『夜更けより静かな場所』岩井圭也/著
大学生の吉乃が自分の伯父が経営する古書店《深海》と出会い、そこで出会った本にいたく感動した事をきっかけにして《深海》に関わる客と店主とバイトが、一冊の本を課題図書にしてその本を読みその感想を話し合う読書会を行うという話。参加者それぞれの視点で描かれるストーリーが六つ収録されている連作短編集。
面白いのは読書会が開催される時間。午前0時から午前2時。そもそもこの古書店自体が0時までの営業で少し変わっている。
参加者の背景が描かれていって、それぞれが課題図書を選ぶんだけど全て作中作で実在しないんですよ。でもそれが読みたくなるんです。実在する作品が→
『夜更けより静かな場所』岩井圭也/著
大学生の吉乃が自分の伯父が経営する古書店《深海》と出会い、そこで出会った本にいたく感動した事をきっかけにして《深海》に関わる客と店主とバイトが、一冊の本を課題図書にしてその本を読みその感想を話し合う読書会を行うという話。参加者それぞれの視点で描かれるストーリーが六つ収録されている連作短編集。
面白いのは読書会が開催される時間。午前0時から午前2時。そもそもこの古書店自体が0時までの営業で少し変わっている。
参加者の背景が描かれていって、それぞれが課題図書を選ぶんだけど全て作中作で実在しないんですよ。でもそれが読みたくなるんです。実在する作品が→
元々読書好きだったんですが、仕事が忙しくなって本から遠のいてしまっていたのです。しかしそれではだめだと思い、生まれてはじめて意識して一日の生活の中で読書の時間を設ける事にしました。うん、ノルマのように感じる事なく溶け込んだのは良かったな。
元々読書好きだったんですが、仕事が忙しくなって本から遠のいてしまっていたのです。しかしそれではだめだと思い、生まれてはじめて意識して一日の生活の中で読書の時間を設ける事にしました。うん、ノルマのように感じる事なく溶け込んだのは良かったな。
かまど・みくのしん著 #読了
はじめて本を読むのはみくのしん氏。ライターさんらしいが、本を読んだことがないのに書けるものなのか…?と訝りながら開く。
ごめん前言撤回、この人の書いた記事絶対面白い。何しろ感性が鋭い。そして広がり方がえぐい。こんなに物語に没入出来る才能の持ち主なんだと思うと、多分この方は目にしている物全てに何かのストーリーを感じられるのではないだろうか。その感性で書かれた記事が面白くないはずがない。これから探して読む。一緒に読んでいるかまど氏も後書きで書いているように、みくのしん氏のあまりにも鮮烈な読書体験を目の当たりにして→
かまど・みくのしん著 #読了
はじめて本を読むのはみくのしん氏。ライターさんらしいが、本を読んだことがないのに書けるものなのか…?と訝りながら開く。
ごめん前言撤回、この人の書いた記事絶対面白い。何しろ感性が鋭い。そして広がり方がえぐい。こんなに物語に没入出来る才能の持ち主なんだと思うと、多分この方は目にしている物全てに何かのストーリーを感じられるのではないだろうか。その感性で書かれた記事が面白くないはずがない。これから探して読む。一緒に読んでいるかまど氏も後書きで書いているように、みくのしん氏のあまりにも鮮烈な読書体験を目の当たりにして→
「百人一首推理抄」シリーズの3作目?らしいんだけど、それを知らずに読んでしまった。
和歌に因んだ事件が幾つか起きて、和歌強火ヲタの定家がブチ切れながら真相を暴く作品。平保盛が前作までの主人公頼盛の息子で、父程の頭脳を回せる訳ではないが検死スキルは受け継いでいる+武士の家柄で戦にも出ているため戦闘担当+美男。定家は謎解き担当のバディものとして読める。
定家の強火ヲタ加減がクセ強め。最初の事件での定家が受け入れられなかったらノットフォーユー。一冊通してあのテンションだから。
高校古文が楽しかった人はかなり楽しめると思う。
「百人一首推理抄」シリーズの3作目?らしいんだけど、それを知らずに読んでしまった。
和歌に因んだ事件が幾つか起きて、和歌強火ヲタの定家がブチ切れながら真相を暴く作品。平保盛が前作までの主人公頼盛の息子で、父程の頭脳を回せる訳ではないが検死スキルは受け継いでいる+武士の家柄で戦にも出ているため戦闘担当+美男。定家は謎解き担当のバディものとして読める。
定家の強火ヲタ加減がクセ強め。最初の事件での定家が受け入れられなかったらノットフォーユー。一冊通してあのテンションだから。
高校古文が楽しかった人はかなり楽しめると思う。