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人口全国最低県の地方都市の廃れ果てた商店街で今にも潰れそうな古本屋を経営する独身生命体。営業時間12:00~19:00(木曜定休)で、HPは只今開店休業中。米子映画事変にて「まんだん」なる年に一度の漫画研究発表イベントを開催してます。自称漫画研究家。

現在まで「まんだん」で扱ったネタ
・鳥取県が舞台の漫画・アニメ・特撮
・裏鬼太郎史(主に竹内寛行版)
・島本和彦『アオイホノオ』に登場する巨匠の珍作
・怪獣漫画
・野球漫画
・カニバリズム漫画
・刑事漫画
・宗教漫画&カルト宗教の漫画
あだち充『牙戦』を改めてGrokに尋ねてみたところ、更に嘘がバージョンアップされていた。

・少なくとも小学館は合ってたのに、今回は「月刊少年マガジン」連載になっていて、版元すら間違ってしまう。
・主人公の名前から「牙」が消えて組織の名前に。もちろん、んな組織など欠片も出てこない。
・ギリあったスポーツ要素が完全に吹き飛んで、完全な殺し屋の話に。野球漫画ですよ!
・あらすじは最初から最後まで全部嘘。
・特徴で確かにバイオレンスは多めだけど、首チョンパは無い(親父が首くくるけど)。
・未だ復刻されてないのに、電子書籍等で読めるらしい。大嘘。
・『AKIRA』って「ハードな格闘」ものだっけ?
November 23, 2025 at 4:03 AM
恐らくはAIが知らないであろう、あだち充の単行本未収録作品『牙戦』についてGrokに聞いてみたところ、記述の9割以上が嘘という恐ろしい結果になった。

・タイトル「がせん」ではなく「きばせん」
・1981年ではなく1975年
・週刊少年サンデー増刊ではなく週刊少年サンデー本誌
・短編ではなく全33話の長編漫画
・青春や恋愛もテーマにしている
・主人公の名前は牙山亮ではなく牙林太郎
・プロボクサーとか全く関係ない(『KATSU』と混同してる?)
(以下略)

「分からない」と言えないのみならず、平気で嘘を混ぜてくるのが本当に厄介。
October 20, 2025 at 5:50 AM
鬼太郎が「墓場」から「ゲゲゲ」に変わる過程(時系列順)

〇1966年の実写ドラマ『悪魔くん』の成功から、同じくNET(テレビ朝日)に『鬼太郎』アニメ化の企画を持ち込むも、タイトルの「墓場」がネックになって断念
〇1967年7月20日、週刊少年マガジン連載漫画の主題歌(イメージソング)集『少年マガジン マンガ大行進』がキングレコードより発売される
〇『墓場鬼太郎』の主題歌(イメージソング)がニッポン放送の深夜ラジオでヒット
※1967年10月2日「オールナイトニッポン」放送開始(なお、1964年時点でニッポン放送は聴取者細分化により夜間を若者向けとする編成方針を発表している)
March 9, 2025 at 7:24 AM
鬼舞辻無惨現象とでも名付けてみてはどうか。
March 5, 2025 at 5:11 AM
作・滝沢解 画・あだち充『牙戦』週刊少年サンデー S50
「牙もおれたちも 本当の戦いはこれからだ!!」
February 9, 2025 at 8:56 AM
今更ながら、SNS棲み分け。旧Twitterは可も不可もない近況&告知。インスタ&スレッズでは店などの画像映像。mixiは内緒話と原稿の下書き草稿。mixi2に登録したけど、これどないしよう。
で、BlueSkyでは他のSNSでは大っぴらに言及できないことに言及しようと思ってたけど、こういうのにも言及して大丈夫なのかしらん。
December 21, 2024 at 6:37 AM
「状態が良く」→実際に紙芝居の現物を見た人が言うには、70年くらい前のものなので仕方ないとはいえ、あまり状態が宜しくない。

「人気作が」→大海獣の元ネタの可能性あるとはいえ、鬼太郎や河童の三平のようなビッグネームではない。原作も鈴木勝丸氏で、水木さん本人も思い入れが薄い。

「揃って出てきたら」→1月にヤフオクに出た品はまんだらけの手にはなく、揃いということはまずあり得ない。要するに不揃い。

そして、水木しげる漫画大全集も全巻刊行済で、これをPRする意味がない。

これら条件から鑑みて、果たして「上限」の1000万円という価格になるかどうか。
October 20, 2024 at 5:20 AM
これを見て分かるのは、まず依頼者は京極夏彦個人ではなく、水木しげる漫画大全集編集委員会(京極さんは監修者として出演)ということ。そして最も重要なのは「お金を出すのは全集の版元さん。上限なんと1000万円」であり「出てきたものの状態がよく、人気作が揃って出てきたら」という条件。
October 20, 2024 at 5:14 AM
古史古伝を収集されてるお客様あり。聞けばそれなりに近所の市の人で、ビリーバー以外で古史古伝を理解してる人を初めて見た。

うちにある最大級のレア本である竹内文書(の写し)『神代秘史』全4巻と『神字考』は、もしかしたらこの人の手に渡るのかも。本は本当に欲しい人の元に行くのが望ましいと思ってるしそこは問題ないのだが、問題は値段をどうするか(鑑定団にでも出してみるかな)。
September 4, 2024 at 5:22 AM
知人が借金のカタとして置いていったもの。現場用の絵コンテはどんくらい価値あるか分からないけど、週刊少年チャンピオンの1975年4号はなかなか価値ありますぜ(Xに放流したけど反応が少なすぎる)。

ぶっちゃけ6桁くらい付くと思います。
July 27, 2024 at 4:50 AM
映画『フュリオサ』観た。テンション上がるは考えさせられるはで最高の気分味わったし、母校の先輩である前田真宏さんの名前がエンドクレジットにあってヒャッハーとなったが、それはそれとして。

『マッドマックス2』(1981年)が『北斗の拳』等のポストアポカリプス表現に多大な影響与えたのは周知の事実だが、インフラが崩壊した状況で暴力が支配する世界になるの描いたのは、永井豪の『バイオレンスジャック』(1973年)が先口。
そして今回『フュリオサ』の中に出てきた人間の血を用いたソーセージ。『バイオレンスジャック』の中では更に強烈な人肉ソーセージが既に描かれていて、永井豪先生の偉大さを改めて思い知らされる。
June 16, 2024 at 9:20 AM
手塚治虫が50年以上前に通過した場所(短篇『赤の他人』1970年)。元祖ムーンホークス説の漫画でもある。
tezukaosamu.net/jp/manga/4.h...

あと、『グランドール』が1968年。その更に前に『マグマ大使』のヒトモドキ。
tezukaosamu.net/jp/manga/121...
April 3, 2024 at 9:39 AM
水木しげる紙芝居時代の作品『人鯨』発見の情報が報じられて予想してた通りTwitter(X)のタイムライン大騒ぎでニヤニヤとほくそ笑んでいたのですが、こちらにとっても予想外だったのは発表がまんだらけによるものだったこと。
Xのスペースで(情報源と秘密を共有してた)福井さんとお話したものの、内情は水木しげるの紙芝居話とか発見されて今後どうなるかの話に終始しており、発見情報の入手経路とかこの大発見の経緯とかほとんど語れなかったのが残念。秘密を抱えてやっと解放かと思ったらまた秘密を抱えるハメになったという。

店に来た人で要望があれば話そうかな(ということを青空で呟くなど)。
March 30, 2024 at 9:09 AM
某所で挙げたのでこちらでも。

昭和47年の小学三年生2月号付録の完品。見所は「怪獣201匹下じき」で、この絵柄あちこちで見るような気がする。
円谷、TBS、松竹、日活、大映、東宝、東映などに©️入ってて、それらの怪獣が五十音順に並んでいるという奇怪さ。明らかに本来の怪獣がやってない変なポージングと、ちょいちょいある誤植が更なるツッコミの誘惑を駆り立てる。
February 13, 2024 at 6:17 AM
Xでは基本ポジティブな発言しかしてないけど、こっちでは多少ネガティブなネタも書いてみようかな。
『まんが脳力開発』(石森プロ、石ノ森章太郎&志賀一雅監修)の中で、主人公二人がヨガ写真展に行ったら今はまず出せない超能力写真があったとかそういう。
February 11, 2024 at 6:50 AM
これに関連して、野球漫画における水分補給で水島新司『ドカベン』を妙に評価する流れが出来上がってる感あって、ちょっとモヤモヤしてる。

そもそも吉良高校は野球のルールすら知らないド素人の集まりで、だからこそ当時(昭和53年掲載)あまり推奨されてこなかった水分補給をがぶ飲みレベルでやらかして、それがたまたま灼熱の環境下で上手くいった、というだけ話なんだよね。
相手校の向ケ丘桜も別に「飲むな」と言ってるのではなく「(バテるので)控えろ」と言ってるだけだし。更に不運だったのは、試合前の準備運動兼暑さを慣らすためとして、そこそこハードな練習してたこと。
togetter.com/li/1249893
February 10, 2024 at 4:24 AM
SF者ならこっちで。

狭いXに未練はないさ
未知の世界に夢がある夢がある
青い大空は俺のもの俺のもの
羽ばたき行こう空の上
でっかい希望だ憧れだ
俺ら大空の俺ら大空の
俺ら大空のパイロット
February 9, 2024 at 11:35 AM
Blueskyでは今のとこ、竹内寛行版『墓場鬼太郎』の話をする人はまだいないらしい。クックック……
February 9, 2024 at 3:40 AM
倉庫からの発掘品(まだまだ未発掘の在庫多し)。

水木しげる『悪魔くん』講談社KC版
永井豪『デビルマン』全5巻+1オール初版

ちなみに『デビルマン』3巻は初版であっても3刷表記で第1刷表記は存在しない。要するに誤植。
February 8, 2024 at 4:55 PM
開田夫妻んとこの同人誌にた、まに寄稿させてもらってます。昨年末の冬コミでは『特撮が来た』『ぶらりオタク旅』の両方に載せて頂きました。感謝です。
February 8, 2024 at 3:55 PM
芦名妃名子先生の代表作『砂時計』は、島根(仁摩サンドミュージアム等)も舞台となっていて山陰の方言が存分に堪能できる漫画でオススメです。
その上、我が鳥取県にも来られてて真冬の鳥取砂丘で遭難しかけたエピソードもあったりして。
February 8, 2024 at 3:49 PM
水木しげる記念館裏のお土産屋「妖怪楽園」のトイレに貼ってあった面白フェイクチラシ。こういうネタがあちこち散らばってるから水木しげるロードは油断できない。
問題なのは女性用トイレには違うの貼ってるかどうか。さすがに確認のためだけに入るわけにはいかないし。
February 8, 2024 at 11:27 AM
「サイゾー」今月号(2024年2月号)の「『進撃の巨人』『チェンソーマン』......古来より伝わる少年マンガの“食人描写“」に、カニバリズム漫画の研究家(?)として少し協力させて頂きました。紙芝居版の「ハカバキタロー(奇太郎)」や、水木しげる「地獄」などについて言及してます。
カニバリズム描写のある漫画だけで2時間くらい話すイベントとかもやってます。
February 7, 2024 at 10:05 AM
ブルースカイなので青い画像を。

ちょいと寄稿させてもらってます。水木しげる御大のデビュー作『ロケットマン』と、あだち充先生の単行本未収録作『牙戦』についてレビューしてます。少なくとも後者に関して全部読んでレビューしてるの自分だけだと思います。あ、と学会員ではありません。
February 7, 2024 at 10:00 AM