早川タダノリ
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早川タダノリ
@hayakawa2601.bsky.social
編集業。하야카와 타다노리 。『神国日本のトンデモ決戦生活』(合同出版→ちくま文庫)『原発ユートピア日本』(合同出版)『「愛国」の技法』(青弓社)『憎悪の広告』(共著、合同出版)『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社→朝日新聞出版)あり。 真理が我らを自由にする&労働が我らを自由にする。
100年前の絵柄とは思えぬ……:『婦人之友』大正14年2月号表2広告「千代田香油」
November 9, 2025 at 2:10 PM
東堀一郎編『家庭百科女性宝典』(日本女子教育会、1955年)に、「日本的パンの食べ方」なる面妖な一節があった。
米飯と違いパンではどうも腹ごたえがない(満腹感がない)。満腹感のためには水分と脂肪を補えばいいが、バターは高価だし「私共の食生活になじみが薄い」。そこでどうするか。

「バターに代わるものは味噌、そして汁物(とくに味噌汁)と一緒にパンを食べるこそ日本的なパンの食べ方であります」

おおおおお……
November 3, 2025 at 2:04 AM
映画『花嫁は十五歳』(江崎実生監督、1964年)に言及している原稿があるので、校閲のため同作をどこかで観られないかと探していて、主演の和泉雅子さんが今年の7月に亡くなっていたことを知る。和泉雅子さん猛烈に可憐
October 15, 2025 at 6:21 PM
ぺんてるよ、お前もか
September 25, 2025 at 7:30 AM
September 25, 2025 at 7:29 AM
親切な編集者の方から頂戴した、トランプ時代のアメリカについての本。

「いまや戦争は国内に移った。標的とされるのは戦地の住民ではなく自国市民だ」

バーナード・E・ハーコート『革命を鎮圧せよ:アメリカが市民に仕掛けた戦争』(向山恭一訳、法政大学出版局、2025年)

これから読みますが、このへんとか深刻……

第Ⅲ部 対反乱の国内化
7 対反乱が帰ってきた
8 アメリカ人を監視する
9 アメリカ人を標的にする
10 アメリカ人の注意をそらす

第Ⅳ部 対反乱から〈反革命〉へ
11 〈反革命〉が生まれた
12 合法性の状態
13 新しいシステム
t.co/dUJtGS0nSa
September 25, 2025 at 4:45 AM
フィルム製版工時代は、こういうやつを相手に毎日毎日作業してました。
画像引用元:https://kitakyushu-ppm.co.jp/pages/27/
September 24, 2025 at 1:51 AM
旧twitterを引用したときに現れるこのサムネイルが、フィルム製版時代のネガにみえて、一瞬、心が躍り&ピンホールを探してしまう
September 24, 2025 at 1:46 AM
ヒーローが貯金箱になる伝統:愛国者のマストアイテム「楠公型貯金器」。出所:『幼年倶楽部』昭和16年2月号
September 11, 2025 at 3:37 PM
家屋解体前に本をひきとりにいって見たことがある王選手の貯金箱は、郵便貯金のノベルティグッズだったのか auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l...
September 11, 2025 at 3:33 PM
神保町に巨大壁画なら…
September 10, 2025 at 11:02 AM
TLに古在由重の本が流れてきたので、古在全集第6巻『戦中日記』をめくる。巻頭に収録された座談会「「「唯物論研究会」とその時代」にこんな一節が。

――三五年から三八年(昭和一三年)ごろまで、先生は雑誌「唯物論研究」の誌上などできわめて精力的にの執筆活動を展開されていますが、そのころはどういう気持で筆をとっておられましたか。
(古在)なんというか、そうとう当時の時勢に憤激して書いたことはたしかです。そのころのファシズム的な文章に対して、なにかしないではいられないといった気もち……。いまおれがこれを書かないとしたら、いったいだれが書くか、といった張りつめた気もちでした。

俺も本気ださないと……
August 7, 2025 at 4:26 PM
耕作放棄地の地主のおじいさんちの納屋に、先月はなかった唐箕がおいてあって、「どうしたんですか、これ」と尋ねると、「**さんからいらないかと言われたので、なんかの役に立つかもしれないからもらった」……って、おじいさんちは田んぼないでしょう、いやそもそも地域にもう田んぼないでしょう、どうすんのよ……だからおじいさんちはゴミ屋敷寸前なんじゃないの?と途方に暮れて日が暮れた
July 4, 2025 at 4:38 PM
増刷が決まった(!)『帝国と観光:「満洲」ツーリズムの近代』(岩波書店、2025年)の刊行記念シンポジウムにパネラーとして登壇します。なによりも著者の高媛先生にお話をうかがえるのが楽しみです。

ノートを取りながら読んだので時間がかかりましたが、読了しました。とってもおもしろかったので、強く推します!
June 30, 2025 at 5:00 PM
親切な歌人の方から歌集を頂戴しました(初めて)。片山佳代子『歌集 八月の書架』(KADOKAWA、2025年)。片山さんは学校図書館の司書をなさっている方だそうです。学校の図書館と生徒たちの歌がものすごくイイですね。装丁・装画も素敵。こんな本をいつかつくりたい…… 
amzn.to/44pzCWK
June 25, 2025 at 3:53 AM
本日の朝日新聞に、拙著新刊の広告が掲載されました。『「日本スゴイ」の時代」(朝日新書、2025年)
amzn.to/44e4Srt
June 23, 2025 at 3:10 AM
89歳の知人から「早川くん、あんたの新著の第2章(「日本スゴイ」TV番組についての章)を病院の待合室で読んで大笑いしそうになったが、あとで背筋が寒くなったぞ。あの本は売れてほしいな。本がよかったので桃送るわ」というお電話を頂戴し、まことにありがたく、ついでに桃の冷やし方を予習
June 20, 2025 at 4:50 PM
このタイプの人たち、「サザエさん」使いすぎ問題と言えば、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」のPVより、憲法に家族条項を盛り込むことを訴えるももち登場場面。ハナ肇のようにブロンズ色に塗りたくなりますね。
June 10, 2025 at 1:16 PM
当日のパワポの一部です
June 9, 2025 at 3:34 PM
本日の朝日新聞夕刊テレビ欄の空白地帯よ
June 3, 2025 at 11:59 AM
フラットウッズモンスターがなぜか尊くみえてきた
May 28, 2025 at 4:35 AM
新刊の書影きましたー
早川タダノリ著『「日本スゴイ」の時代:カジュアル化するナショナリズム』(朝日新聞出版、2025年)6月13日発売予定

2000年代から2020年代はじめにかけて、大量に生産された「日本人の誇りを取り戻す」物語群=「日本スゴイ」。それがやがて「日本人らしさ」の再定義として国策的に活用され、「クール・ジャパン」戦略の中にビルトインされていったようすを描きます。それらのナラティブは、1990年代後半に台頭した官製歴史否認論=「国民の物語」創出と切り離すことができないんですよね……

生業がおそろしく忙しくなってしまったため執筆にえらい苦労した本ですが、ようやく校了しました。
May 21, 2025 at 1:29 PM
これはもとはどんな形だったのだろうと思い、「ジュゴンブロック」について学ぶ hpf-sapporo.net/project/line...
May 18, 2025 at 12:09 PM
学生カバン、自分は下宿の先輩のお下がりをもらったので買ったことがなかったが、お値段1万円からあるんですね。
www.muto-bag.co.jp/No02.html
May 12, 2025 at 6:42 AM
蛇足ながら、『市川房枝自伝 戦前編』(新宿書房、1974年)から、「外出」にかかわる箇所(434-435頁)を貼っておく。本文にあるのは1937(昭和12)年8月のこと。市川は「半日家から解放されて、講演をきくことだけでも、これは婦人解放である」と書いているが、戦争協力を通じての「女性の社会参加」「婦人解放」の姿がここに凝縮されている
May 9, 2025 at 1:27 AM