人間の代わりに、純粋無垢な動物たちが、地球の主人であって欲しいと思っている。
自分は地球上の、時に人間に牙を剥く多種多様な動物や、雄大な自然を愛してはいるが、同様の愛情を同類の人間に向けることができない。
鶴見済は「人間は醜い」と喝破していたが、人間の外見ではなく内面がである。
最近、自分もそう思わざるを得ないような出来事が続いている。
残念だが、人間は醜いのだろう…
人間の代わりに、純粋無垢な動物たちが、地球の主人であって欲しいと思っている。
自分は地球上の、時に人間に牙を剥く多種多様な動物や、雄大な自然を愛してはいるが、同様の愛情を同類の人間に向けることができない。
鶴見済は「人間は醜い」と喝破していたが、人間の外見ではなく内面がである。
最近、自分もそう思わざるを得ないような出来事が続いている。
残念だが、人間は醜いのだろう…
溜まっていたAmazonポイントを使って、絶賛ブロック中の作家、滝本竜彦の『超人計画インフィニティ』(電子書籍)を購入して読んでいる。
ベルンハルトの合間に読んでいるせいか、こちらはラノベっぽい文体なので読みやすく、一日で50%を読み終えた。
こういう作風を敬遠していた時期もあったのだけど、自分自身や取り巻く環境の変化も相まって、今後は新しいジャンルの読書にもチャレンジしていこうかなと思っている。
溜まっていたAmazonポイントを使って、絶賛ブロック中の作家、滝本竜彦の『超人計画インフィニティ』(電子書籍)を購入して読んでいる。
ベルンハルトの合間に読んでいるせいか、こちらはラノベっぽい文体なので読みやすく、一日で50%を読み終えた。
こういう作風を敬遠していた時期もあったのだけど、自分自身や取り巻く環境の変化も相まって、今後は新しいジャンルの読書にもチャレンジしていこうかなと思っている。
キラキラしたリア充小説のような類ではなく、カフカとかトーマス・ベルンハルト、P.K.ディックのような作品。
私は若い頃から『世捨て人』願望が強いのだけど、歳をとるごとに『人間嫌い』と『厭世観』に歯止めがかからず、ますます『世捨て』願望が強くなる一方だ。
何かを「捨てる」ということは、捨てようと思っている対象に対して「無関心になる」ということと同義であろうし、「捨てる」ことでしか自分を守れないこともある。
↓彼の愛読書はドストエフスキーの『地下室の手記』だ。
キラキラしたリア充小説のような類ではなく、カフカとかトーマス・ベルンハルト、P.K.ディックのような作品。
私は若い頃から『世捨て人』願望が強いのだけど、歳をとるごとに『人間嫌い』と『厭世観』に歯止めがかからず、ますます『世捨て』願望が強くなる一方だ。
何かを「捨てる」ということは、捨てようと思っている対象に対して「無関心になる」ということと同義であろうし、「捨てる」ことでしか自分を守れないこともある。
↓彼の愛読書はドストエフスキーの『地下室の手記』だ。
不条理文学のような理不尽な経験だが、それが自分を覚醒させるキッカケにもなった。
低空飛行でやり過ごす…
川崎長太郎は言わずと知れた私小説の大家だが、『知足』という言葉を愚直に体現するような彼の生き様は、幸福でも不幸でもない生活を、低空飛行で淡々とやり過ごす悟りの境地に達した者のようでもあり、神々しい。
不条理文学のような理不尽な経験だが、それが自分を覚醒させるキッカケにもなった。
低空飛行でやり過ごす…
川崎長太郎は言わずと知れた私小説の大家だが、『知足』という言葉を愚直に体現するような彼の生き様は、幸福でも不幸でもない生活を、低空飛行で淡々とやり過ごす悟りの境地に達した者のようでもあり、神々しい。
たまたまネットで見つけた掌編なのだけど、自分の手元にある文庫本(岩波文庫)には所収されてない。
ドイツ語訳なのか、英語やフランス語など、他の言語からの重訳なのか定かでないが、カフカらしい掌編なので気に入ってる。
たまたまネットで見つけた掌編なのだけど、自分の手元にある文庫本(岩波文庫)には所収されてない。
ドイツ語訳なのか、英語やフランス語など、他の言語からの重訳なのか定かでないが、カフカらしい掌編なので気に入ってる。
筋トレをしている
ウォーキングもしている
AIには筋肉がないし、自分の脚で歩き回ることもできない
体を動かせば汗が流れるし、怪我をすれば骨折して血も流れる
悲しければ涙だって流れる
だから、AIには負ける気がしない
座右の書は『夜の果てへの旅』だ
呪われた作家セリーヌの背中を追って、夜の果てへの旅はまだまだ続く…
筋トレをしている
ウォーキングもしている
AIには筋肉がないし、自分の脚で歩き回ることもできない
体を動かせば汗が流れるし、怪我をすれば骨折して血も流れる
悲しければ涙だって流れる
だから、AIには負ける気がしない
座右の書は『夜の果てへの旅』だ
呪われた作家セリーヌの背中を追って、夜の果てへの旅はまだまだ続く…
でも、心身への暴力を伴った外部(他者)からの理不尽な攻撃に対しては無力だ。
時と場合にもよるが、外部からの不当な圧力・攻撃に対しては、自分を守るために「他者を棄てる」必要もあるか…
「見棄てる」と言ったら、カフカの代表作『変身』だ。
虫に変身させられた長男グレゴール(カフカ本人がモデル)を、家族の平和な暮らしを守るために見捨てたザムザ一家の冷淡な仕打ち…
ああいう仕打ちをせざるを得なかった一家の心境を慮る。
そんな冷たい仕打ちをした家族のことを、最期まで愛して息絶えたグレゴールの孤独…
でも、心身への暴力を伴った外部(他者)からの理不尽な攻撃に対しては無力だ。
時と場合にもよるが、外部からの不当な圧力・攻撃に対しては、自分を守るために「他者を棄てる」必要もあるか…
「見棄てる」と言ったら、カフカの代表作『変身』だ。
虫に変身させられた長男グレゴール(カフカ本人がモデル)を、家族の平和な暮らしを守るために見捨てたザムザ一家の冷淡な仕打ち…
ああいう仕打ちをせざるを得なかった一家の心境を慮る。
そんな冷たい仕打ちをした家族のことを、最期まで愛して息絶えたグレゴールの孤独…
その親父の醜態を目の当たりにして、一瞬、殺意に近い暴力衝動に駆られたのだが、「自分ファースト」と自分に諭すように言い聞かせ、その場をやり過ごした。
その親父の醜態を目の当たりにして、一瞬、殺意に近い暴力衝動に駆られたのだが、「自分ファースト」と自分に諭すように言い聞かせ、その場をやり過ごした。
恋人に死なれた女性が、裕福な家の床に這いつくばって掃除をしている。
掃除をしながら床に落ちている何かを探す。
探し物をめざとく見つけたら、素早くポケットに入れて持ち帰る。
彼女の部屋には、そうやって拾い集めた睡眠薬が大量にある。
将来、自分が必要になった時のために…
人生のユーモアとペーソスの入り混じった作品。
恋人に死なれた女性が、裕福な家の床に這いつくばって掃除をしている。
掃除をしながら床に落ちている何かを探す。
探し物をめざとく見つけたら、素早くポケットに入れて持ち帰る。
彼女の部屋には、そうやって拾い集めた睡眠薬が大量にある。
将来、自分が必要になった時のために…
人生のユーモアとペーソスの入り混じった作品。
インスタ映えの一枚🤗
インスタ映えの一枚🤗
「許してやってください!」
「許してやってください!仕方のなさを……」
赤い門をくぐった…
【斉藤なずな『門』(『鳥獣草花』所収)】
孤独や悲しみ、喪失感を描いている作品が多いが、暗さや悲壮感を感じることはない。
偶然に巡り合い、移ろい、消えてゆく…
「許してやってください!」
「許してやってください!仕方のなさを……」
赤い門をくぐった…
【斉藤なずな『門』(『鳥獣草花』所収)】
孤独や悲しみ、喪失感を描いている作品が多いが、暗さや悲壮感を感じることはない。
偶然に巡り合い、移ろい、消えてゆく…
1998年(平成10年)、自ら命を絶って旅立った漫画家ねこぢるのパートナーで、紆余曲折を経て、現在では仙人のような境地に達しておられる山野一さん@1yamano のポストを拝見していたら、懐かしい絵柄が目に入った。
若い頃は読めなかったけど、人生の厳しさや社会の世知辛さを経験した中年になってから、ねこぢる漫画を読めるようになった。
『ぢるぢる旅行記』がお気に入り📕
1998年(平成10年)、自ら命を絶って旅立った漫画家ねこぢるのパートナーで、紆余曲折を経て、現在では仙人のような境地に達しておられる山野一さん@1yamano のポストを拝見していたら、懐かしい絵柄が目に入った。
若い頃は読めなかったけど、人生の厳しさや社会の世知辛さを経験した中年になってから、ねこぢる漫画を読めるようになった。
『ぢるぢる旅行記』がお気に入り📕
外食もやめたし、以前ほど本を買う機会も減った。解約したサブスクも多い。
とくに不満はない。体を鍛えると心も安定する。
それでも不安で眠れぬ夜は数知れず、そんな夜は『カフカの日記』が相手をしてくれる。
カフカもまた、不安と不眠に苦しんだ人だった…
外食もやめたし、以前ほど本を買う機会も減った。解約したサブスクも多い。
とくに不満はない。体を鍛えると心も安定する。
それでも不安で眠れぬ夜は数知れず、そんな夜は『カフカの日記』が相手をしてくれる。
カフカもまた、不安と不眠に苦しんだ人だった…
過去も未来も、他人も自分も、頭の中から追い出して、地図に載っていない湖に浮かぶ島で、自分の呼吸と心臓の音にだけ耳をすませながら、吉報が届くのを待っている世捨て人のようなイメージ…
この本は気楽に読めるので、悩みごとや心配ごとがあったり、疲れていて読書が捗らない時、休憩時間や寝る前などでも読みやすい。
仏教における"無常の世界"やニヒリズムを、ユーモアを交えながら語ってくれる優しいエッセイ。
過去も未来も、他人も自分も、頭の中から追い出して、地図に載っていない湖に浮かぶ島で、自分の呼吸と心臓の音にだけ耳をすませながら、吉報が届くのを待っている世捨て人のようなイメージ…
この本は気楽に読めるので、悩みごとや心配ごとがあったり、疲れていて読書が捗らない時、休憩時間や寝る前などでも読みやすい。
仏教における"無常の世界"やニヒリズムを、ユーモアを交えながら語ってくれる優しいエッセイ。
ドラマ化されたり、劇場アニメ化されたりして、タイトルだけは聞いたことがあったのだけど、未読だった『この世界の片隅に』の作者さん12年ぶりの長編ストーリー漫画だとか…
京都・福知山市で、スーパーのパート店員として暮らしている女性が主人公。
コロナ禍の日本の地方都市で暮らす主人公と夫が暮らす世界と、時空を超えた遥か昔のインドで、観自在菩薩がお釈迦様の弟子・舎利子と対話している世界。
この二つの相反する世界が混じり合いながら、物語は進んでいく。
主人公は苦しみの中で、観自在菩薩の説く般若心経と出会い、そして…
ドラマ化されたり、劇場アニメ化されたりして、タイトルだけは聞いたことがあったのだけど、未読だった『この世界の片隅に』の作者さん12年ぶりの長編ストーリー漫画だとか…
京都・福知山市で、スーパーのパート店員として暮らしている女性が主人公。
コロナ禍の日本の地方都市で暮らす主人公と夫が暮らす世界と、時空を超えた遥か昔のインドで、観自在菩薩がお釈迦様の弟子・舎利子と対話している世界。
この二つの相反する世界が混じり合いながら、物語は進んでいく。
主人公は苦しみの中で、観自在菩薩の説く般若心経と出会い、そして…
昨夜は母の退院祝いでケーキを食べた🍰🎂
昨夜は母の退院祝いでケーキを食べた🍰🎂
春と秋の間だけ屋外で作業して、夏と冬と雨天の時だけ屋内で作業するような仕事がいいけど、そういう理想的な仕事というのは見つからない。
歩くのがライフワークと言えるほど好きなので、歩くことを仕事にしたいぐらいだけど、そういう仕事は自分で作るしかないのだろう。
春と秋の間だけ屋外で作業して、夏と冬と雨天の時だけ屋内で作業するような仕事がいいけど、そういう理想的な仕事というのは見つからない。
歩くのがライフワークと言えるほど好きなので、歩くことを仕事にしたいぐらいだけど、そういう仕事は自分で作るしかないのだろう。
入院生活中、精神的なストレスから少し暴れたとのこと…
拒食と嘔吐が続いていたが回復したようだ。
入院生活のストレスは自分も知っているので、慣れ親しんだ我が家でゆっくり過ごして欲しい…
入院生活中、精神的なストレスから少し暴れたとのこと…
拒食と嘔吐が続いていたが回復したようだ。
入院生活のストレスは自分も知っているので、慣れ親しんだ我が家でゆっくり過ごして欲しい…
数ヶ月前、泣きそうな顔して不安そうに働いていたネパール人(!?)の男の子が接客してくれた。
数ヶ月前は気の毒に思えるほど緊張しきっていた彼は、いつしか立派なコンビニ店員に成長していた。
頑張れよ!!
数ヶ月前、泣きそうな顔して不安そうに働いていたネパール人(!?)の男の子が接客してくれた。
数ヶ月前は気の毒に思えるほど緊張しきっていた彼は、いつしか立派なコンビニ店員に成長していた。
頑張れよ!!
自由と寂しさも表裏一体。
孤独や寂しさも自由であることの醍醐味。
自由でいたいけど、それに伴う孤独や寂しさは嫌だというのは、贅沢な願望だろう。
孤独や寂しさを愛せる人間じゃないと、自由を謳歌することは難しいのかもしれない。
自由と寂しさも表裏一体。
孤独や寂しさも自由であることの醍醐味。
自由でいたいけど、それに伴う孤独や寂しさは嫌だというのは、贅沢な願望だろう。
孤独や寂しさを愛せる人間じゃないと、自由を謳歌することは難しいのかもしれない。
のり弁(昼食)とカツ丼(夕食)で、自分にご褒美
のり弁(昼食)とカツ丼(夕食)で、自分にご褒美