出モグ🍑🌰Only/成人済30↑/
一回だけでもいいから、着てくれないか…?とお願いされてしまえば俺の中には、はい、着ます以外の選択肢は当然のようになかった。
写真はダブルピースで、真木とも一枚撮るのに成功
「(…モグラが真っ白な服着てるの見慣れないな…)」
「(なんか丈長いなこれ…)」
一回だけでもいいから、着てくれないか…?とお願いされてしまえば俺の中には、はい、着ます以外の選択肢は当然のようになかった。
写真はダブルピースで、真木とも一枚撮るのに成功
「(…モグラが真っ白な服着てるの見慣れないな…)」
「(なんか丈長いなこれ…)」
「実はこのレッサーパンダ服、俺と八重ちゃんの他にモグラの分もあって…」
「……俺の……?」
予想外の言葉に目を丸くする。俺はレッサーパンダよりは土竜なのだが…と戸惑っていれば真木は俺にビニール袋を押し付けると両手を合わせて上目遣いで俺を見た。
「実はこのレッサーパンダ服、俺と八重ちゃんの他にモグラの分もあって…」
「……俺の……?」
予想外の言葉に目を丸くする。俺はレッサーパンダよりは土竜なのだが…と戸惑っていれば真木は俺にビニール袋を押し付けると両手を合わせて上目遣いで俺を見た。
「二人のパーカーを探してる時にたまたま見つけたみたいで…着てみて欲しいって頼まれたんだ」
「…八重ちゃんが喜びそうだな…」
「うん、めちゃめちゃ喜んでた…。しかも奥さんからこれクリスマスプレゼントって事で貰えたんだ。でも自分じゃ着ない色だから違和感がすごくて…でも裏起毛生地で温かいから着替えるのも億劫で…」
「二人のパーカーを探してる時にたまたま見つけたみたいで…着てみて欲しいって頼まれたんだ」
「…八重ちゃんが喜びそうだな…」
「うん、めちゃめちゃ喜んでた…。しかも奥さんからこれクリスマスプレゼントって事で貰えたんだ。でも自分じゃ着ない色だから違和感がすごくて…でも裏起毛生地で温かいから着替えるのも億劫で…」
「動物パーカーってなんだ?」
「正確な名称かはわからないけど俺が見たのは猫と犬の耳や尻尾をフードと裾につけたやつだった」
「あー、あれか。たしか似たようなのを梗ちゃんが赤ん坊の時作ってやったな」
柄違いも作ってみたがナベシマがハチワレ柄以外お気に召さなくてビリビリに裂かれた記憶を思い出しながら頷けば、それが俺まで対象になったらしい…とそう言って真木がコートのボタンを外して、中を見せるように開いた。
「………レッサーパンダだな」
「……うん」
開いた先一番に飛び込んで来たのは赤色。
「動物パーカーってなんだ?」
「正確な名称かはわからないけど俺が見たのは猫と犬の耳や尻尾をフードと裾につけたやつだった」
「あー、あれか。たしか似たようなのを梗ちゃんが赤ん坊の時作ってやったな」
柄違いも作ってみたがナベシマがハチワレ柄以外お気に召さなくてビリビリに裂かれた記憶を思い出しながら頷けば、それが俺まで対象になったらしい…とそう言って真木がコートのボタンを外して、中を見せるように開いた。
「………レッサーパンダだな」
「……うん」
開いた先一番に飛び込んで来たのは赤色。
「あー…うん。実はさっきまで八重ちゃんと教授の家にいて…」
「家、ってことは猫附家にか?そりゃまた珍しいな?」
藤史郎のゼミ生であり生徒でもあるから交流があるのは当然として家にまで招かれるのは珍しい。家業が家業なので、まあ事情を知っている分一般の生徒より誘いやすいのはわかるが家に呼ばずとも大学で事を済ませればいい話では?と首を傾げつつ言葉を待った。
「あー…うん。実はさっきまで八重ちゃんと教授の家にいて…」
「家、ってことは猫附家にか?そりゃまた珍しいな?」
藤史郎のゼミ生であり生徒でもあるから交流があるのは当然として家にまで招かれるのは珍しい。家業が家業なので、まあ事情を知っている分一般の生徒より誘いやすいのはわかるが家に呼ばずとも大学で事を済ませればいい話では?と首を傾げつつ言葉を待った。
「今日、真木にしてはいつもよりお洒落じゃないか?」
真木はシンプルな服装を好んでいる。基本黒しか着ないし原色を使ってるのは靴ぐらいの印象なのに、今日に関しては初めて見る赤いマフラーとダッフルコートの装いに目を細めしまう。
「今日、真木にしてはいつもよりお洒落じゃないか?」
真木はシンプルな服装を好んでいる。基本黒しか着ないし原色を使ってるのは靴ぐらいの印象なのに、今日に関しては初めて見る赤いマフラーとダッフルコートの装いに目を細めしまう。
きんのたまネタめちゃくちゃ好き…✨✨
きんのたまネタめちゃくちゃ好き…✨✨