いなばちゃん口元に手そえるのは癖ですね今も続く癖
嘘ついてるからっていう理由ではない

そーじくんはほわほわおっとり。甘いものと電車が好き。駅の椅子に飴くわえてぼーっとしながら座って1日過ごせるタイプ。親もおっとりしてたので休みの日はそうやって過ごしてた。電車の中から見る景色すごく好き、特に少し高い位置を電車が走るとき遮蔽物がなくなって視界が開けて見える空がすき。その時が一番きらきら目輝かせて笑った。ものおじしないから電車の隣に座った知らない人にぽやぽや話しかけんのもすきだった。
さよくんは面倒見がよくて優しいけど本読んでるの邪魔されるのは嫌いだったから誰もいない自分だけの場所つくって黙々と本読んだし自分でも書いてた。孤児院は娯楽少なかったけど色んな本寄付されてたから好きだった。

この頃の雷ちゃんは大きい声苦手な、警戒心がすごい怖がりさん。ずっと泣いてたけど泣くとき声あげないタイプ、声がちっちゃいんじゃなくて必死に噛み殺してる感じ、見てるこっちが苦しくなる。すごい人見知りというか、周りの大人全部怖く見えてたし、友達もいるにはいたけどすぐいなくなる。つらい、おかしいよこんなの健やかに生きさせろよ…でも優しい子ですよちっちゃい弟の世話とか一生懸命にする。
いなばちゃんは口が回る頭も回る、もちろん悪い方向に。たちの悪い悪戯思いついては涼しい顔でこなしてきた。スリルとかたまんなく好きだからとんでもないことしてすれすれを楽しむ。人には囲まれてたけど本気で友達と思ってた人はいない。

しうさんはこの頃はちょい病弱。んで一見気弱、でも実際はそんなことない。兄さんが付きっきりになってくれるから弱さ演じてたよねえ。今もだけど兄さんが世界。お金がある家だから好きに絵とかは描いてた。勉強の飲み込みもずっと早かったね。
ただ家族とかよく関わる人の前以外では急に無表情無言になったりする。ツメが少し甘くて今と比べるとかわいげある。
月仁は一生懸命びっくりするほど深い穴掘ってた。掘るのが好きなのかなそれとも何かのためなのかな。わからないね、表情変えず一心不乱に掘ってたよ。不気味さはあるし、兄以外に自分から話しかけたりしなかった。もちろん両親にもね。でも話せばはきはき返ってくる不思議な子

私服