いているポッドキャストはthe Times Literary Supplement Podcast、the Coode Street Podcast、London Review Bookshop Podcastなどでしょうか。Maria Reva でもオーシャン・ヴォンでも、知人が話題にしている、あるいは評判になっている作家や詩人の名でspotifyで検索することなども多いです。
November 18, 2025 at 1:55 PM
『jem』2号、SNSなどで話題にしてくださるとうれしいです!まとまった量の文章を書くにはいつもエネルギーが必要ですが、長文記事でブログなどに感想を書いてくださるともっとうれしいです!noteで感想リンク集の記事を作ろうと思います。反応があれば、3号も制作できる可能性が出てきます◎
November 18, 2025 at 12:24 PM
デュナ「二番目の乳母」(未訳)
エカ・クルニアワン『虎男』(未訳)
朱天心「想我眷村的兄弟們」(未訳)
ル=グィン『所有せざる人々』
Wole Talabi “Saturday’s Song” (未訳)
オクテイヴィア・バトラー『血をわけた子ども』  
ファン・モガ「透明ランナー」(『地上生活適応困難症』)
斎藤真理子『隣の国の人々と出会う』
阿部大樹『Now Loading』
高柳聡子×アレクサンドラ・プリマック「「あなたへ」と「あなたから」のあわいで」(「ふらんす」)
今福龍太「砂漠と書物」(『身体としての書物』)
濱田麻矢「世紀末台湾の女学生――朱天心『古都』」(『少女中国』)
November 17, 2025 at 1:53 PM
今年の収穫を少しずつ振り返り中。あくまで一部ですが…(そもそも読むのも考えるのも遅いので、一年では主題が前景化しない)。とはいっても、あまたの綺羅星のような書物に出会うことができました。

『チェスワフ・ミウォシュ詩集』
フレーブニコフ「カー」
フレーブニコフ「ザンゲジ(抄)」
エルゼ・ラスカー‐シューラー「バグダードのティノの夜」
エラ・ヤング『Flowering Dusk(抄)』(館野浩美note)
楠勝平『彩雪に舞う…』
麦原遥『逆数宇宙』
山本沖子『花の木の椅子』
大滝和子『竹とヴィーナス』
水原紫苑「第一歌集『びあんか』より百首」(『星の肉体』)
小川双々子『囁囁記』
(つづく)
November 17, 2025 at 1:52 PM
思い出したのですが、6月に配信した『jem』newsletter2号(メルマガ形式)は小原奈実さんの典雅な随筆、小笠原鳥類さんによる過剰までになにかが漲る「偏愛SF・ミステリ・怪奇・幻想文庫本30選」、大島豊さんの長大な未訳作品紹介を掲載するという驚きの充実ぶりでした。

「これ、無料で読めてしまっていいのでしょうか…」という感想もいただいたりしました。ごく少数の方に配信して終わるのは勿体ないので、読みたいという声がありましたら、なんらかのかたちでほかの場所に再掲できないか検討してみます。
November 17, 2025 at 1:36 PM
11/23の文学フリマ東京で新刊として頒布できる見込みです!また、クラウドファンディングで申し込んでくださった方には今週中に発送を完了できる見込みです。よろしくお願いいたします。
【拡散希望】『jem』2号(総力特集:「世界の中の日本文学」の現在/小特集:覚醒する韓国SF)、BOOTHで販売予約を開始いたしました!10年、15年、それ以上読まれる価値のある一冊に仕上がったと思います。クラウドファンディングで申し込んでくださった方に確実に発送が終わってからの販売になるため、12月上旬以降にお送りするという扱いにさせていただいています。
jemsite.booth.pm/items/7606665
November 17, 2025 at 12:01 PM
あ!海外在住の方をのぞき、(わたしがそそっかしいミスをしなければ)クラウドファンディングで支援くださった方には今週中には発送できる予定です…!お待たせしただけの価値のある一冊に仕上がっていると思います。やったー!
November 16, 2025 at 1:38 PM
キツいレベルでオーバーワーク気味がずっと続いているのに、被災地支援に関する活動も再開している……。つくづく不器用な人間だと思う。

10年前と比べて、クラウドファンディングなるものがずっとカジュアルに行われているということは頭ではわかっている。ついつい肩に力の入ってしまう自分に対して、「支援者支援者って言うけど、要は本の事前購入でしょ?」とやんわり言われたこともある。しかしそれでも、一生に一回かもしれないけれど、でも、「支援」という言葉に今回ばかりはこだわりたい気持ちがある。
November 16, 2025 at 1:38 PM
今号に所収の文章はキム・ヘユン「ブラックボックスとのインタビュー」、イ・ジヨン「韓国SF―ジャンルの固有性と現代的テーマ意識」が訳しおろし、残りはすべて本誌のために書き下ろされたものです!日本、韓国、中国、フランス、ポーランド、エジプト(日本在住の書き手を含む)の小説家、翻訳家、研究者など多彩な顔ぶれが揃います。11/23の文学フリマ東京でも販売できる見込みですのでなにとぞよろしくお願いいたします。
November 15, 2025 at 2:14 PM
『jem』2号執筆者略歴をnoteにアップしました。(五十音順):アンナ・ザレフスカ、イ・ジヨン、上山美保子、太田りべか、キム・ヘユン、木村夏彦、芝田文乃、ソ・ユンビン、田中裕希、パトリック・オノレ、廣岡孝弥、ヘ・ドヨン、ラナ・セイフ、劉佳寧

note.com/jem_site/n/n...
『jem』2号執筆者略歴|文芸誌『jem』
2号執筆者の略歴を紹介します。先立って公開しました目次とあわせてご覧ください。 アンナ・ザレフスカ(Anna Zalewska) ポーランド、シチェチン生まれ。日本学者、文学博士、ワルシャワ大学東洋学部日本学科准教授。主な著作にKaligrafia japońska. Trzy traktaty o drodze pisma(『日本の書道 入木道三部作』)(二〇一五)、O czarnym koc...
note.com
November 15, 2025 at 2:13 PM
スノビッシュに聞こえてしまうとおもうけど、自分がいた大学時代のゼミ、自分と同世代かそれ以下、言い換えると現在20、30代の方に限定しても気鋭のラテンアメリカ文学研究者で詩も創作する方、中原中也賞詩人、「ユリイカ」の映画関連特集でひっぱりだこ(嘘じゃなく)のアメリカ文学研究者、ユニークな音楽活動を展開しているシンガーなどなどおもろい人が陸続とでてる(名前は伏せますね)。みんなすごいし、応援したい
November 14, 2025 at 2:34 PM
友人で批評誌『BANDIT』主宰の坂田散文さんが仲俣暁生さん、finalventさんとジュンク堂池袋店で「軽出版から考える 本を作ること・売ることの未来」というテーマでトークイベントを行うそうです(11/25)。『jem』創刊の際、同人誌のイロハもわからないわたしに助言をくださった方です(編集後記に記しています)。
honto.jp/store/news/d...
honto店舗情報 - 来店トークイベント【19:30開演】軽出版から考える 本を作ること・売ることの未来
仲俣 暁生(編集者・文芸評論家/大正大学表現学部教授)finalvent(ライター・ブロガー)  坂田 散文(司会・編集...
honto.jp
November 14, 2025 at 2:26 PM
『jem』創刊号でアンケート回答を寄せてくださったデンバー大のローレル・テイラーさんが翻訳、創作をテーマに早稲田大学国際文学館で講演を行うそうです(12/3)。テイラーさんは藤野可織さん、松田青子さん、川上未映子さんなどの作品を英訳しています。司会は柴田元幸さん。
www.waseda.jp/culture/wihl...
【Translators Talk】翻訳と創作 二人のローレル・テイラー? 12月3日(水)開催
【Translators Talk】翻訳と創作 二人のローレル・テイラー? 12月3日(水)開催 国際文学館のTranslators Talk、この秋はアンドリー・セティアワンさん(インドネシア語)、スペッキオ・アンナさん(イタリア語)、ヒタ・コールさん(ポルトガル語)をお招き...
www.waseda.jp
November 14, 2025 at 2:25 PM
創作観やジャンル小説についての意見、影響を受けた作品などを掘り下げて聞いています。日本語/韓国語/英語ごちゃまぜ、全員が母語以外の言語を駆使しつつ、雰囲気は和やかで笑いも多いおもしろ回です。(番組の長さ:約40分)

⁠『jem』2号⁠では、「未訳作家アンケート」のコーナーでユンビンさん、ドヨンさんに短文を寄せてもらっています!あわせてご覧ください。

★言及されている主な本や作家
キム・ボヨン『どれほど似ているか』
デュナ「シェイクスピアの森」(未訳)
アゴタ・クリストフ
チャールズ・ユウ
マイクル・クライトン
アーサー・C・クラーク
小川一水『老ヴォールの惑星』など
覚醒する韓国SF!@京都――作家ソ・ユンビンさん、へ・ドヨンさん、翻訳者廣岡孝弥さんを迎えて
open.spotify.com
November 14, 2025 at 1:14 PM
文芸誌『jem』ポッドキャスト第4回、「覚醒する韓国SF!@京都――作家ソ・ユンビンさん、へ・ドヨンさん、翻訳者廣岡孝弥さんを迎えて」を公開しました。

9月にVGプラス合同会社主催で京都にて行われた「第一回SF作家ソン」。おもに作家である参加者たちが宿泊施設に集まり、ゲストによる講演やディスカッションを聴いたり、自身の創作に集中したりするという貴重なイベントでした。今回のエピソードは、来日した韓国SF作家のうちおふたりソ・ユンビンさん、へ・ドヨンさん、そして翻訳者の廣岡孝弥さんを迎えて録音した文字通りの特別編。

open.spotify.com/episode/38Il...
覚醒する韓国SF!@京都――作家ソ・ユンビンさん、へ・ドヨンさん、翻訳者廣岡孝弥さんを迎えて
open.spotify.com
November 14, 2025 at 1:14 PM
"中央ヨーロッパ(中欧)の「研究」と「生活」をむすぶメモリアル"がテーマのエッセイ集ZINE『Notatki のたとき』、「思想」(岩波書店)2012年4月号(特集:「「中欧」とは何か?」)、角悠介『呪文の言語学―ルーマニアの魔女に耳をすませて』(作品社)などを並行して読んでいます。中欧、東欧について理解を深めていきたい、という切実な思いに衝き動かされて。
November 12, 2025 at 2:01 PM
クラウドファンディングのリターン特典の電子ミニエッセイ集、『私のことのは散策記』を鋭意編集中です(申し込みは終了しています)。寄稿者は

綾女欣伸さん(編集者)
アレクサンドラ・プリマックさん(詩人、編集者)
荒木駿さん(編集者)
太田りべかさん(翻訳家)
小笠原鳥類さん(詩人)
大島豊さん(翻訳家)
小原奈実さん(歌人)
ラナ・セイフさん(翻訳家)
堀田季何さん(詩歌作家、翻訳家)

+リターンで寄稿権を購入くださった宮澤豊和さん。どの随筆も、言葉の力への揺るぎない信念に支えられていると思います。深い愛とはこのようなものなのか、と目を洗われるばかり。
November 12, 2025 at 1:47 PM
フレーブニコフの“超小説”「ザンゲジ」に登場する「世界語」よりは、スターリングが『蝉の女王』で登場させる「人類語」の方が、(いかに小説技巧的に稚くみえても)その巨視性、思考実験性において射程が広いように思う。(SNSで持論/議論を展開するつもりはないので連続投稿終了)
November 11, 2025 at 1:43 PM
「惑星思考」だって濫用すればすぐにクリシェに堕してしまうわけで、むしろ見習いたいのは生涯緩むことのなかった菅野昭正の批評的営為(例:『変容する文学のなかで』)のように、文章を書くたびにいったんすべてを捨てて問題を一から考え切る姿勢だと思う。
November 11, 2025 at 1:42 PM
秋草本『「世界文学」はつくられる』において、なぜ「マルクスの亡霊たち」なる第Ⅱ部は存在しなければならなかったのか。ソ連の文化政策、大事業としての「世界文学全集」編纂を論じたこの章が描破しているのは、ある意味では誇大妄想的ユートピア、危険な統一の夢である。
November 11, 2025 at 1:42 PM
(『れにくさ』第12号、佐藤=ロスベアグ・ナナ編『翻訳と文学』書評、東京大学文学部・現代文芸論研究室、2022)
November 11, 2025 at 1:41 PM
以下、秋草俊一郎の文章より。
「後者の論(引用者註:本書に収録されている論考、林圭介「五つの「ぼく」たち――村上春樹文学を世界文学に変える『図書館奇譚』」)はダムロッシュの「世界文学とは、翻訳を通じて豊かになる作品である」という言葉を引用しているが、この引用が濫用されていることは別の書評で指摘した通りである(「郭南燕著『志賀直哉で「世界文学」を読み解く』:(作品社、二〇一六年)」『比較文学』59 号、2017 年)。このロジックをもちいれば、翻訳されればなんでも「世界文学」になってしまい、その背後にある出版資本主義やイデオロギーは不問に付されてしまうのだ(略)。」
November 11, 2025 at 1:41 PM
じっさいには、斎藤のこの感覚はアカデミアで共有されているものではないと思う。タイトルに「世界文学」を冠した本、あるいは「世界文学としての○○」なる本の出版バブルはおさまる気配がない。
November 11, 2025 at 1:41 PM
近藤銀河「クィアを権威化しないための批評が必要(正確な引用でなかったらごめんなさい)」とか、斎藤真理子「(引用者注:『世界×現在×文学 作家ファイル』が国書刊行会から刊行された)96年当時、世界文学という言葉にはハッピーなオーラがあった」(『文藝』2024年秋季号)とか、そもそも立脚点がほかの多くの人間と違うのだと思う。
November 11, 2025 at 1:41 PM
文学フリマでは、好評の創刊号も持参いたします。刊行に至ったいきさつについては『群像』5月号にエッセイを寄稿いたしました。

執筆者一覧(五十音順):秋草俊一郎、阿部大樹、あわいゆき、石川美南、礒崎純一、大島豊、木海、岸谷薄荷、木村夏彦、鯨井久志、焦陽、白川眞、菅原慎矢、高山直之、垂野創一郎、西崎憲、パウ・ピタルク・フェルナンデス、平山亜佐子、ヘレン・ホラン、堀田季何、増田まもる、マヌエル・アスアヘアラモ、ミミ・シェン、山口真果、山本貴光、劉佳寧、ローレル・テイラー、渡邊利道、王子豪

内容紹介は公式noteをご覧ください!
note.com/jem_site/n/n...
November 11, 2025 at 1:31 PM