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kaito-ango.bsky.social
@kaito-ango.bsky.social
「さらにいえば、日本の社交の基本は「見る」ことで成立する。若い男女の恋人同士が愛の告白をするとき、西洋人のように、
「私はあなたを愛しています」
などとはけっしていわない。そんなことばを口に出さなくとも、満月を仰ぎ見て、「いいお月さんですね」
そして二人でじっと空を見上げるだけで、意思は十分通じるのだ。」
『日本人の知恵』「花見」林家辰三郎、梅棹忠夫、多田道太郎、加藤秀俊、昭和37年上梓
November 6, 2025 at 2:00 AM
「自然を構成する草木も岩石も、人間と同じように言葉も話せば、感情も持ち合わせているのです。植物も鉱物も人間と変わるところがないという自然観が、私たちの考え方の根底にありつづけています。生命のない物体にも、痛みを感じ、怒りを感じ、あわれを感じる主体が内在しており、私たちはこれを「たま」と呼んできました。これに「霊」あるいは「魂」という漢字をあてたわけです。」P.186
August 5, 2025 at 1:07 PM
「まことに言霊のさきわう国であります。予言もまた呪いと相似形をなしています。予言の自己成就というのがまさしくそれに該当します。これは語りのもつ強制力として理解できるでしょう。語られた言葉が呼び起こす具体的なイメージは、いまだ限定されていない思いに限定を与え、修正を加えます。やがて行いまでも制御するようになっていきます。外から威圧的に言葉がくだされた場合はなおさらです。意識に刻みつけられた言葉をなぞるように、人は行動へと駆り立てられていくのです。」P.164
August 5, 2025 at 7:48 AM
呪いの構造(メカニズム)
「ひどい言葉を言われると、その言葉が脳に刻まれてしまい、自分はそうなんだと思い込むとなかなかそこから抜けだることができなくなる。(中略)口にした方でも自分でいっておきながら意識が勝手にひとり歩きをはじめます。自分の口からでた言葉なのに、自分の耳に入ると、くっきりと明確化されてしまうのです。それを聞いていた人も同じです。イメージが固定され、そのイメージにかなった行動だけがつねに印象づけられるようになります。それほどに、いったん口から出てしまった言葉の力というのは恐ろしいのです」p.163
August 5, 2025 at 7:48 AM
誰しもよりよく生きたいという望みとうらはらに、世の中は思ったように進まないと観念し、遂げられぬ望み、満たされぬ思い、そんな悔しさと諦めだけが現実に思える。そういった繰り言や恨み言の中に、生きていくことの真実がこもっているのではないか。P.134
August 5, 2025 at 7:10 AM
「その点でいきますと、日本社会というのはその対局ではないでしょうか。昔も今も、学校でも職場でも陰湿ないじめがくりかえされています。怨みがとどめあえずに渦を巻いています。妖怪や幽霊があっちでもこっちでも泣いているのです。」P.112
August 5, 2025 at 6:49 AM
「西アジアを中心として文化人類学を研究している先生からうかがったはなしです。遊牧民の社会であ妖怪や幽霊の話というのはあまりないそうです。
そもそも人と人のあいだに怨念が生じなければ、お化けがでてくる理由などありません。もちろん遊牧民だとて他人に対する怨みがないわけではない。いじめがないわけではありません。けれど彼らは一ヶ所に定住していませんから、もしも人間関係にひずみが生じたなら、おたがい住んでいる場所を変えてしまえばよいのです。いじめが継続されない。怨みが蓄積されにくい。したがって妖怪も幽霊も出てくる機会がほとんどないのです。」
August 5, 2025 at 6:49 AM
「そして民衆的表現は、常に感情的表白になる。従って、最初に述べたように、この事実が感情的に表白された場合、それが条約よりも法律よりも優先し、従って市民感情がすべてに優先するという形にならざるを得ないわけである。そして政府がそれを無視しえないのは、朝幕共に竹内式部に手を触れえないのと同じであろう。」
同書§3尊王思想の誕生
August 3, 2025 at 11:53 PM
「何か未知のものに接すると、自分が理解不足なのではないかと考えずに、まず感情的断定が先に立って、一方的にきめつけるという点で、またそのきめつけに何もわからず、多くの人が拍手を送るが故に、それが本にまでなるという点では、日本的性癖は、明治も現代も余り変わらないらしい。」
同書§3尊王思想の誕生
June 6, 2025 at 8:23 AM
2014.12 東大情報理工学系研究科「科学研究ガイドライン」改定、軍事転用可能な民生技術を容認、軍事研究を解禁。

2015.10 防衛装備庁設立
March 7, 2025 at 3:01 AM
防衛装備移転三原則(安部晋三内閣2014.4閣議決定)
・国連安保理決議に違反する国や紛争当事国には輸出しない
・輸出を認める場合を限定し、厳格審査する
・輸出は目的外使用や第三国移転について適正管理が確保される場合に限る
「新三原則は一定の審査を通れば輸出が可能な仕組みとなり従来の三原則からの大転換となる」
March 7, 2025 at 2:28 AM
政府の統一見解(三木武夫1976.2発表)
・三原則対象地域について「武器」の輸出を認めない
・三原則対象地域以外については、武器輸出を慎む
・武器製造の関連設備の輸出については、武器に準じて取り扱う
March 7, 2025 at 2:28 AM