長瀬海
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長瀬海
@nagasekai.bsky.social
ライター・書評家。「週刊金曜日」書評委員。 「週刊読書人」文芸時評担当(2019年)。共著に『世界のなかの〈ポスト3.11〉』(新曜社)『韓国文学ガイドブック』(Pヴァイン)など。
明日は明日で東洋英和女子大学での講演。じぶんがどこへ向かってるのかわからなくなってきた。
November 13, 2025 at 9:53 AM
『戦争と漫画』とてもいいアンソロジーだった。与えられたのは短い紙幅だったけど、思い切って三冊を総合するかたちで書評した。
September 30, 2025 at 7:47 AM
今日は仕事終わってから絵画をみてまわる日だった。二子玉川のSprout Books and Artでは堀江栞さんの個展とPOTTERY STUDIO Kさんの展示を。そこから話題の近美「記録をひらく 記憶をつむぐ」へ。物語と絵の関係を考えざるをえない、そんな接続。
September 25, 2025 at 9:39 AM
戦後80年。
August 14, 2025 at 9:13 AM
詩や散文、小説さらには当時のUSシチズン申告書(?)まで。これ、めちゃくちゃ重要な本では? 日本語に翻訳されるのを待っている本である気がするのだけど。(と、ルイ・メナンド『メタフィジカルクラブ』を見つけた坪内祐三の気分で言ってみる。)
June 23, 2025 at 11:16 PM
ワシントン大学ちかくの古書店ですごく面白そうな本を見つけた。第二次大戦時に強制収容された日系アメリカ人たちによる68つの文章(声)を収録したアンソロジー。編者はグラフィック・ノベリストのFrank Abe。購入したばかりだけど、国家と国家のあわいに立ってあの戦争を考えさせる重要そうな本。去年刊行。
June 23, 2025 at 8:45 PM
The Seattle Timesの一面はイラン攻撃の件で、強くトランプを批判する論調。イラン系アメリカ人の声を紹介し、これから起こりうる問題(報復とイランコミュニティに対する差別)への巨大な「不安」を記している。イランにルーツを持つ女性は9.11以後にアメリカで味わった「いじめ」を思い起こす、と。移民の街シアトルらしい正論です。
June 22, 2025 at 10:41 PM
シアトルのダウンタウンで見つけたチベットの郷土品屋さん。Phempoという土地出身の女性が店主で、チベットのこと小説を通じて勉強してますと言ったらたくさん話してくれた。28年前にチベットから姉と一緒に移住したこと。政府の検閲を受けて両親に2度と連絡できなくなったこと。今のアメリカでの生きづらさ。彼女はバイデンもトランプも誰も信用できないという。なんでその中間がいないんだと嘆いていた。故郷に帰りたいけどそれが叶わない現状で、それでもここで生きていくしかないもどかしさをたっぷり(1時間ほど)語ってくれた。最後にヤクのお土産を購入。彼女の人生に幸あれ。
June 21, 2025 at 2:08 AM
『小説トリッパー』で文芸季評を担当することになり、感じたのは、季評(3ヶ月に一度の時評)は後出しジャンケンであること。あちこちで時評が書かれ、個別の作品についての評価が揃ったところから書かねばならない。なので、いい・悪いはもう僕の役目じゃないかな、と思う。いま、何が、なぜ、書かれているか。この「いま」「何が」「なぜ」を考えることを自分の使命としたい。
June 17, 2025 at 10:02 PM
キツいなあ。キツすぎる。廣松渉
吉本隆明が活躍していた『情況』は左翼思想にとって土壌となる雑誌だった。いまは表層的な逆張りが行われているだけにしか見えない。
May 26, 2025 at 7:04 AM
安原顯の作った雑誌『リテレール』創刊号の特集は「書評の快楽」。ある仕事で名前が出てきたので探し求めた。
May 9, 2025 at 8:54 AM
宇多田ヒカルが夫婦別姓を求める歌詞を書いたことで、これまで宇多田を日本の誇りと崇めてきたネトウヨたちが憤慨しているのか。で、さらに滑稽なことに、歌詞の最後にある〈自由に慣れれば慣れるほど不自由〉をめぐって、「いや、宇多田さまはラストで主張を逆転させている、さすが!」みたいなことを言ってるのか。どう考えてもここは、サルトルのいう「人間は自由の刑に処されている」で解釈されるべきところだろ。
May 4, 2025 at 12:02 AM
町田康節さくれつ(笑)。『俺の文章修行』での言葉を置換するテクニックを解説するくだり。
April 19, 2025 at 9:58 AM
実家の庭に紛れ込んできた子猫(と先住ネコたち)。
April 12, 2025 at 12:44 PM
ミャンマーの街はゆっくりとした時間が流れてていいところなんだけど、地震が起きて平気なわけがないんだよ。これは友人が通ってた美容室。いまどうなっているのか。すごく心配。
March 28, 2025 at 12:37 PM
ジムからのスパを決めた!海の見える露天風呂という謎の贅沢。
March 13, 2025 at 9:31 AM
実家から出てきた。祖父が満洲から家族へ送った手紙。祖父は終戦とともにシベリアに抑留されていた。祖母は引き揚げ船が来るたびに安否を確かめに走ったという。祖父母の経験が自分にもたらしているものがなんなのかはもっとしっかり考えたい。
March 11, 2025 at 10:53 AM
遊んでたら寝ちゃった。
March 1, 2025 at 11:36 AM
2018年3月24日。ワシントンD.C.を中心に行われた史上最大規模のデモ「march for our lives」に、たまたま大学院の公務で近くにいたぼくも誘われるがままに参加したんだった。高校でおきた悲惨な銃撃事件に端を発したあのデモの光景は、確かに社会を変えるためのエネルギーと希望の塊だった。あの頃の元気を、もう一度アメリカが取り戻せたら。(動画はマーティン・ルーサー・キングの孫娘がスピーチしたときのもの、確か。音量注意)
February 18, 2025 at 2:39 AM
熊谷さんの対応は立派だと思うよ。相手を名指し、直接的な反応を取ることは立花の術中にハマることになる。ただ徹底的に距離を取るというのは懸命な判断。
February 9, 2025 at 7:20 AM
写真家の川崎祐さんによる個展を見にきた。@あざみ野の横浜市民ギャラリー
January 25, 2025 at 5:06 AM
村上春樹によるティム・オブライエン最新作の翻訳が出るらしい。虚言症が蔓延するアメリカが舞台とのこと。画像はXでの版元(ハーパーコリンズ・ジャパン)による投稿から借用。重要な作品な気がする。
January 25, 2025 at 3:23 AM
一昨日、茨城県に行ったときにつくばの有名な焼き菓子屋「ガトー・プーリア」に立ち寄った。開店1時間でエクレアは完売。お目当てのチーズ・ズコットは無事に買えました。うちの子も興味津々。
January 14, 2025 at 9:03 AM
A happy new year!
December 30, 2024 at 11:28 PM
この映画を観に片道1時間半かけて下高井戸シネマにきた。夕方からなのに連日朝から列をなしてるらしく、今の時点で残席40ほど。日本で字幕ありで見られる、現在唯一の機会ということもあるのだろう。夕方まで下高井戸で仕事。
December 29, 2024 at 1:43 AM