こんな高そうな服買ってもらうわけにもいかず、要らないって言おうとするけど言わせてもらえるわけもない。そして何故か試着室にユアムさんもズカズカ入ってきて、モランくんを囲うように手をついて——
「ねぇ、モランくん」
「は、はひ……」
「デートに他の男の匂いつけてくるなんて、流石にマナー違反じゃない?」
「ひょえ……」
「帰ったら……覚えておいてね」
こんな高そうな服買ってもらうわけにもいかず、要らないって言おうとするけど言わせてもらえるわけもない。そして何故か試着室にユアムさんもズカズカ入ってきて、モランくんを囲うように手をついて——
「ねぇ、モランくん」
「は、はひ……」
「デートに他の男の匂いつけてくるなんて、流石にマナー違反じゃない?」
「ひょえ……」
「帰ったら……覚えておいてね」
「絶対嘘じゃん……」
「ふぅん? じゃあ、ちょっとだけ分けてあげる」
ってモモの後頭部を引き寄せて口移しで食べさせるユキはいるよね。
「んむ!? ふぁ、ん……ふ……、」
くちくち粘着質な音を立てつつ、互いの熱で溶かしていくんだよ。
「ん…はぁ……、ね? 美味しかったでしょ?」
「ふ…ぁ……?」
「ふふ、モモもチョコみたいに蕩けちゃってる。かわいい」
って、口の端についたチョコを指で拭うとこまでがワンセット。
「絶対嘘じゃん……」
「ふぅん? じゃあ、ちょっとだけ分けてあげる」
ってモモの後頭部を引き寄せて口移しで食べさせるユキはいるよね。
「んむ!? ふぁ、ん……ふ……、」
くちくち粘着質な音を立てつつ、互いの熱で溶かしていくんだよ。
「ん…はぁ……、ね? 美味しかったでしょ?」
「ふ…ぁ……?」
「ふふ、モモもチョコみたいに蕩けちゃってる。かわいい」
って、口の端についたチョコを指で拭うとこまでがワンセット。
一人で何でもできちゃうモモも好きだけど、それでも頼って欲しいんだよ。
一人で何でもできちゃうモモも好きだけど、それでも頼って欲しいんだよ。
それから、ちゃんと言葉にすることを覚えたユキ。
「僕は、モモのことが——」
昔のユキさんは手が早くて、セッは発散行為でしかなかったんだ。
モモはそれを知ってるから、アイドルになって一般の女性に手を出させるわけにもいかないからって、最初のきっかけはそんな感じ。
でもユキがモモに対してマジになるのも早かったと思う。
無自覚だっただけできっと手紙をもらった頃から好きだったんだよ。
それから、ちゃんと言葉にすることを覚えたユキ。
「僕は、モモのことが——」
昔のユキさんは手が早くて、セッは発散行為でしかなかったんだ。
モモはそれを知ってるから、アイドルになって一般の女性に手を出させるわけにもいかないからって、最初のきっかけはそんな感じ。
でもユキがモモに対してマジになるのも早かったと思う。
無自覚だっただけできっと手紙をもらった頃から好きだったんだよ。
「俺は神なんかじゃねぇ」
「そうなの? じゃあ、お名前は?」
「…………烏天狗だ」
「そっか! ぁ、ふこうへいだから僕の名前も教えてあげる。んっと、僕のなまえはねぇ〜。———だよ。またね、からすてんぐさん!」
「あぁ……またな」
幼い詠くんは、無防備にも自分の真名を教えてしまうんだ。
近い将来、烏天狗と再びまみえることになるとも知らずに。
「俺は神なんかじゃねぇ」
「そうなの? じゃあ、お名前は?」
「…………烏天狗だ」
「そっか! ぁ、ふこうへいだから僕の名前も教えてあげる。んっと、僕のなまえはねぇ〜。———だよ。またね、からすてんぐさん!」
「あぁ……またな」
幼い詠くんは、無防備にも自分の真名を教えてしまうんだ。
近い将来、烏天狗と再びまみえることになるとも知らずに。
「まっ! っ、……んッ、……ッ!」
そのうち様子のおかしいユキさん見て怖くて泣いちゃうよね。可愛い。
無事誤解が解けた後は「ごめんね? 怖かったね」って慰めてやれ。←泣かせた攻めの責務。
「まっ! っ、……んッ、……ッ!」
そのうち様子のおかしいユキさん見て怖くて泣いちゃうよね。可愛い。
無事誤解が解けた後は「ごめんね? 怖かったね」って慰めてやれ。←泣かせた攻めの責務。
「へ……? モモくん……?」
ユキさんに慰められながら「ごめんね」って言われて、一緒にお風呂に入るんだよ。可愛い。
「へ……? モモくん……?」
ユキさんに慰められながら「ごめんね」って言われて、一緒にお風呂に入るんだよ。可愛い。