Twitterの方で昨日だったか、夕焼けだんだんの横にデカいマンションが建設中なのを「夕焼けはもう見えない」みたいに書いてるのがバズってるののを見ても同じようなのを思った。「景観が悪化」というのは全然分かるんだけど、建ってる方角的に夕焼けが見えなくなってることはなくない？というのがあって、強い表現で無意識に報酬系回してしまっとらんかなーというか。

インヴィンシブル（砂漠の惑星）、2021年に出た新訳版は読みやすいのでぜひ……。

INDIKA、宗教や信仰というものに対して懐疑的な描写が多々あるけど、あくまでもインディカ個人にとっての宗教・信仰の話である。物語はどこまで行っても彼女とその周辺にしかなく、彼女もまた基本的には自分と身の周りのことしか見えていない。
ただ、インディカが抱えている罪悪は、大小の差こそあれ、割と誰でも犯しうる罪。そこには普遍性とシンパシーがあり、だからこそ本作はインディカを通じて、「じゃあ自分にとって宗教・信仰、信じることってなんだろう」みたいに自己省察させてくる。そこがこの作品の一番すごいところだと思う。

124: INDIKA。尼僧インディカと彼女だけに見えるサタンとの奇妙な旅を、時に悲喜劇的に・時に超現実的に描いたADV。ストーリーは個人的かつ象徴的で、背景が広がる展開や感動的なセリフはほぼない。楽しい・楽しくないのゲームではなく、1人の人間が宗教的束縛や信仰への依存から脱していく過程を描いたゲーム"体験"だと覚悟しておかないと、たぶんクソゲーになる。
なぜインディカにはサタンが見えるのか、なぜ回想シーンがピクセルアート調になるのな、なぜあり得ないほどの超巨大建造物やクソデカ缶詰が出てくるのか、etc...を自分なりに考察して、それを楽しめる人にこそプレイしてほしい、唯一無二の作品。

Yesss!! Photo mode!!!

わずかに嗅覚が戻ってきたが、今度は頭が痛い。風邪から連鎖しての副鼻腔炎なので、風邪の症状も当然のようにある。