直近の仕事→NHK朝ドラ『らんまん』、ドラマ10『燕は戻ってこない』放映中。
今のところ、ここはプライベートの日記として運用。
非公式のことなど。
Xの方は主に公式のお知らせなどを出しています。
ドラマ愛溢れるからこそ、ドラマの功罪にも踏み込みます。ドラマが世間の皮膚感覚より遅れていることもあるという鋭い指摘。また「ドラマの中で是として描かれていると、実際に同じ目に遭っても『 ま、いいか』と思いがち」という著者の体験にも胸が詰まりました。どのページ、どの切り口からでも興味深く惹き込まれます!
ドラマ愛溢れるからこそ、ドラマの功罪にも踏み込みます。ドラマが世間の皮膚感覚より遅れていることもあるという鋭い指摘。また「ドラマの中で是として描かれていると、実際に同じ目に遭っても『 ま、いいか』と思いがち」という著者の体験にも胸が詰まりました。どのページ、どの切り口からでも興味深く惹き込まれます!
ひとりの作家と各出版社の担当編集者たちの温かな集いに、文庫版解説を書いたご縁で招き入れていただきました。
上橋先生が私のドラマにどれほど共感し、細部まで楽しんでくださっていたか。そして私が書いた解説を読んで涙を流しておられたと…。あまりにも望外で。本当に…精一杯書けてよかった。
私も先生の物語の根底にあるものにどれほど共鳴し、励まされてきたか、思いの丈を直接お伝えできました。
そして、新聞の書評も各社の編集者がどう読んでいるかもお話を伺えて。いつも体当たりで書くしかなかったけど、ちゃんと受け止めてもらえていた。
書いたものの先にあるもの、そこにいる人に出逢えた夜。
ひとりの作家と各出版社の担当編集者たちの温かな集いに、文庫版解説を書いたご縁で招き入れていただきました。
上橋先生が私のドラマにどれほど共感し、細部まで楽しんでくださっていたか。そして私が書いた解説を読んで涙を流しておられたと…。あまりにも望外で。本当に…精一杯書けてよかった。
私も先生の物語の根底にあるものにどれほど共鳴し、励まされてきたか、思いの丈を直接お伝えできました。
そして、新聞の書評も各社の編集者がどう読んでいるかもお話を伺えて。いつも体当たりで書くしかなかったけど、ちゃんと受け止めてもらえていた。
書いたものの先にあるもの、そこにいる人に出逢えた夜。
先生が「らんまん」を楽しみにご覧くださっていたと…お声がけいただいたときは本気で震えました…。
『獣の奏者』『守り人シリーズ』など珠玉の物語作家である先生の世界を私が解説するとは。とても書き表すことなど出来はしないんじゃないかと恐れつつ、とにかくも深い敬愛とともに、澄みわたる世界と向き合いました。
「香り」が秘めた情報を読み取ることができる少女が、信頼できる人たちとひとり、またひとりと繋がりあって、大いなる厄災を食い止める物語。
美しく凛々しい心に支えられたファンタジーであると同時に、
先生が「らんまん」を楽しみにご覧くださっていたと…お声がけいただいたときは本気で震えました…。
『獣の奏者』『守り人シリーズ』など珠玉の物語作家である先生の世界を私が解説するとは。とても書き表すことなど出来はしないんじゃないかと恐れつつ、とにかくも深い敬愛とともに、澄みわたる世界と向き合いました。
「香り」が秘めた情報を読み取ることができる少女が、信頼できる人たちとひとり、またひとりと繋がりあって、大いなる厄災を食い止める物語。
美しく凛々しい心に支えられたファンタジーであると同時に、
www.themarysue.com/tennessee-sc...
www.themarysue.com/tennessee-sc...
今、辛い気持ちのひとたちが、暖かくして眠れますように。うちにはモフモフのいいこがいて私はいつでもあったかいイッヌを抱きしめられるけど、どうか皆に、信じられる美しい大好きなものがありますように。
今、辛い気持ちのひとたちが、暖かくして眠れますように。うちにはモフモフのいいこがいて私はいつでもあったかいイッヌを抱きしめられるけど、どうか皆に、信じられる美しい大好きなものがありますように。
最後の方は肩甲骨の後ろが痛くなり、腕を動かせなくいとか寝るにも寝返りうてないくらいの激痛が走ってたんだけど、講演会まで全部こなしおわって家に帰ってきたら、痛いのがぱったりなくなったの。
原因が精神的ストレスだとしたら、あんなにもはっきり肉体に激痛として現れるの?!ってほんとにびっくりした。身体的に原因がないと納得できないほどの痛みだったよ?原因あっても困るが。とりあえず今年度ちゃんと健康診断いかなくては…!
最後の方は肩甲骨の後ろが痛くなり、腕を動かせなくいとか寝るにも寝返りうてないくらいの激痛が走ってたんだけど、講演会まで全部こなしおわって家に帰ってきたら、痛いのがぱったりなくなったの。
原因が精神的ストレスだとしたら、あんなにもはっきり肉体に激痛として現れるの?!ってほんとにびっくりした。身体的に原因がないと納得できないほどの痛みだったよ?原因あっても困るが。とりあえず今年度ちゃんと健康診断いかなくては…!
知名度を上げるために耳目を引く嘘を書いて読者を心配させて(眉をひそめる同業者を嗤って)たとえ売れても、私は敬意を抱けない。
知名度を上げるために耳目を引く嘘を書いて読者を心配させて(眉をひそめる同業者を嗤って)たとえ売れても、私は敬意を抱けない。
【原作】桐野夏生
【脚本】長田育恵
【音楽】Evan Call
【出演】
石橋静河 稲垣吾郎 / 森崎ウィン 伊藤万理華 朴璐美 /
富田靖子 戸次重幸 内田有紀 黒木瞳 ほか
【制作統括】清水拓哉 磯智明
【プロデューサー】板垣麻衣子 大越大士
【演出】田中健二 山戸結希 北野隆
www.nhk.jp/p/ts/J6J9VGV...
【原作】桐野夏生
【脚本】長田育恵
【音楽】Evan Call
【出演】
石橋静河 稲垣吾郎 / 森崎ウィン 伊藤万理華 朴璐美 /
富田靖子 戸次重幸 内田有紀 黒木瞳 ほか
【制作統括】清水拓哉 磯智明
【プロデューサー】板垣麻衣子 大越大士
【演出】田中健二 山戸結希 北野隆
www.nhk.jp/p/ts/J6J9VGV...
私にとってどれだけ大切な一冊になったかが作者にも伝わるなんて本当に嬉しい。あれほどの堂々たる大作家が、私と同じような不安さや心の揺らぎを持っていて、だからこその喜びを伝えてくださることが…ああ、創作の道はどこまで行っても同じなのかもしれないと思う。
書いたこと・描いたこと・手から生まれたものが、それぞれの心を照らし合っているのかと思うと。私が感じた熱の在りどころや「好き」の想いはちゃんと、ちゃんと手渡していきたい。
私にとってどれだけ大切な一冊になったかが作者にも伝わるなんて本当に嬉しい。あれほどの堂々たる大作家が、私と同じような不安さや心の揺らぎを持っていて、だからこその喜びを伝えてくださることが…ああ、創作の道はどこまで行っても同じなのかもしれないと思う。
書いたこと・描いたこと・手から生まれたものが、それぞれの心を照らし合っているのかと思うと。私が感じた熱の在りどころや「好き」の想いはちゃんと、ちゃんと手渡していきたい。
そのときに同じ委員を務めている宮部みゆきさんに「書評ってなんですか。いい書評ってなんでしょう?どう書いたらいいんですか?」って聞いたら「そんなの気にしないでいいんだよ。読者は、長田さんがどの本を選んで、どう読んだかが知りたいんだから、それだけを書けばいいんだよ」って教えてくださって。それが大きな指針になった。どの本を選んで、どう読んだか。そこにどうしようもなく個があるんだね。
そのときに同じ委員を務めている宮部みゆきさんに「書評ってなんですか。いい書評ってなんでしょう?どう書いたらいいんですか?」って聞いたら「そんなの気にしないでいいんだよ。読者は、長田さんがどの本を選んで、どう読んだかが知りたいんだから、それだけを書けばいいんだよ」って教えてくださって。それが大きな指針になった。どの本を選んで、どう読んだか。そこにどうしようもなく個があるんだね。
新聞に載るものはぜんぶ根拠がないとだめなので、校閲部の方から「この部分はどこから引用しましたか?」が問われるんだけど、850字ほどで小説の書評をするから、「この辺りのあらすじをまとめるとこういうことになります」と一生懸命説明するしかなく。
たとえば校閲の方から、私が「立ち聞き」「立ち話」に言及してたのを「噂」と1文字にまとめませんかと提案があるんだけど、それだと話し手の実体がなくなる、近所の大人たちとの肉体的な距離感や狭いコミュニティを表すのに必要なニュアンスなんですなどを言葉を尽くしてメール返信。
読んだ者として、小説の内容をできればちゃんと伝えたいんだよ。
新聞に載るものはぜんぶ根拠がないとだめなので、校閲部の方から「この部分はどこから引用しましたか?」が問われるんだけど、850字ほどで小説の書評をするから、「この辺りのあらすじをまとめるとこういうことになります」と一生懸命説明するしかなく。
たとえば校閲の方から、私が「立ち聞き」「立ち話」に言及してたのを「噂」と1文字にまとめませんかと提案があるんだけど、それだと話し手の実体がなくなる、近所の大人たちとの肉体的な距離感や狭いコミュニティを表すのに必要なニュアンスなんですなどを言葉を尽くしてメール返信。
読んだ者として、小説の内容をできればちゃんと伝えたいんだよ。
これは先日行ったマティス展、マティスが最晩年にたどり着いたやり方、グアッシュで着色した紙を自由に切り抜いて重ねて貼っていく「切り絵」の手法がメインの展覧会。
マティス、最晩年、教会丸ごとプロデュース任されてて、ステンドグラスから式典のための服までデザインしてるんだけど、まったく従来の教会のスタイルじゃない、自分独自の色を打ち出してて、でも品があって、全然これみよがしじゃないの。ステンドグラスのタイトルは「生命の樹」。自由で明るい。
(撮影OKエリア)
これは先日行ったマティス展、マティスが最晩年にたどり着いたやり方、グアッシュで着色した紙を自由に切り抜いて重ねて貼っていく「切り絵」の手法がメインの展覧会。
マティス、最晩年、教会丸ごとプロデュース任されてて、ステンドグラスから式典のための服までデザインしてるんだけど、まったく従来の教会のスタイルじゃない、自分独自の色を打ち出してて、でも品があって、全然これみよがしじゃないの。ステンドグラスのタイトルは「生命の樹」。自由で明るい。
(撮影OKエリア)
そして今日は、せっかく声かけてくれた某出版社に「今年はとてもだめです…やりたい気持ちは本当にあるんですけど、今年はもう無理です」とお断りしに行き…でもあったかい言葉に送り出されて。
帰って仕事する前にブルーボトルコーヒーとブルーチーズのチーズケーキを。
そして今日は、せっかく声かけてくれた某出版社に「今年はとてもだめです…やりたい気持ちは本当にあるんですけど、今年はもう無理です」とお断りしに行き…でもあったかい言葉に送り出されて。
帰って仕事する前にブルーボトルコーヒーとブルーチーズのチーズケーキを。