イセカイフドキ(読書感想用)
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イセカイフドキ(読書感想用)
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オンライン小説リンク集「異世界風土記」のアカウントです。
昔からあるけれど、名前がなくて探しにくい、「ある系統」の広義のファンタジーに、「風土記系FT」という名前をつけたくて、同好の士に対する呼びかけと、作品の応援活動をしています。
中身はウッカリ族のヌーです。
2022年11月現在、ツイッターがメイン、こちらはサブです。

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紫衣の王国の使者を迎えるシーンは、展開がきなくさいものの、舞台や小物がいろいろでてきて楽しい!
「見たこともないものを詩で歌ったことを恥じるように見入」るという表現や、「歯に飽き足らず骨を求める」ということわざなど、異世界文化みたっぷりで、大興奮です。
やっぱり、いままでの異変はニレの影響だったんだろうなぁ。もし紫衣の女王になんとかとりなしを、となったときには、「使者を侮辱した者を差し出せ」なんて言われないか心配です。
December 17, 2025 at 12:51 PM
目の前にいるヒイラギの力まで否定するようなことを言ってしまったのは、シナノキ(ミズゴケ)の失言でしたね。
自分が生まれ持ったもの、それまで多くの人を喜ばせたもの、これからも頼るつもりだったものを悪しざまに言われて、カチンとこない人は少ないでしょう。
それでも、やめなきゃいけないならば、やめるしかないのでしょうが……ヒイラギのこの感想も分かるので、難しいなと思います。
彼女が食事をいっしょにとることなく出て行ってしまったのが意味深に感じました。
December 17, 2025 at 12:39 PM
考えてみると、世界樹が見た目だけでなくその名のとおり樹のような性質を持っているとすれば、庭の草むしりがとても大変であるように、「外へ出て行かないように」保つのもとても大変そうですよね。
シェリアイーダは落ち着いているように見えますが、初めて飼う生き物の世話をしているようなもので、内心ドッキドキなんじゃないかと……
世界樹と直接つながっていることで、得られたヒントはあるんでしょうか。
December 16, 2025 at 12:52 PM
それはそうでしょうけどw
まあ、なにが「ふつう」なのかを示してくれる観測記録の蓄積と、もちろんその記録をつけるための計測技術、意味のある情報として読みだせるようにした記録様式が揃ってはじめて、不可視のものを把握することができるので、そのどれも失われた状態では、まあ、せめて一緒にまごまごするくらいしかできないですよね。
December 16, 2025 at 12:28 PM
お、待ってましたよ!謎解き……というか、「その後」のターンですね!
December 16, 2025 at 12:23 PM
ちゃんと代替わりは済んだのに、やっぱり何か異変が起きているんですね。
見る分にはきれいですけど……
December 16, 2025 at 12:10 PM
シャイアドがかつてのガラルの立場にいることに気付いて、自分の言葉で生きる気力を取り戻すところが印象的でした。
実際、死んだ人の力があまりに大きければ、人間はとっくに滅びているのですけど。
誰よりも彼女自身が、自分で自分に「生きていていい」と声をかけることが大事なんだと思いますす。
December 15, 2025 at 12:45 PM
最終話なので、何に言及してもネタバレになってしまうのですが、シャイアド一人が死ねばある意味でカタが付くことを、たくさんの人が「納得できない」といって覆そうとしてくれるところが、すごく優しい世界だなぁと思います。
ちょっと読解に自信がないのですが、お守りが壊れることがなにかのきっかけだった……のかな?
December 15, 2025 at 12:42 PM
緊張するお使いの帰り、子供らしい遊びながらの道中の景色が印象的です。
風景描写大好き。
でも、「失われる美しきもの」にしか見えなくて、じゃっかんの緊張を感じます。
謎の紛失事件は、もしかしてニレに関係あるのでしょうか。
「まじないに目覚めるのが遅い子の近くには悪運が寄って来る」という俗信も、言われる方からすればたまらないでしょうが、心からゲン担ぎをする人を見るような、羨望に似た気持ちを感じます。
December 11, 2025 at 12:17 PM
異世界魔法植物に小躍りしました。
植物の名前それぞれにエピソードがありそうで、想像力をくすぐられます!
人間自身の力だけでなく、草や道具にはたらきかける種類のまじないもあるんだなぁ。
December 11, 2025 at 12:13 PM
この世界の「まじない」の様子がすこしずつ語られて楽しいシーンです。
「もっと深いところからやってきた力かもしれぬ」という表現を見ると、まじないの力は、その人自身のなにかというより、どこかからきて人体に宿るもののようなニュアンスがありそう。
血筋にも関係するし、自身の性質がまったく関係ないものでもなく、一つを使いこなすのも大変だけど、五つもある人もいる、というところは、「才能」や「適性」と呼ばれるもののメタファーみたいな印象です。
December 11, 2025 at 12:09 PM
末期の苦しみをやわらげることの価値の大きさは、子供にはわからない……というよりは、悲しすぎて、自分のせいだったらよかったのにという気持ちがあるのかもしれないな、と思います。死ぬものに手をかけるのは無駄だというなら、究極、赤ん坊の世話をするのだって無駄なことなんですよね。そういう結果論をミズゴケが否定してくれたから、ハシバミも悲しみに向き直ることができたのかな。
December 11, 2025 at 12:04 PM
ワンジル方面にも動きあり……カチェラの口の堅さは賞賛されるべきですけど、シェリアイーダからすると少し寂しかったりするでしょうか。
さる筋ってどこなんだろうな
December 8, 2025 at 2:53 PM
「竜と同じくらい古い霊」という表現がいかにもファンタジックでぐっときます。この世界の竜は、既に骸になっているんですね。
ケガのあと急激に熱が出る、光を避けるという症状から、破傷風を連想したので、怖さもひとしお。
December 5, 2025 at 12:44 PM
「まじない」というふしぎな力を発揮することを成人の証とする人々の長は、治療者でもある老女。家の様子からしてたのもしいのですが、せっかく危険を乗り越えたハシバミとニレに伝えられた診断は厳しい……。
December 5, 2025 at 12:41 PM
病気の母親を助けてくれる大人を呼びに、〈朝霧の里〉を目指して、年端の行かない子供ふたりで野生の姿でざわめく山の夜道を下っていく、心細い描写から始まりました。
病人の容態の悪さ、子供の非力さが伝わってくるので、狼が出てきた時は、片方は死ぬんじゃないかとはらはらしました!
December 5, 2025 at 12:33 PM
異世界の植物がつぎつぎ出てきて楽しいですね!ニシャッタは何のために集めているんでしょう。根を掘るなら、やっぱり食べるのでしょうか?
そして、このお話しにはラー・ロウ(精霊の子)が出てきますね!
風土記系競作企画の一回目「祝」に応募してくださった作品の主役だったのとは、別のラー・ロウかなと思いますが。
神秘的な雰囲気で、いかにも精霊らしい感じがしました。
December 4, 2025 at 12:41 PM
柑橘類かなにかをハチミツ漬けにしている様子は、食欲をそそります。お手伝いのご褒美らしきメリのジュースもおいしそう。ヨーグルトドリンクのような味を想像しました。
このお話しに出てくる女神は、怒りっぽいようで、どういう神話が隠れているのかも興味を引かれるところです。
December 4, 2025 at 12:37 PM
その土地の神話や言い伝えにからんだ仕草って良いですよね!
雨には雨の神様と、それを集めてくる精霊がいるんですね。きっと他にもいろんな精霊がいて、目的に合わせてどの精霊に働きかけるかを意識しながら仕草を変えたりもするんだろうな。
妄想が広がります!
December 4, 2025 at 12:33 PM
コミュニティに属さないシャイアドにとっては、「置いていけない人」というのはせいぜいマーリア・サムドラン・リャットとか、片手で数えられるぐらいの人だけど、ウトラにとっては街ごとそうなのだというところに、生き方の違いを感じます。魔導士は結局、孤立した生き物で、それは個人で対処できることがらが多いからでしょうけど、孤独の元でもありますよね。
December 3, 2025 at 12:43 PM
アーデラールへの報告がバレたときのシャイアドたちの反応があまりに薄くて、逆に隠していたらしいレキンがちょっと不憫でした(笑)
まあ、居所はバレているし、なんだかんだ協力してくれているのが分かっている相手だから、報告してたところで何だよ、というのは確かにそうなんですが。
December 3, 2025 at 12:40 PM
アーデラールとレキンとの会話を読むと、もしかしてアーデラールにとって、「代替手段を探そう」というのは、最近まで思いつかなかったことなのかなぁと思います。マーリアとサムドランがあいついで命をかけたことで、やっと彼の中で何かの変化があったのかな。そうだとしたら、だいぶ後悔は深そうなので、ただのお目こぼしにしては手厚くフォローする理由も理解できるような気がします。
December 3, 2025 at 12:37 PM
シェリアイーダにかぎっては、比喩じゃなくほんとに借りがあり得るんですよね。話していたらどうなっていただろう。
December 2, 2025 at 12:41 PM
出資するほどプラスに捉えて接触があるということは、集団流刑がただの方便であることも見抜かれているということなので、ちょっと危い気がしてきますね。「父ちゃんは見てるぞ」的な不穏な前振りもあったし、嫌な予感……
December 2, 2025 at 12:35 PM
きっと砂除けも兼ねて街の周りに木を植えているんでしょうね。乾燥地のけしき!
水路を急いで直さないと、後が大変そう。
December 2, 2025 at 12:28 PM