身近なひとの心の機微に鈍感であるが故に、大胆な思いつきを実行できるとも言えるけれど。

高齢の母がもし〜と思いながら見てました。
認知症と、認知症に見える病気の違い、治療の可能性。私だったら、冷静に病院に繋げられるだろうか。

ここまで書いて思い出したこと。

大正生まれの亡き祖父は、戦後に復員して大陸から引き揚げてきてから無職の時期がかなり長かったらしい。旧帝大卒が自慢で、いろんな仕事を紹介されるたびに帝大出てるのにそんな仕事できるかって断ってたそうな。
一家でどうやって食べていたのか、子どもだったうちの母も当時の話をしながら不思議がってた。栄養失調とかで死ななくて本当によかったよ〜。

プライドが邪魔して働けないひとがいるのは古今東西なんだろうな。

明治のひととは時代が違うから怒っても仕方ないんだけれど。
そんなにおトキちゃんが大切なら、せめて、ひもじい思いはさせたくない〜とは思わないのかな？

生きるためにどうすべきか、真面目に考えて行動してるのがおフミさんとおトキちゃんだけ。
君らただのヒモだから〜。