モルゲッタ
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モルゲッタ
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Bad Girls Go Everywhere
ロバータ・フラック逝去のニュースで、「アバウト・ア・ボーイ」の「Killing me softly」を歌うシーンを思い出してしまった。

子供が学校の発表会で歌うには合わなすぎて「自殺行為だ!」と阻止しようとするヒュー・グラント。あそこが一番笑った気がする。
February 24, 2025 at 7:56 PM
今日は話題になっているテレビドラマ「晩餐ブルース」を見ました。すごくよかった。「男らしさ」から降りること。男同士でもいたわり合えるということ。「スポ根」なんて無くても(むしろ無い方が)仕事はできる。全部大事なことですね。

前に選挙の違法行為で問題になったPR会社の社長が「日本からダサいを無くしたい」とインスタに書き込んでいたけれど、本気で「ダサい」をなくしたければ「ヤンキー精神」と「スポ根」をなくすことでしょうね。どう考えても、そこが総本山だと思う。
February 18, 2025 at 7:51 PM
昨日はネトフリで「レベル・リッジ」を見た。「イコライザー」をサム・ペキンパー風にアレンジしたような感じのスリラー。悪くはなかったけど、微妙に長くて少しダレてしまった。

ドン・ジョンソン、ジェームズ・クロムウェルという懐かしい顔ぶれと、アナ・ソフィア・ロブが出ているのは知らなかったので嬉しかった。彼女の「キャリーの日記」好きだったな。
February 13, 2025 at 10:33 PM
やる気がなさすぎて、なぜか今「ベルサイユのばら」を読んでいる。子供の頃から苦手だった「ベルばら」だけど、今はすんなり読める。

たぶんソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」のおかげだと思う。享楽的なティーンエイジャーだと思えば、やたらと気位の高い王妃にも我慢できる。そんな時は誰にでもあるから。それに、いつかさよならする時がくる。
February 12, 2025 at 10:06 PM
ここ数日、寒さのせいか過眠と過食がひどい。ビタミンDを飲んだりして対策はしているけれど、それでも落ちる時は落ちる。

ふと「光のほうへ」という映画を思い出す。原題は「Submarino(潜水艦)」で邦題とはぜんぜん違うんだけど、たしかに「光の方へ向かうしかない」という意味では合っている。絶望の中にも光はある。
February 7, 2025 at 9:16 PM
ネトフリで「ブレイクスルー」というスウェーデンのドラマを見た。疲れてくると北欧のドラマや映画を見たくなる。登場人物は淡々としていて、派手な演出もあまりなく、画面も暗い。だから落ち着く。

人はみんな孤独という島のような存在だけど、その水面下ではつながっている…というのは中島らもの小説だったかな? 北欧の人の「孤独」はたしかにそんな感じがしますね。
www.netflix.com/title/81566970
February 6, 2025 at 7:41 PM
今日はネトフリで「オメデタ?!そんなトコ」を見た。エイミー・シュマーの映画は少女漫画みたいで好きですね。「妊婦であろうとなかろうと女はしんどい」なんてセリフもカジュアルに連帯を感じさせてくれる。

彼女がコーヒーショップで「サーシャ・フィアース」という偽名を使うという小ネタが妙に好きだったんですが、一時「パリス・ヒルトン」でピザを頼むのが流行ったみたいなのもありましたね。今だったら誰が旬なんだろう。私が14歳だったら「オリヴィア・ロドリゴ」かな?
February 5, 2025 at 9:34 PM
先日のグラミー賞の録画を見ている最中なんだけど、チャペル・ローンのスタイリングが本当に素敵だった。あとチャーリーXCXを見るといつも「ゥチら最高」とギャル友感覚になってしまう。そういう懐の広さを感じる。

しかし、テイラー・スウィフトはいつの間にか「ミーンガールズ」のプラスチックスのような雰囲気に。いじめられっ子だった過去を歌った「Mean」なんていう曲もありましたね。彼女の中で、まだ克服できていないのかな…と老婆心ながらちょっと心配。
February 4, 2025 at 10:26 PM
カルディで売っている「きゃべつとニラと豚肉のあっさり鍋の素」です。「あっさり」とありますが、むしろ「こってり」味です。胡麻とニンニクの風味が効いていて美味しいです。

製造元が広島の「ますやみそ」なのですが、広島ラーメンの基本「とんこつしょうゆ」を「とんこつみそ」に変換したような味だなと個人的には思っています。
www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/...
February 4, 2025 at 5:33 PM
Xの方で電通の話をしている人がいて、思い出したのがパブロ・ラライン監督、ガエル・ガルシア・ベルナル主演の「NO」 これも広告屋の話でしたよね。

私はあの映画、イメージ戦略で大衆をどんな方向にも導くことが可能って怖いな…と思ったんですが、あの映画では大衆が「自由と民主主義」を求めていたからまだ良かった。

今は自由はともかく民主主義を手放そうとする人が増えているのが気になる。手放して暮らし向きがよくなるはず、無いんだけどねえ。
February 3, 2025 at 7:31 PM
今、世界中が真理よりも「そうだったらいいな」の方を支持する現状をぼんやり考えていると、「アレクサンドリア」というレイチェル・ワイズ主演の映画を思い出した。

あの映画の中で起きていたことは、今の世の中そのものだ。しかし、天文学者の日々の研鑽と地道な努力が地動説を発見したように、真理はYouTubeなんかでお手軽に手に入らないんだけどな。彼女の苦悩が今になって、痛いほどわかるよ!
February 2, 2025 at 8:48 PM
Xの方で韓国の兵役についての無邪気過ぎる発言が炎上していたけれど「兵役中に推しが死ぬかも」みたいな心配は無いんですかね…戒厳令騒ぎもあったばかりだし、日韓の歴史を知らなかったとしても、さすがに冷たすぎる。

ケン・ローチの「この自由な世界で」に、ただ一夜を楽しむ相手だったら「誰でもいい」と主人公が言い放つシーンがあるんだけど、すごく寒々しかったんですよね。そんな風に「消費」と「荒廃」はセットなのだという当たり前の事実に、早く気が付いてくれるといいですね。「推し」だけじゃなく、自分の心を守るためにも。
January 29, 2025 at 9:29 PM
今日は「トラウマコード」を視聴。今のところ「模範タクシー」のようなサイダー系ドラマの印象。チュ・ジフンは初見が「アンティーク~西洋骨董菓子店」だったんだけど、これフジテレビでもドラマ化されていたんですね。

ドラマの方は未見なんですが、すこぶる評判が悪い。映画の方は原作にかなり忠実でリスペクトを感じる映像化でしたが、ドラマはその真逆だったようです。その頃からテレビ局の「驕り」はずっと続いているんですね。

韓国にも「目上」はあるけれど、同時に「マンネ」の世話を焼いたり責任を取る文化もある。日本の「目上」はただのやりたい放題。本当に恥ずかしい国だと思います。
January 28, 2025 at 9:14 PM
毎日毎日、嫌になるほど性加害のニュース。でもやっとそれを「問題」として認識されるようになったのだから、少しずつでも良い方向に進んでいる…と思いたい。

エイミー・ポーラー主演、監督の「ワイン・カントリー」の中で「タランティーノ?もう結構!」みたいなセリフが出てくる。ワインスタインの件の事だと思うんだけど、私は妙にスカっとした。

しかし、タランティーノはもう観なくてもかまわないが、ポランスキーに関しては腰が引けてしまう自分がいる。それは私の中の二次加害への芽だと思っている。結局、どんなニュースでも自分に関わりがあるし、毎日が真人間になるための苦行だったりする。
January 27, 2025 at 8:24 PM
「ピクニックatハンギングロック」の新しいポスターにそそられる。これ、オーストラリアの映画だったんですね。そういえばあの岩の感じ、そんな気もする。

「ニコールキッドマンの恋愛天国」もそうだけど、少女が印象的な映画が多い気がするオーストラリア。まあ、そのほとんどがジェーン・カンピオンのせいかも。彼女はニュージーランド人ですけどね。

私が「究極の少女趣味映画」と思っている「ブライト・スター/いちばん美しい恋の詩」も彼女の作品。病気がちでいつも床に伏している男が見る、窓の外の光の世界。私も最後に見るなら、あんな光景がいい。
January 26, 2025 at 9:22 PM
昨日「幸せへのまわり道」のことを思い出して、そういえばマシュー・リスの「ペリー・メイスン」を見ていない事に気付く。U-NEXTにあるのかな。もうサブスク貧乏も甚だしいのだけど…

マシュー・リスを知ったのは「ジ・アメリカンズ」というドラマ。これ面白いんですよね。冷戦時代のアメリカでKGBとして活動する夫婦(偽装)の話。「スパイスリラー」に分類されるのかもしれないけど、私は「ホームドラマ」だと思ってる。

アメリカって基本的に「子どもっぽい国」だと思うんだけど、時折「ベター・コール・ソール」やこのドラマのように激渋なエンタメを繰り出してくるから侮れない。
January 25, 2025 at 8:54 PM
今日は配信で「ナイトビッチ」を見たのだけれど、ちょっと期待しすぎたかも。マリエル・ヘラー監督の過去作がどれも最高だったので、つい比較してしまう。

「幸せへのまわり道」で死にもの狂いで「善」にしがみつく主人公を見た時、たぶん現代でそれをやっているのはBTSの子たちだと思った。国連のスピーチでも「闇の中の光になれば」と語っていて、若いのに世界の善を背負う気でいるのかと心が動いた。

今の世界は「ダークナイト」のジョーカー気取りみたいなクソジジイ共がのさばっている。しかし光が無ければ影は存在しない。その事実を忘れずにいたい。
January 24, 2025 at 7:49 PM
少し前に「セーターブック」が話題になっていたんだけど、私はあれをセーターをモチーフにしたグラビアだと思い込んでいた…編み図も付いた実用本なのね。

セーターで思い出すのはロイ・アンダーソンの「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー」。夏至祭の頃の話なのに夜になると主人公が厚手のセーターを着ているので、いつの間に時間が進んでる?と思ったら、スウェーデンの5月の夜はまだセーターが必要なくらい寒かったんですね。

1970年の映画なので、さすがにスウェーデンも今は温暖化が進んでいるのかな。アイテムとしてのセーターが好きなので、そういう意味でもストップ温暖化!なんて事を思う。
January 23, 2025 at 9:47 PM
「星がウワサするまで」も少しずつ消化中。オ・ジョンセの役は「うる星やつら」の面堂くん、もしくは「純クレ」の花椿くんがどうしても脳裏に浮かぶ。そういえばポン・ジュノの「Mickey 17」もそうだけど、韓国はこのところ宇宙モノが増えている印象がある。本格的に宇宙産業に乗り出す気配があるのだろうか。
January 22, 2025 at 7:56 PM
私の中の「アメリカ」の最後の打ち上げ花火は「ウィル&ハーパー」だったなと思う。良くも悪くもあれがアメリカで、そこにはまだ希望がある…と感じさせてくれたのに。

就任式から心がグラつくニュースばかりで、こういう時はいつもアルモドバルの「私が、生きる肌」に出てくる「心の中にある誰も入れない部屋」の事を思う。その中に隠れながら、なんとか正気を保つ。ハーパーさんもそうやって生き延びてきたのだと考えると、本当にやりきれない。エセル・ケインもエズラ・ファーマンも無事でいてくれ。頼むよ。
January 21, 2025 at 7:29 PM
アマプラで古い方の「ツイン・ピークス」を少し見返していて思ったんだけど、リンチにとっての「夢」は宇宙のどこかにある誰でもアクセス可能な場所でおきている現象、なのかなと。そのスケールの大きさとどこまでも実存的なところが「アメリカ」って感じする。

私にとっては「脳のバグ」の方がしっくりくるけどな。「プリズナーNo.6」や「時空刑事1973」のようなイギリス的な悪夢はなぜか落ち着く。「嗤う分身」もドストエフスキー原作だけど、めちゃイギリスって感じでしたね。
January 18, 2025 at 9:56 PM
「星がウワサするから」を2話まで視聴。どことなく少女マンガのテイストがあって面白い。子宮外妊娠を適切に処置したのに「子どもを殺した」と言われ続ける産婦人科医の主人公が気の毒…プロライフ派にムカつくのもこれと同じで、肝心の母体の意志はガン無視というのが意味わからんよね。
January 17, 2025 at 8:32 PM
「イカゲーム」S2を完走。メンタル保護のために「ギルモア・ガールズ」を間に挟みながら視聴したので時間がかかってしまった。先の大統領選の時のアメリカみたいに絶望的なエンディング。だけど今日はたまたまアレが逮捕された日だったので、そこまで暗くならずに済んだ。

トランスジェンダーの元兵士を演じた彼、人気が出そうなキャラクターだっただけに残念ですね。ピョン・ヒスさんの事件が下敷きになっていると思うのだけど、同様にあの事件をモチーフにした「D.P.」S2E3「カーテンコール」の出来があまりにも良過ぎたので、ちょっと厳しくなってしまう。
January 15, 2025 at 8:53 PM
寒すぎておなかが痛い…のに夕食兼夜食にぜんざいを食べてしまった。たまにはこんな風にいいかげんな飯が食いたい。

グリーンランドを巡って何やらおぞましい事になりそうだが、このグリーンランド問題を私はNetflixの「コペンハーゲン/権力と栄光」で知った。資源と地理的な重要性、若者の自死率が高いこと、そもそもデンマークに属国のように扱われているグリーンランド側の反感が高まっていることなど。

ドラマでは既に問題視されていた事柄を、デンマークはあまり深く考えていなかった?との報道もある。まあ「まさか」と思っていたんだろうな…クソ野郎はその「まさか」を超えてくる
January 10, 2025 at 7:33 PM
「イカゲーム」視聴再開。世界中で起きている分断をきっちり作劇に落とし込んでいるのがグローバルですね。やっぱりあのピンクのセットがつらい。カラフルでポップであればある程に絶望的な気持ちになる。

生理用品の「HAPPY」みたいなパッケージにも通じる絶望感なんだけど、こんなにも現実とイメージが乖離することってある?みたいな。誰も「生きること」がこんなにつらいなんて教えてくれなかったし、あの騙し絵の階段のようにどこへ向かうかもわからない。そんな不安と絶望を逆撫でるような、あのポップな世界。

「自分の居場所はここじゃない」とつい考えてしまうけれど、それはたぶんみんな同じ。それだけが救い。
January 7, 2025 at 6:13 PM