Writer and Editor. Published works including "Kazuki Yone Art Collection 斬華," "Nakajima Atsuko Art Collection 艶,"and "煌", "Nakamura Tatsunori Art Collection 影炎," WOLF'S RAIN Kawamoto Toshihiro Art Collection -SEEKING "RAKUEN"".
特に高坂と風間の夜の決闘シーンは、全体のトーンは時代劇映画をなぞらえながら、動きの捉え方は現代的なダイナミックなものに変わっていくのが、シーンへの没入感を高めます。冒頭のシーンとトーンが合わせてある気がして、「あの続き」にぐっと誘われました。特に時代劇世代に響く映画だと思います。
特に高坂と風間の夜の決闘シーンは、全体のトーンは時代劇映画をなぞらえながら、動きの捉え方は現代的なダイナミックなものに変わっていくのが、シーンへの没入感を高めます。冒頭のシーンとトーンが合わせてある気がして、「あの続き」にぐっと誘われました。特に時代劇世代に響く映画だと思います。
あ、でも映画自体は殺伐とはしていないので。ほどよくほのぼの寄りなので。
脚本がよくできていると、役者さんたちはもちろん、殺陣師、衣装、床山、照明などのスタッフの方々までがノリにノッてこだわりにこだわって、「すげえもん」を作ってしまえるのですね。あからさまに低予算とわかるのに、画面に充満する気迫とプロフェッショナルの気品がすさまじい。観られてよかった!
あ、でも映画自体は殺伐とはしていないので。ほどよくほのぼの寄りなので。
脚本がよくできていると、役者さんたちはもちろん、殺陣師、衣装、床山、照明などのスタッフの方々までがノリにノッてこだわりにこだわって、「すげえもん」を作ってしまえるのですね。あからさまに低予算とわかるのに、画面に充満する気迫とプロフェッショナルの気品がすさまじい。観られてよかった!
本物の侍が紛れ込んだのは時代劇の撮影所。映画の中で描かれる時代劇が、私の世代だと『暴れん坊将軍』や『桃太郎侍』を彷彿させ、殺陣や見得など「そうそう、そんな感じ」とノスタルジー。高坂と風間が撮る映画にも懐かしい時代劇を感じた理由が、多灯ライティングの効果とパンフで知りました。監督、研究されてます!
本物の侍が紛れ込んだのは時代劇の撮影所。映画の中で描かれる時代劇が、私の世代だと『暴れん坊将軍』や『桃太郎侍』を彷彿させ、殺陣や見得など「そうそう、そんな感じ」とノスタルジー。高坂と風間が撮る映画にも懐かしい時代劇を感じた理由が、多灯ライティングの効果とパンフで知りました。監督、研究されてます!
1話分の物語密度が高いわりにセリフの間が大切にされていて、窪田正孝さんの受けの芝居が引き立っていました。
小林虎之介さんも、気持ちの振り幅が大きくも繊細で、成長していく岳人の演技がすばらしく、今後も注目です。
1話分の物語密度が高いわりにセリフの間が大切にされていて、窪田正孝さんの受けの芝居が引き立っていました。
小林虎之介さんも、気持ちの振り幅が大きくも繊細で、成長していく岳人の演技がすばらしく、今後も注目です。
岳人はじめ科学部メンバーの「本当の気持ちを聞かしてくれよ」に答えた時、ようやく藤竹は金井の呪いから解放されたのでしょう。
岳人はじめ科学部メンバーの「本当の気持ちを聞かしてくれよ」に答えた時、ようやく藤竹は金井の呪いから解放されたのでしょう。
そんな2つの実験にとらわれすぎて、“人”を見なくなっていた。結局、効率と結果しか見ない石神たちと同じ視野になっていたというのが、藤竹が伊之瀬に見せた絶望で。伊之瀬が「子どもたちに教えられるよ、こちらが」とやんわり諌めた、そんな藤竹の“傲慢”に喝を入れたのが、岳人の「勝手に終わらすんじゃねえよ!」。
そんな2つの実験にとらわれすぎて、“人”を見なくなっていた。結局、効率と結果しか見ない石神たちと同じ視野になっていたというのが、藤竹が伊之瀬に見せた絶望で。伊之瀬が「子どもたちに教えられるよ、こちらが」とやんわり諌めた、そんな藤竹の“傲慢”に喝を入れたのが、岳人の「勝手に終わらすんじゃねえよ!」。
藤竹も、最初は「実験」のために岳人や佳純たちの好奇心や知識欲を煽っていきました。さすが伊之瀬を恩師に持つだけあって、煽り方が上手い上手い。各人にどうアプローチをしていったらいいか、ずっと観察してましたよね。
藤竹も、最初は「実験」のために岳人や佳純たちの好奇心や知識欲を煽っていきました。さすが伊之瀬を恩師に持つだけあって、煽り方が上手い上手い。各人にどうアプローチをしていったらいいか、ずっと観察してましたよね。
岳人が藤竹を見る目は、最初は拒絶でしたが、先生として受け入れ、科学者として憧れ、そして、家族とも友人とも違う、でも奥深く科学という根でわかり合える同志へと変わっていった気がします。
最終話の伊之瀬先生と電話する藤竹を見つめる目とか、準備室に座る藤竹を見る目とか、元より聡明で優しい青年ですが、自分の気持ちを主張するより、相手の気持ちを思いやれる人になったなあと感無量でした。藤竹の背中を押してくれて、ありがとう。君の言葉で藤竹は救われてきたし、最後も救われたよ。
岳人が藤竹を見る目は、最初は拒絶でしたが、先生として受け入れ、科学者として憧れ、そして、家族とも友人とも違う、でも奥深く科学という根でわかり合える同志へと変わっていった気がします。
最終話の伊之瀬先生と電話する藤竹を見つめる目とか、準備室に座る藤竹を見る目とか、元より聡明で優しい青年ですが、自分の気持ちを主張するより、相手の気持ちを思いやれる人になったなあと感無量でした。藤竹の背中を押してくれて、ありがとう。君の言葉で藤竹は救われてきたし、最後も救われたよ。
金井、ロビン、岳人と市井の科学者に出逢い、輝く瞳を心に留めてしまう藤竹。藤竹が科学部について行った「実験」は、彼にしか思いつけないものでしたね。
藤竹が本作の平等と格差というテーマを背負った主人公なら、岳人は壁を壊して進もうとするヒーローですね。「科学部があんたの実験かどうかなんてどうでもいい」、これを言ってくれたのが、無垢な知識欲しかなかった頃の過去の藤竹のような岳人でよかった。今の自分を過去の自分が救う展開は萌えます。
金井、ロビン、岳人と市井の科学者に出逢い、輝く瞳を心に留めてしまう藤竹。藤竹が科学部について行った「実験」は、彼にしか思いつけないものでしたね。
藤竹が本作の平等と格差というテーマを背負った主人公なら、岳人は壁を壊して進もうとするヒーローですね。「科学部があんたの実験かどうかなんてどうでもいい」、これを言ってくれたのが、無垢な知識欲しかなかった頃の過去の藤竹のような岳人でよかった。今の自分を過去の自分が救う展開は萌えます。
妻の言葉に、妻の代わりでなく、自分自身が科学部を楽しんでいたことに気づく長嶺。実験を記録していたノートが、科学部の、そこで夢中になっていた自分の「轍」だとわかった佳純。何をしていても実験(火星の土)に還元してしまうほど、科学の面白さにハマったアンジェラ。そして、空に虹を見る岳人。
妻の言葉に、妻の代わりでなく、自分自身が科学部を楽しんでいたことに気づく長嶺。実験を記録していたノートが、科学部の、そこで夢中になっていた自分の「轍」だとわかった佳純。何をしていても実験(火星の土)に還元してしまうほど、科学の面白さにハマったアンジェラ。そして、空に虹を見る岳人。
恒星とそれに束縛されている惑星たちについては、伊之瀬先生、なんとかしてください! なんだろう、伊之瀬先生のラスボス感。「天体衝突と惑星の進化」が研究テーマの藤竹もなかなか怖いです。
そして、藤竹は、岳人や鷲見に憧れられているのだから、そろそろ自己肯定に転換していいと思います。
恒星とそれに束縛されている惑星たちについては、伊之瀬先生、なんとかしてください! なんだろう、伊之瀬先生のラスボス感。「天体衝突と惑星の進化」が研究テーマの藤竹もなかなか怖いです。
そして、藤竹は、岳人や鷲見に憧れられているのだから、そろそろ自己肯定に転換していいと思います。
「頑張ったことを諦めるのはつらい」「自業自得」と泣く岳人にも胸を打たれました。平等を謳っても、格差は厳然とあって、乗り越えることは難しい。そんな現実を、岳人は全身で悲しみ、悔しがり、苦しんでいました。もう岳人そのものの小林虎之介君がすばらしい! 一方、藤竹先生は何もしていません。
「頑張ったことを諦めるのはつらい」「自業自得」と泣く岳人にも胸を打たれました。平等を謳っても、格差は厳然とあって、乗り越えることは難しい。そんな現実を、岳人は全身で悲しみ、悔しがり、苦しんでいました。もう岳人そのものの小林虎之介君がすばらしい! 一方、藤竹先生は何もしていません。
さて、第7話の萌え点は、あかつきを相澤に作らせて、自分は熟睡の藤竹。その寝姿、どう見ても猫! あと、藤竹の目の光がシーンシーンで変わって見えるのがすごい!
さて、第7話の萌え点は、あかつきを相澤に作らせて、自分は熟睡の藤竹。その寝姿、どう見ても猫! あと、藤竹の目の光がシーンシーンで変わって見えるのがすごい!
アンジェラと佳純が火星の土を作っていく試行錯誤は、さながらケーキにちょうどいいチョコクリームを作っているかのようで、まさに「錬金術(科学)は台所から」。そんな科学部の楽しさは、学生時代の相澤と藤竹の研究生活にオーバーラップして、相澤が藤竹を求める切実さに説得力を持たせます。
アンジェラと佳純が火星の土を作っていく試行錯誤は、さながらケーキにちょうどいいチョコクリームを作っているかのようで、まさに「錬金術(科学)は台所から」。そんな科学部の楽しさは、学生時代の相澤と藤竹の研究生活にオーバーラップして、相澤が藤竹を求める切実さに説得力を持たせます。
引きこもりと家庭内暴力、これもまた解決の難しい問題です。でも、岳人の言葉で要が避けるばかりだった弟に向き合い、弟の気持ちを知れたことが、あの扉から差した光のように希望になればと思います。RPGのように適材適所な人材が科学の旅の仲間に加わっているわけですが、要も片足ハマってますよね🤭
引きこもりと家庭内暴力、これもまた解決の難しい問題です。でも、岳人の言葉で要が避けるばかりだった弟に向き合い、弟の気持ちを知れたことが、あの扉から差した光のように希望になればと思います。RPGのように適材適所な人材が科学の旅の仲間に加わっているわけですが、要も片足ハマってますよね🤭