奈々瀬
nana-7se.bsky.social
奈々瀬
@nana-7se.bsky.social
ななせだよ。日本酒とオタクと子育て。ゆめにっき、たまにロコンといっしょにっき。
もう行かないと間に合わなくなる、と夫が言った。

私は頷いて、すぐ戻るから、と子に言い含めた。ぐずる子に、10分くらいだから、と言い聞かせた。

フロアを下っていく。途中途中で、この部屋にアレが欲しい、ここの施設は容量を可視化できるとよい、など検討しながら、家の階段を下っていく。

その途中で、私はそれに気づいた。
私たちより少し先に、同じく階段を下っていくものがいる。ちらりと腕が見える。

子どもかな、と思った。

腕は細く、いかにも子どものようなサイズだったから。枯れ木のように萎びて、土気色ではあったけど。
子どもがふざけて、回転するように一段一段下りている、
October 16, 2025 at 9:30 PM
その人を迎えに行ったのは、かなり南の方だったと思う。なぜか父と一緒だった。それから2人分を抱えて、ずっと空を浮かんで連れて帰ってきた。
最初は当たり前のように空に浮かんで、スピードを出す余裕もあったのに、どんどん浮かべなくなってスピードも歩くほどになって、なぜか途中からはダダに追いかけられてさらに集中力がなくなり……。

覚醒に向かってるせいだと思うけど、夢の中はいつもそうで、簡単に飛べていたのが考えるほどに飛べなくなる。

結局アジト近くで、私が追っ手を引き受けるから先に行って、なんて言って、その頃には建物から飛び降りることさえ出来なくなって。
October 2, 2025 at 9:42 PM
なにか恐ろしい夢を見た。もうディテールは覚えていないけれど。

それは何かの儀式だった。
古ぼけた部屋には、何人かの女生徒がいて、濁った茶碗はひとつしかなくて、私は誰かが飲むのを待っていた。茶碗の中身が✕✕✕なものだと知っていたから、無知な誰かが飲むのをニコニコと待っていた。

でも、誰も飲まなかった。
部屋の真ん中に置かれた茶碗は波紋一つ立てずに、私は気付いてしまった。
September 8, 2025 at 11:30 AM
夢でハルヒに会った。
つまらなそうな顔で、艷やかな長い黒髪の影で、いつも顔をしかめていた。
そんな彼女を楽しませようと企画した人がいた。
美人な転校生で、運動神経にも自信があった私は、誘いに乗った。特別授業前の休み時間の最後、特別教室の正面に誂えられた高さ数メートルの舞台から飛び降りる。それだけ。

鶴屋さんか、みくるか、そんな衣装を着て、準備した休み時間10分前にはたと気づいた。こんなことするキャラじゃない。
こんなことするするキャラは……ハルヒなんじゃないか?
私は決意した。急いで服を借りに行った。ジャージを借りて、着替えて、髪をほどいて、長い黒髪ストレートに。
August 11, 2025 at 9:59 PM
 どうして彼の誘いに従ってしまったのか、今となってはよく思い出せない。
 何か軽微な罪を、インフルエンサーの力で社会にバラ撒くような脅しを仄めかされたような気がする。有名人である彼との一対一の食事、というシチュエーションに舞い上がって、正常な判断力を失っていた面もあると思う。この機会をどう仕事に結びつけようか、という野心と、そのために気に入られたいという下心もあった。
 でも、そんなこと、これから犯す罪に対してはささやかすぎる。どうしてあの時、断らなかったんだろう。仄めかされた社会的な制裁に、何より彼の敵になるという恐怖に、屈してしまった。
July 26, 2025 at 8:17 PM
夜中に思い立って、車でアクアラインを目指した。助手席にはイニDのマンガを積んで、東京湾にぐるりと円状に突き出した高速道に向かう。あくまで安全運転で。
夜中の東京を走って、夜の海に突き出した道を巡って、帰る頃には日が昇って。
良いドライブの夢だった。
May 26, 2025 at 9:34 PM
奇妙な4件の殺人事件。加害者も被害者もはっきりしているが、共通項のある事件がバラバラに起こったことが訝しく、調査していくうちに、すべての事件で「生まれ変わり」の噂があったことが分かる。心中者の生まれ変わりだと言われて離れて育てられた兄妹。行脚僧を殺した言い伝えのある村で、生まれ変わりだと噂されていた男たち。この生まれ変わりには、なにか意味があるのか…?
生まれ変わりだって判明した時点で謎が解けたような話だった気がするが、湿った空気以外はすでにあやふや。
May 7, 2025 at 8:52 PM
エクソシスト、というのだろうか。外国育ちだという転校生は、確かに変わったところがあった。家に遊びに行くと、家族というにはバラバラな年代に見える家族が、みんな仕出し弁当で夕飯を食べたりしていた。それが外国育ちだからじゃなくて、戦っているからだと知ったのは、彼女の家が男たちに押し入られ、銃撃を受け、燃やされ、そんななかを隠し通路で逃がしてもらってからだった。彼女は死んだ。わたしは託された赤ちゃんを生かさなければならない。

生き延びた少年は、欧州に戻り、育成学校に入学した。数十年ぶりの問題児だと叱られながら、既に実戦を知っている少年は学び、そして諜報をしていた。
May 4, 2025 at 10:32 PM
旅行にいって、広かっただろう学校の跡地に泊まって、私がいたところはたぶん元弓道場。そこで女の子と仲良くなったけど、明日は一緒に来てた友人と動くことになって残念。博物館のような、市場のような場所で泥棒に気付いたけど止められなかった。
April 7, 2025 at 9:36 PM
学校で毎週開催される、任意参加の映画上映会に、何を血迷ったのか種自由の映画を持ち込もう、なんなら音声なし版にして自分たちでアフレコするかー、という思いつきの悪ノリを実行してしまい、思ったより客入りの良い会場にびびりながら後には引けずセリフを言うはめになった。いや思いつきを口から出してしまったのは私だから何も言えないけど。
私は新キャラの、マリーという女性で前半はほぼ出番がなかったから良かった。途中で新任教師が映画への冒涜だと乱入したけど、上映会実行委員的な生徒(1年3組サノくん)のおかげで事なきを得た。
恥ずかしい夢だったな
March 16, 2025 at 9:38 PM
雪祭りに行った。最終日。晴れた陽射しに、溶けかけの小さな氷像が並んでいる。財布を落として、目の前で観光客が持ち逃げしようとする。アクセスが悪い場所だけど、臨時のシャトルバスが最寄のその名も乗換駅から出ている。バスまでの時間潰しのつもりで入った本屋、図鑑を買った。
目覚めて思い出すと、本物の雪祭りと随分違う。小さい頃は毎年行っていたのに。
March 6, 2025 at 9:45 PM
友人の実家を訪れた。三間続きの広い平屋で、猫がたくさんと黄色い細い犬が一匹。猫は撫でさせてくれる。なぜか家主以外にも別の友人が二組くらいいる。
猫が腕のなかで寝たり、触ると威嚇されたり、不機嫌な顔をされたりする。犬も突然甘えてきたりした。
February 27, 2025 at 9:23 PM
どこかのマンガの中だった。進撃のような……狭い世界、限られた文明。私には力があり、特権を持っていた。本当は女なのに、男のような見た目で、中性的に振る舞い、性別を隠していた。好きな女の子がいた。素直で、プライドがあって、美しい髪の少女。あまり目立つこともない女の子。彼女に手を付ければ、彼女も私の相手として特権を手に入れる、それは彼女に喜ばれることだと思ったのに、彼女は抵抗した。世界は崩れて、夢もマンガの中に変わってしまった。
February 9, 2025 at 12:06 AM
夢見の悪い夜だった。
夜中に目が覚める夢を見て夜中に目が覚め、寝坊する夢を見て目覚ましに起こされた。

しかし、なぜかぼんやり明るい、白夜のような夜の3時に、冷たく整ったホテルでの目覚めはひんやりと心地よかった。
January 27, 2025 at 9:48 PM
新人声優として、でかめのクロスオーバーイベントのちょい役キャラボイス要員に呼ばれた。台本は当日支給だと思っていたのに、別事務所の中堅声優は持参してて慌てる。その人のマネージャーさんに相談して、途中で印刷したのをもらえたけど(君の事務所そういうことあるよね、と同情された)、白黒印刷のため急いで自分の出番にマーカーする。なんとか間に合った、最初のセリフだ〜とマイクのとこ行ったら、
January 19, 2025 at 9:42 PM
よく行くドラッグストアの洗面台で、排水溝が詰まったのか、水が今にも溢れそうだった。その近くに、見覚えのない白い栓がある。そんなところに排水溝はなかったはずだが……
栓を抜くと、突然ドラゴンが現れた。店内へ逃げ出しても執拗に追ってくる。明らかに悪い顔をしている。
いつの間にか、隣に少女が並走していた。勝ち気で可愛い顔、そして半裸。彼女もまた竜で、追いかけてくるドラゴンを止めてくれると言う。とにかくよろしく頼むと、彼女の体が光りだした。拳を握り、ドラゴンを殴り飛ばす! 結局半裸の人間の姿のまま、彼女はドラゴンを撃退してくれた。
November 22, 2024 at 10:50 PM
雪が降っていた。マンションの広いエントランスで、腕を伸ばすと雪が留まっては溶けた。
せっかくの殺人だったのに、雪のせいで、彼女は足跡と石に残したメッセージがばれてしまった。
October 30, 2024 at 3:49 AM
8月、2日連続のディズニーに出かけようとしたところで記憶は途絶え、布団の中で目覚めると12月だった。4ヶ月分の記憶がなくなっていた。4ヶ月、普通に働いていたらしく、仕掛け案件は世に出て、新しい取引先との仕掛けが進んでいる。みんな私との記憶がある。ないのは私の記憶だけ。こまった。
September 25, 2024 at 9:33 PM
夢を見ていたら突然、死んだ母に名前を呼ばれて、返事をして目が覚めた。返事をしてよかったんだろうか。
August 1, 2024 at 9:58 PM
海の家で散々遊んで、子どもが別棟に服を忘れたというので、取りに行ってあげることにした。夜になった周囲は、昼間遊んだ場所とは思えぬほどに様相が変わって、行き交う人も不穏な会話をしている。マーダー、という言葉がやけに胸に残る。辿り着いた別棟は、お化け屋敷のようだった。目の前でBGMが変わり、あさきの歌になる。無理やりテンションを上げて入った。真っ暗で、臭くて、ナニカが徘徊している。なんとか服を探したけど、出口は封鎖されていた。友人と合流して、小さな作業口を見つけて這い出した。そこには鎌を持った作業員がいた。私は首を裂かれて死んだ。彼は後続の友人に話しかける。鎌で何度も何度も私の死体を裂きながら。
May 22, 2024 at 8:35 PM
ロコンの靴下模様がかわいくて「かわいい靴下はいてるね~~」と言い続けてたらキョトンとした顔された かわいいんだもの…
May 14, 2024 at 9:32 PM
ロコンの毛は部位によって手触りがちがう。おでこや尻尾の巻いてるとこはつるつると絹みたいな手触りだけど、首の下の白いところはぽわぽわで柔らかい。どこもかわいい!
May 13, 2024 at 3:51 AM
たまにロコンとブースターがくっついていて、とても可愛い。ブースターの方がちょっと大きいけど、たぶんロコンは負けてない気持ちでしっぽをフリフリしている。可愛い。
May 10, 2024 at 10:02 PM
今日はホワイトシチュー。ロコンはキノコを美味しそうに食べてた。隠し味で入れたハーブは好きじゃなかったみたい。次からは肉をたくさんいれる。
May 10, 2024 at 12:41 PM
昨日は寒かったから、ロコンを抱っこしようとしたけど逃げられた。うちのロコンは抱っこが嫌いみたい。
May 10, 2024 at 3:56 AM