著:伊藤春奈 読了
とても興味深く、読んで良かった。ここ10年くらいでやっと「ジェンダー」という概念が伝わって来たとはいえ、まだまだ性差による差別や偏見はある。では昔は?しかも同居?という興味で読み始めた。
陸上選手の人見絹江さんのことは大河ドラマ上だけの見識しかなかったけれど短歌や詩作など文学にも親しんでいた人物だったそう。飛行士、騎手など珍しい職に就いた人たちだけれど、女性だというだけで発生する弊害を越えなければやりたいことは出来なかった。航空業界誌、競馬関係の男性による明らかに偏った観点の記事なども取り上げられている点もよかった。
著:伊藤春奈 読了
とても興味深く、読んで良かった。ここ10年くらいでやっと「ジェンダー」という概念が伝わって来たとはいえ、まだまだ性差による差別や偏見はある。では昔は?しかも同居?という興味で読み始めた。
陸上選手の人見絹江さんのことは大河ドラマ上だけの見識しかなかったけれど短歌や詩作など文学にも親しんでいた人物だったそう。飛行士、騎手など珍しい職に就いた人たちだけれど、女性だというだけで発生する弊害を越えなければやりたいことは出来なかった。航空業界誌、競馬関係の男性による明らかに偏った観点の記事なども取り上げられている点もよかった。
ライブ途中で2回足つった。
ギター高っ💥
ライブ途中で2回足つった。
ギター高っ💥
著:椹野道流 読了。
タイトルと木村セツさんのちぎり絵に惹かれて購入
面白かった!祖母姫はほんと姫だった(笑)読みやすいだけじゃなく、ちょうどいいツッコミや優しいフォローがあって楽しいエッセイだった。お孫さんである著者の英語の堪能ぶりのおかげと著者の人柄の良さもバトラーのティムとの冒険が成立したと思うし、祖母姫のお気に召すままの旅程もこなせてこの1冊が誕生したんだなと感じた。失礼ながら椹野氏作品知らなかったので読みたくなった。
#読書
著:椹野道流 読了。
タイトルと木村セツさんのちぎり絵に惹かれて購入
面白かった!祖母姫はほんと姫だった(笑)読みやすいだけじゃなく、ちょうどいいツッコミや優しいフォローがあって楽しいエッセイだった。お孫さんである著者の英語の堪能ぶりのおかげと著者の人柄の良さもバトラーのティムとの冒険が成立したと思うし、祖母姫のお気に召すままの旅程もこなせてこの1冊が誕生したんだなと感じた。失礼ながら椹野氏作品知らなかったので読みたくなった。
#読書
良かった。
副題で「NY死体調査官が見た5000の死」とあるから案件をいくつも語るような内容かと思ったけれど(すごい下世話だけどそこに惹かれた私)、著者であるバーバラ・ブッチャー氏が自分の半生を振り返るというノンフィクション。死体案件もだけれど彼女の半生が紆余曲折で構成が良かったからか重くはない。9.11の現場の惨状が救う側の記録、著者本人の重篤なうつ症状の治療法も記されていて、なんというか濃い読書になった。
#読書
良かった。
副題で「NY死体調査官が見た5000の死」とあるから案件をいくつも語るような内容かと思ったけれど(すごい下世話だけどそこに惹かれた私)、著者であるバーバラ・ブッチャー氏が自分の半生を振り返るというノンフィクション。死体案件もだけれど彼女の半生が紆余曲折で構成が良かったからか重くはない。9.11の現場の惨状が救う側の記録、著者本人の重篤なうつ症状の治療法も記されていて、なんというか濃い読書になった。
#読書
#読了
#読了
書店にてわりと真ん中に平置きされている台を眺め、学問系で読みたい本があったな…と思いつつも思い出せず、ペラペラ手繰ったら読みやすさ前面推し。
結果、読んでよかった!特に瞠目したのは第7話「呪術と科学」の中で「運」は中国の陰陽五行説に関する概念だということ。”神秘的な因果関係”枠。正に自分のあたりまえをつつかれた。第3話「贈り物と負い目」はなんとなく気になっていたことだし、第5話「儀礼と境界」のなぜ就活はあんなにつらいのか?の設問にも惹かれ納得。
『文化人類学』について初歩の初歩でも知ることができて良かった1冊。
#読書
書店にてわりと真ん中に平置きされている台を眺め、学問系で読みたい本があったな…と思いつつも思い出せず、ペラペラ手繰ったら読みやすさ前面推し。
結果、読んでよかった!特に瞠目したのは第7話「呪術と科学」の中で「運」は中国の陰陽五行説に関する概念だということ。”神秘的な因果関係”枠。正に自分のあたりまえをつつかれた。第3話「贈り物と負い目」はなんとなく気になっていたことだし、第5話「儀礼と境界」のなぜ就活はあんなにつらいのか?の設問にも惹かれ納得。
『文化人類学』について初歩の初歩でも知ることができて良かった1冊。
#読書
不思議な小説。味わったことがない感覚を読後もじんわりと味わった。連作散文詩といった趣、と解説の平野啓一郎氏が書いているが、私が気付いたのはたまに挟まれる薄暗いフォトがあるのと余白が多い文面だな~くらいで先が気になる小説として読んだ。言葉の連なりから喚起されるイメージと「白いもの」についての文章が紫煙のように拡がり、重なっていく。しかしながら私は「彼女」に対して生きている「私」側の「驕り」をうっすら疑いながら読んでいたけれど「境界」からそれは掻き消された。再読する度に別の感慨が湧きそう。とても良かった。
#読了 #読書好き
読了。ブクログのフォロワー様のレビューを読んで知った本作。副題は「できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」とあり、1章ごとそれぞれ5人の科学者/エンジニアとの対話を中心に研究成果を踏まえた内容。「できなかった」ことが「できる」ようになることは、医学や介助にも繋がる。その中身が書いてある。章の中でいくつか区切られるタイトルが分かりやすいし惹かれる文言なので興味が続く。『テクノロジーは死角を照らす、でも教師ではない』『手の甲は雄弁』『ないしっぽを振る』『乗っ取られた人のやりがい:ジャックイン』など。読めて良かった。
#読書
読了。ブクログのフォロワー様のレビューを読んで知った本作。副題は「できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」とあり、1章ごとそれぞれ5人の科学者/エンジニアとの対話を中心に研究成果を踏まえた内容。「できなかった」ことが「できる」ようになることは、医学や介助にも繋がる。その中身が書いてある。章の中でいくつか区切られるタイトルが分かりやすいし惹かれる文言なので興味が続く。『テクノロジーは死角を照らす、でも教師ではない』『手の甲は雄弁』『ないしっぽを振る』『乗っ取られた人のやりがい:ジャックイン』など。読めて良かった。
#読書