よもぎ
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イラスト練習中
絵描いたり文字書いたり

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「それ聞いたまま返事もらえないのは困ります」

そんな言い方、卑怯だ。

「.....私も、好きだよ」

やっと絞り出した言葉。一泊置いて、アカアシくんが息を吐く。それから安心したように笑い、

「...良かった」

と柔らかい笑顔を向けられた。

たまたま聞いてしまった無事での恋バナは、私たちの関係を変えるきっかけとなった。
December 25, 2025 at 4:07 PM
部室の鍵を閉め帰り支度をしていると、後ろから静かな声が聞こえた。

「マネージャー」

振り向くと、アカアシくんが立っていた。

「...さっきの、聞いてました?」

心臓が跳ねる。どう答えたらいいのか分からず、戸惑いながらアカアシくんを見つめる。

「聞いてないならいいんです」

そう言って背を向けようとするアカアシくんに、

「...聞いてたよ」

と小さく答えると、アカアシくんは一瞬だけ目を伏せた。

「そうですか」

沈黙が流れる。何も言わない私に、アカアシくんが不安そうに眉を寄せる。

「...返事、くれないんですか」

静かな声。でも胸の奥まで届くと思い言葉。
December 25, 2025 at 4:07 PM
中からざわめきが起こる。私はドアノブに手をかけたまま、動けなくなっていた。

「仕事に真面目で、選手のことちゃんと見てて。細かいところに気づいてくれるの、あの人だけなんで」

淡々とした口調なのに、言葉の一つひとつが私の胸に突き刺さる。

「...好きです。結構、前から」

顔が熱くなるのがわかる。でも私はただのマネージャーで、アカアシくんは全国を目指す選手で。釣り合うわけもないのに。

「告らねーの?」
「タイミング、見てます」

そこで足音が近づく。私は慌てて踵を返し、その場を離れた。

 ーー聞かなかったことにしよう

そう思ったのに、私の心臓は落ち着かなかった。

 ・・・
December 25, 2025 at 4:07 PM