https://potofu.me/kikunono
>「なめらかなもの」は耳で聞いて心地よい事柄で、へつらいや巧言とつながり、真実に対立する。
>つまり「なめらかなものを求める者たち」とは聖書を自分たちの都合に合わせて解釈する者たちである。
今もいる〜! ていうかそもそも過去から今に至るまでずっとしてると思う。
読めば読むほど現代と繋がって、興味深い一冊でした。
>「なめらかなもの」は耳で聞いて心地よい事柄で、へつらいや巧言とつながり、真実に対立する。
>つまり「なめらかなものを求める者たち」とは聖書を自分たちの都合に合わせて解釈する者たちである。
今もいる〜! ていうかそもそも過去から今に至るまでずっとしてると思う。
読めば読むほど現代と繋がって、興味深い一冊でした。
>まじめに生き、この世と誠実に対峙(しようと)する人は、自らの精神と肉体を支えるのに困難を覚え、現実の世界の中に自分自身の位置を見出しがたい思いにとらわれ、疎外感と無力感にさいなまれることも、まれではない。
>消滅すべきは、罪と悪と無秩序に満ちたこの現世である。
こういう思想、今でも生きているよな〜としみじみ思います。
>まじめに生き、この世と誠実に対峙(しようと)する人は、自らの精神と肉体を支えるのに困難を覚え、現実の世界の中に自分自身の位置を見出しがたい思いにとらわれ、疎外感と無力感にさいなまれることも、まれではない。
>消滅すべきは、罪と悪と無秩序に満ちたこの現世である。
こういう思想、今でも生きているよな〜としみじみ思います。
読めば読むほどツッコミが凄い〜! 何これ〜〜!! でも当人達は真面目なんですよね……。
真面目に彼らは終末を待ち望み、それにおける祭司、王の二人のメシア(新約聖書ではこの役割がイエス一人)の到来を信じているわけで。
読めば読むほどツッコミが凄い〜! 何これ〜〜!! でも当人達は真面目なんですよね……。
真面目に彼らは終末を待ち望み、それにおける祭司、王の二人のメシア(新約聖書ではこの役割がイエス一人)の到来を信じているわけで。
死海写本の解読(いまだ解読・研究中)によると、例えば神殿の町では体内から何がしかを排出してはならないので排泄も町の外でしかできない。更に安息日には外出を許される距離が決まっているが、その距離では備えられたトイレの場所まで到達できないので、つまり安息日には排泄はできなかったことになる。無理だろ。
勿論戦時も陣地を汚してはならないので陣営の外で排泄する。何故なら陣営の真ん中を神が歩くので、その際汚れたものを見たら離れ去ってしまうから。無理だろ。
死海写本の解読(いまだ解読・研究中)によると、例えば神殿の町では体内から何がしかを排出してはならないので排泄も町の外でしかできない。更に安息日には外出を許される距離が決まっているが、その距離では備えられたトイレの場所まで到達できないので、つまり安息日には排泄はできなかったことになる。無理だろ。
勿論戦時も陣地を汚してはならないので陣営の外で排泄する。何故なら陣営の真ん中を神が歩くので、その際汚れたものを見たら離れ去ってしまうから。無理だろ。
宗教ってひとを狂わせるね……。
ところで異端とされた中のカタリ派、厳格な禁欲の戒律だけれども菜食主義というわけではなく『交尾で成れるもの』を避けていて、魚だけは口にしていたが、これは当時『魚は水中の植物』とされていたからっていうのが面白かった。魚は古今東西いろいろなものを背負っている。
宗教ってひとを狂わせるね……。
ところで異端とされた中のカタリ派、厳格な禁欲の戒律だけれども菜食主義というわけではなく『交尾で成れるもの』を避けていて、魚だけは口にしていたが、これは当時『魚は水中の植物』とされていたからっていうのが面白かった。魚は古今東西いろいろなものを背負っている。
異端あると聞けば墓を暴いて死骸を掘り出して焼いたし、異端が住んでいた家は土台から打ち壊したとあれば一般市民からしたらドミニク会士こそ悪魔と思われて当然すぎて、逆に市民の猛反発から暴行を受けもしている。これらは祝福された墓地への埋葬を許さぬ気持ちのほか、人心に衝撃を与える目的が先行していたのではないかともあるけれど、何事も勢いで先行しすぎやろがい。
異端あると聞けば墓を暴いて死骸を掘り出して焼いたし、異端が住んでいた家は土台から打ち壊したとあれば一般市民からしたらドミニク会士こそ悪魔と思われて当然すぎて、逆に市民の猛反発から暴行を受けもしている。これらは祝福された墓地への埋葬を許さぬ気持ちのほか、人心に衝撃を与える目的が先行していたのではないかともあるけれど、何事も勢いで先行しすぎやろがい。
最終的に、ほとんど『法王の下に生きる僧侶以外全部異端』くらいの勢いで邁進してて、側から見たら悪魔派を追ってるお前らが悪魔だよくらいの話。なんだったら会派内でも下から突き上げて上を罷免したりしてるから安らげなかったんじゃない……?
最終的に、ほとんど『法王の下に生きる僧侶以外全部異端』くらいの勢いで邁進してて、側から見たら悪魔派を追ってるお前らが悪魔だよくらいの話。なんだったら会派内でも下から突き上げて上を罷免したりしてるから安らげなかったんじゃない……?