末永史尚 / Fuminao SUENAGA
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kachifu.bsky.social
末永史尚 / Fuminao SUENAGA
@kachifu.bsky.social
美術家、東京在住

http://www.fuminaosuenaga.com
昨日は夕方から勤務先の大学院授業でゲストに伊藤啓太さんをお招きしての展示照明についてのレクチャーとワークショップでした。もう6回目なので200分の授業としてだいぶ練れてきました。ただこれだけ工夫してやっても本当の理解(自身の展示で実践できるようになる)に至るかどうかはまた別なのが難しいところ。
November 19, 2025 at 4:27 AM
ただ鍵を取りに行くだけで片道1時間かけるのがしゃくだったので帰りに立川でランチを開拓。ドーサ不毛の地の西東京に輝く新星を発見した。エッグドーサやバター(ギー)ドーサがメニューにあるのが嬉しい。
November 12, 2025 at 9:24 AM
昨日は勤務先の大学で実施された「芸術系教科等 担当教員等 全国研修会」の講師をで小学校の教員向けに自作紹介とワークショップの事例紹介、のちにワークショップ演習を担当しました。参加された皆さん熱意があって、短い時間でしたがご一緒できて楽しかったです。そして私は燃え尽き…。
October 4, 2025 at 2:06 AM
本日は千葉市美術館で「開館30周年記念 未来/追想 千葉市美術館と現代美術」展を観ました。千葉市美術館が所蔵する現代美術のコレクションの中から選ばれた約180点によって戦後美術の展開をたどる展覧会。 ウェブサイトやチラシで想像していたのと違ったのは、実験工房や桂ゆき、工藤哲巳、三木富雄らの作品の量の充実度。そして、そこと関わっている草間彌生も含め、ちゃんとその作家の展開を追えるように時期をずらして収蔵されていることにも驚かされました。10月19日(日)まで。
www.ccma-net.jp/exhibitions/...
September 20, 2025 at 1:47 PM
パシフィコ横浜で開催されたアートフェア「Tokyo Gendai」に行ってきました。なんか、物理的にキラキラした作品が多かった気がしました。
September 14, 2025 at 3:28 PM
私的には「絵画がない…」という感想もあり、まとめ方としてやや乱暴に映る部分もありましたが、規模を考えれば致し方ないのかもしれません。例えばセゾン美術館の影響は、ほとんどなかったことにされていました。
一方で、こうした展覧会に海外の作品が含まれているのは新しい点でした。日本で展示された海外作家の作品や、アーティスト・イン・レジデンスの紹介もあり、そのなかには私が調査してきたギャラリーシマダや山口でのレジデンスを通じて制作されたデイヴィッド・ハモンズの作品も展示されていました。
September 11, 2025 at 12:42 PM
昨晩は国立新美術館で「時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010」のレセプションに参加しました。展覧会自体は9/2から始まっていたので「レセプションは10日?」と思ったのですが、今週後半に開催されるアートフェア「Tokyo Gendai」との連携による日程だったようで納得しました。
1989年から2010年の日本の現代美術を複数の視点から振り返る展覧会で、このような回顧的な展覧会は以前はよく見かけましたが、久しぶりに開催された印象です。
September 11, 2025 at 12:39 PM
昨日は国立西洋美術館で「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展 ―ルネサンスからバロックまで」を鑑賞しました。
スウェーデン国立美術館所蔵の素描コレクションから約80点を紹介する展覧会です。
構成は地域ごとにイタリア、フランス、ドイツ、ネーデルランドの4章。地域ごとの素描の性質の違いが明確に表れていて興味深いものでした。加えて、名のある画家の素描はやはり線の表情が豊かで無駄がなく、その力量に圧倒されます。
写真はその中でも特に素晴らしかった、アルブレヒト・デューラーの《三編みの若い女性の肖像》(1515年)。展覧会は9月28日まで。
September 11, 2025 at 12:21 PM
岡﨑さんの展覧会はほぼ見ていたはずの私、この絵画作品は記憶になかったのでいつ発表されたかを画廊の方に尋ねたところ、1995年の同画廊での個展で、とのことでした。見逃していたのかも知れません。なお、その個展の時に飾っていた位置に展示したらしいです。
September 4, 2025 at 2:32 PM
合板の接合とは写真のような部分のことです。理念的な形態とそれを実材で具体化するときの微妙な矛盾をどうにかする、その「どうにか」に魅力を見つけてしまいました。なおこの作品、4点展示されていますが2種類の同じ形態のユニットが角度を変えて組み合わせられることでできています。
September 4, 2025 at 2:27 PM
京橋の南天子画廊で岡﨑乾二郎「In Storage」を見ました。
1990年代からの絵画作品に加え、第二会場では新木場のSOKO南天子画廊で発表された立体作品も展示されています。
昔ながらの画廊空間なので東京都現代美術館での展示よりももちろんきゅうきゅうに詰め込まれているのですが、不思議とオフィスビルの画廊という場の方がしっくりくる感覚がありました。特に立体作品の合板の接合が面白く、思わず見続けてしまいました。会期は9月27日(土)まで。

nantenshi.com/exhibitions/...
September 4, 2025 at 2:20 PM
参加アーティストの蔦谷楽さんは大学の一期上の先輩なのでした。原爆投下に関するリサーチをもとに制作した戯画的イメージをさらに映像化した作品を展示していました。
李晶玉さん、私がチョン・ユギョンさんの学内展を見に朝鮮大学校美術科を訪れた際にスタジオにいらっしゃったのを記憶しています。
安喜万佐子さん、関西と関東のペインターの交流企画展でご一緒したのはもう20年前のことでした。
…というような、それぞれで出会った人たちが集結していて、不思議な縁も感じつつ。
September 4, 2025 at 1:56 PM
「次世代と描く原爆の絵」プロジェクトは、基町高校の生徒が被爆者から体験を聞き取り、それを油彩画として描き続けてきたもの。写真や映像には残り得ない記憶をイメージとして可視化する営みの意義を強く感じる一方で、その作品が伝える凄惨さには心を痛めます。私は大学の仕事で毎年基町高校を訪れており一部の作品を目にしてきましたが、ここまでの量と内容が積み上がっていたことには驚かされました。
September 4, 2025 at 1:42 PM
川崎市岡本太郎美術館で「戦後80年 《明日の神話》 次世代につなぐ 原爆×芸術」展を鑑賞しました。
戦争や被爆の記憶を継承することをテーマにした展覧会です。
広島市立基町高等学校・創造表現コースが継続している「次世代と描く原爆の絵」プロジェクトをはじめ、安藤榮作、笠木絵津子、後藤靖香、小林エリカ、蔦谷楽、冨安由真、安喜万佐子、米谷健+ジュリア、李晶玉といった現代アーティストの作品が並びます。さらに、核を扱った岡本太郎自身の作品や関連資料も展示されていました。
www.taromuseum.jp
September 4, 2025 at 1:33 PM
September 3, 2025 at 9:39 AM
MakiFine Artsで開催していたグループ展「Simpler Form」、盛況のうちに本日会期を終えました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
August 31, 2025 at 10:52 AM
そうそう、島根県立石見美術館のあるグラントワはめっちゃよい建築でした。設計は内藤廣。この辺りの民家の屋根は赤茶色の石州瓦。私の故郷の山口の瓦もこの色です。この瓦と、同じ釉薬で出来たタイルを屋根や外壁に用いた外観が圧倒的に美しい。外だけでなく中の床も壁面もこの赤茶がベースカラーです。
August 23, 2025 at 12:55 PM
益田市立歴史文化交流館も訪問しました。割と最近リニューアルされたそうで、見栄えのする展示物がないのですけど、歴史紹介はよくできていました。インタラクティブな動作をする紹介ビデオも良かったです…といっても他にお客さんのいない時間だったためかスタッフさんがより丁寧に説明してくださったのですけれど。
August 23, 2025 at 8:39 AM
萬福寺は本堂も素晴らしい。
そして写真4枚目は展示室っぽいところにあった探幽画。
August 23, 2025 at 8:32 AM
萬福寺庭園。ここは良い。管理者の手入れもきちんと行き届いていました。ところどころ石の頂が水平で揃ってます。
August 23, 2025 at 8:30 AM
さらっと立っていた屏風のキャプションが雲谷派。
August 23, 2025 at 8:21 AM
午前中はレンタサイクルを利用して益田市内の雪舟作庭とされる庭がある寺院を回りました。最初は医光寺庭園。
山の木々の成長でかなり姿を変えていそうな雰囲気でした。
August 23, 2025 at 8:17 AM
島根県立石見美術館で「加藤泉 何者かへの道」を見ました。画家・彫刻家の加藤泉の活動を振り返る大規模個展。ただ、驚くほど心が反応しなかった。何なのだろう。
August 23, 2025 at 6:58 AM
島根県は浜田市で講座の講師のおしごと。お話する側ですが、むしろこちらの知見が広がる。
August 22, 2025 at 3:32 AM
群馬帰りに埼玉県立近代美術館で「Nerhol 種蒔きと烏 Misreading Righteousness」展を見ました。Nerhol(ネルホル)は、グラフィックデザイナーの田中義久と彫刻家の飯田竜太のアーティストデュオで、写真を重ねて削ったレリーフ作品で知られています。昨年千葉市美術館でここまでの活動を振り返る個展が開催されたばかり。今回は新作による個展でこれからを予期させる内容です。大胆な空間使いのためこの場所のいつもの企画展に比べるとあっさりしていると感じる人もいるかもしれませんが、贅沢に間をとっても空間は充実。スケールと密度の置き方の巧みさにも唸りました。10月13日まで。
August 13, 2025 at 1:19 PM