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東北在住の港台電影&娯楽迷。台カルシアター『赤い糸 輪廻のひみつ』上映会2025/1/31岩手県公会堂26号室で18:30より上映/現在クロスポスト試行中。
先頃、北海道の映画祭に招かれたジョニー・トーの代表作。来年映画を撮影したら、ついでに岩手まで来ませんか?
というわけで、盛岡でも上映あります。EXI◯Eファンの方も是非どうぞ!
『エグザイル/絆』10/25(土)20:45よりリリオホール(盛岡市大通)
チケット購入はこちらから→ passmarket.yahoo.co.jp/event/show/d...
October 22, 2025 at 3:41 PM
古天楽先生生日快樂🎂
今年こんなにブレイクするとは思わなかったです、はい。
そんな古老板の11年前の主演作が我が地元で初めて上映されますよー。
『柔道龍虎房』10/26(日)9:00よりリリオホール(盛岡市大通)
泣いてもいいから前を見ろ!
チケット購入はこちらから→ passmarket.yahoo.co.jp/event/show/d...
October 21, 2025 at 1:30 PM
「映画祭でやりたい映画選んでいいよ」
「それじゃジョニー・トーやっていいですか?」
「いいよ」

かつてこの街に来た時、徒歩圏内に映画館が複数あること、メジャー系だけでなくアート系もかけてくれる映画館があることに喜び、通っているうちに香港映画に出会い、同好の士に出会って楽しい時を過ごした。映画がたくさんかかるのは嬉しかったけど、いつの間にか香港映画がかからなくなってしまった。
「映画の街」と称しているけど、観たい映画はやってくれない。それが口癖だった。
October 19, 2025 at 2:58 PM
『おーい、応為』幕末まであとわずかという時代に、出戻りでやさぐれながら道を探し、父と同じ浮世絵に秘めた情熱を注いだ応為。画狂老人と称した北斎を横に見、父をガサツに扱いながらも揃って絵を描いている姿には父娘愛よりも絵を共通項にした同志という趣があるし、恋愛沙汰もあっさりと済んでしまうサバサバ感が心地よい。同じ長澤出演作でも『MOTHER』でのスキャンダラスさとは全く対照的で、ぶっきらぼうな優しさを感じて、しみじみ良い気持ちになった。暗くても静かでもそれをネガティヴには感じない。劇中にも登場する応為が描いた吉原の光と影を捉えた絵のようなムードがあって、こういう時代劇だって素敵なものだ。
October 18, 2025 at 3:02 PM
Reposted by もとはし
樋口真嗣さんによる『九龍城砦』のサントラのジャケット、『香港国際警察』(1985年 警察故事)オマージュか…。
x.com/nei_musica/s...

確かにジャッキー・チェン(成龍)がすごかった時期はある。けどいまや中国政府寄りの人物で。

また香港民主化運動を経て香港警察のイメージは変わり。
(権力による暴力装置の側面をたくさん見てしまった…)

『九龍城砦』は香港の権力側ではない者たちの物語で。明示はされてないけど、見る人が見れば抵抗のメッセージがある。

なのでオマージュ先に『香港国際警察』は個人的に微妙。日本の香港作品の背景を気にしない一部のボーイズクラブな人たちに繋がるな…。
October 15, 2025 at 7:27 AM
『キムズビデオ』レンタルビデオ全盛期、チェーン店よりも単独店舗の方がアート系などの好みの作品があってよく利用してたことを思い出した。90年代に頭角を表した映画監督たちはレンタルビデオ店のユーザーや店員が多かったしねえ。
メジャーはもちろんアート系や各国の映画のみならず、ポルノや海賊版や各国の映画祭でしか上映されていない映画のダビングテープまでも揃えたキムズビデオがあったことは、NYの映画好きには実にありがたく、映画文化を広げる意義があったのだろうとは思うのだが、デジタル化によって消えてしまう無名の作品を残す意義とか、映画で街おこしをしようとする思惑とかはまさに現代的な課題だし、
October 13, 2025 at 1:33 PM
『ディア・ストレンジャー』廃墟研究を専門とする賢治は幼い頃の経験からどこか「喪失」に拘っていて、人形劇団の演出と操演を務めるジェーンは無機物に「生命」を吹き込む象徴として描かれて見える。冒頭から二人の夫婦生活がすれ違って見えるのはよくわかったし、NYを舞台にしたのも多文化共生と暴力の日常化を背景にしたかったと思われるのだけど、目新しさは感じなかったかな。題名通りのストレンジャーとして生きるアジア系の二人を描くにしても、アジアというよりは日本的な情とムードが強かった感を覚える。それが何かは上手く言えないが。
October 13, 2025 at 12:52 PM
『THEオリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』ドラマ版のあの展開と、25年超の監督のキャリアを意識してたので、安易に訳わかんないと言ったりとか、逆に無理に理解し考察をぶるような仕草をしちゃいけないなと思った。失踪した小西さん(と溝口)が無事に戻ってきたのはよかったが、漆原さんのお父さんが豪華すぎない?とかギリギリついた展開に変な汗出たりもした。それでも変に過激じゃないから安心はできるよ。そして羽衣さん…ああいわれても愛と敬意があっていいじゃないすか(漆原さんの扱いがアレなのはお約束だし)クラブの場面のモブにはニヤニヤしたよ。
October 13, 2025 at 7:54 AM
こっちが全然更新できてなくて申し訳ないのだが、実は先週香港へ行ってた。せめてインスタへのリンク貼っておこうかとも思ったのだが、今でも貼ると変なふうに表示されてしまうのだろうか。
October 9, 2025 at 3:17 PM
ちゃんと声をあげて自分の権利を訴えた方の勇気には心から敬服する。でも子供の頃に読み、面白さと同じ市在住という件で衝撃を受けて好きになった漫画の作者で、その後複数の小説の表紙絵にも気に入ったものがあった氏についての吊し上げ的なpostがX(あえてこういう)に流れてくるのは見てて少し胸が痛む。
好きになったことを恥とは思わないし嫌いにもならない。名誉が回復されることもないだろうなとは思う。今後こんなことが起こらないように気をつけなくてはいけない、ということだけ言っておく。
October 9, 2025 at 12:27 PM
情報解禁されました。
もりおか座映画祭でアジア映画のセレクションを担当しました。
『柔道龍虎房』『エグザイル/絆』悲願の盛岡初上映です!
TIFFやOAFFに比べたら規模もかなり小さい地方都市の映画祭ですが、みんなで映画を一緒に観て語りたい!トーさんの映画をみんなで観たい!という一心で企画しました。さすがに全国から来てとは言いませんが、こういう映画祭が始まるのも是非知ってもらいたいです。
www.eiganochikara.com/moriokaza-ci...
もりおか座映画祭2025 | まちなか全部が映画館
もりおか座映画祭2025
www.eiganochikara.com
October 1, 2025 at 11:16 AM
休日仕事の後、いよいよ今週末で閉幕するPerfumeCostumeMuseumへ。
当初から今日行く予定だったのに、年内で活動休止が報道されて激混みだろうか?と不安だったけど、余裕をもって見ることができた。初期の既製品アレンジからお馴染みの幾何学模様のドレス、三者三様のアレンジもうまくて楽しい。気に入ったのは中華的なCling Clingの衣裳。

なおどうでもいい話をするが、私はかつて弟に「Perfumeに姉ちゃんに似た髪型の子がいる」と言われたことがある。それだけ。
ちなみに髪型が似ていると言われたのはのっちである。
September 23, 2025 at 12:44 PM
『宝島』台湾の2•28事件や白色テロ、韓国の光州事件など、映画がきっかけで知った20世紀後半の事件は多い。沖縄がかつて米国の統治下にあったものの、そこで何が起きてきたかはドキュメンタリーや資料に当たらない限り、学校では習わない。返還50年が過ぎ、統治のきっかけとなった戦争からも80年が経ってしまった今、統治下の20年で何が起きていたかを語るのは、これが最初で最後のチャンスだったのだろう。
映画やテレビで50〜60年代が戦後からの復興と高度経済成長で明るく語られてきたのに多少の違和感を感じることがあったが、この映画で描かれる、そこから取り残され、
September 20, 2025 at 11:20 AM
『劇場版 時をかける愛』大変申し訳ないのだがドラマ未見、しかもせっかくの劇場版公開前に配信終了と聞いてガックリした。18×2でグレッグ(許光漢)が広く知られたタイミングでの日本公開だとは思うけど、大陸合作故?のメインビジュアルの簡体字もどうかと思ったし、権利を再取得してドラマを再配信するなど、もう少し公開までの盛り上げがほしくてもったいなく感じる。
愛する人の死を未然に防ぐためのタイムリープ(しかも記憶を保ったままそっくりな他人の体に入る)という設定は、よくある「何度タイムリープしてもバッドエンド」ものなので目新しさは感じなかったが、
September 15, 2025 at 1:10 PM
『遠い山なみの光』コピーで言及される「嘘」を頭に置きつつ観ると、悦子の語る佐知子との物語の隅々に違和感を覚えさせる描写があるので、物語に含まれる仕掛けにはすぐ気づくことができた。でもその謎解きは本題ではなく、死んでしまった娘への思い、長崎での原爆の記憶(直接的に描かれなくても適切に言及されている)戦前と戦後のいわゆる「逆転」とそれを許せない人との分断、佐知子と万里子だけでなく悦子にもふりかかる女性の生きにくさ等トピックが多い。でも決してバラけていないのは、戦後80年という長い年月が経っても、解決していないものが多いからなのかもしれない。
September 15, 2025 at 1:08 PM
『リンダリンダリンダ』実は初見。文化祭前日から楽日まで、即席でバンドを作り上げる4人組女子を描くだけ。潔くてでも危なっかしい。恋愛沙汰は多少あってもノイズには感じない。ロケ地の高崎のいい田舎感。そして巻き込まれた形で加わるペ・ドゥナの伸びやかさと、メンバーたちのよき化学反応。公開時はいい大人だったけど当時は観れなかったかもしれないが、今観ていい映画じゃんと思うのは、もう青春が手の届かないところに行ってしまったことを悟ってしまったからだろうか。
September 14, 2025 at 12:47 PM
台湾の作家林孟寰(リン・モンホワン)が花蓮のアーティスト・イン・レジデンスで2012年に創作した影絵芝居『鯨生~Geio~』盛岡公演を 盛岡台湾happyprojectでお手伝いしました。
花蓮と台湾に一番近い日本の島・与那国島をめぐる美しく切ない物語。与那国語と日本語の二言語ver.上演に花蓮のサキザヤ族の言葉も交え、幻想的で素敵なお芝居でした。打ち上げはわんこそば(すいません私は参加しませんでした)
天気のいい日は台湾の山脈が見えるという与那国がぐっと身近に感じました。スタッフ&キャストの皆さん、ふがらさゆ!
September 8, 2025 at 1:16 PM
台湾と与那国が舞台の影絵芝居『鯨生〜Geio〜』の岩手・盛岡公演のお手伝いをしております。当日はミニマーケットやワークショップも開催。盛岡近隣の方でご興味がありましたら、ぜひおいで下さいませ。
詳細はこちらから
travel-link.jp/archives/28491
September 1, 2025 at 12:03 PM
『海辺へ行く道』芸術の街を謳う島で、子供たちは小さな芸術家としてのびのびと生き、怪しげな自称芸術家たちが入れ替わり立ち替わりやってきて彼らを振り回す。そんな変な大人たちに揉まれて成長する彼らはいい環境にいるんじゃないかな。都会から来た人たちはセカセカしてるけど、大人もこれくらいいい加減に生きてもいいんじゃないかな>もちろん子供を搾取したり変な正義を発揮したりせずほどほどに責任は必要だろうけど(なんだこの締めは)
August 31, 2025 at 12:55 PM
『アイム・スティル・ヒア』ブラジルの軍事政権時代は1965年から85年までだったというので、冷戦の影響が及んでいたとはわかるが、どうしてもベトナム戦争周辺に目がいってしまうアジア人としては、ラテンアメリカの状況まではどうしても気付きにくい(この時代を舞台にした文学作品もあるのに)つまり知らなかった。
軍事政権下にあっても人々は自由を謳歌できたが、一旦締め付けが始まると、自由が制限され、人権が侵される。映画でのこのくだりに台湾の白色テロや、現在香港でかつての民主化運動に関わって逮捕・拘束された人々が重なった。
August 31, 2025 at 12:39 PM
従来の香港映画の人気展開と違うと思ったのは、原作小説にも注目が集まったこと。公開開始すぐに早川が原作小説翻訳を決めたのは実にGJではあるし、余兒先生も積極的に情報発信してコミュニケートしていったことが実に今的だよなと感心した次第。ただ映画は恋愛シーンのカットだけじゃなくてかなり違うわけだし。
そして既に香港ではコミカライズはあるけど、日本独自のコミカライズやアニメが観たいか?と言われると、それよりも映画の続編だよね?それまでは古天楽やテレンスやトニーくんたちの他の出演作や過去の香港映画を観て待つんだよね?と思うわけで。
www.oricon.co.jp/news/2403621...
イベントに応募殺到、グッズ即完…香港映画『トワイライト・ウォリアーズ』異例ヒットが示す “推し活”ファンの重要度
ニュース| 今年1月の日本公開から、ロングランヒットしている香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の勢いが止まらない。原作小説『九龍城砦 I 囲城』(余兒(ユーイー)著/早川書房刊)のサイン会には定員の10倍を超える応募が殺到。著者によるトークイベントは2分で完売し、関連グッズは「想定の30倍」の売れ行きを記録した。ファンを指す「寨民(さいみん)」(もともとは九龍城砦の住人を指し...
www.oricon.co.jp
August 29, 2025 at 12:20 PM
『ChaO』アヌシーの長編アニメコンペで審査員賞受賞というニュースで知ってたが、舞台が上海!そしてSNSで見てはいたが、やはり人魚姫の映画を撮っているチャウ・シンチーと香港コメディにリスペクトを寄せている作風に唸った(香港映画好きなアニメクリエイターさんって多いけど関係あるかな?)
重ねてここしばらく日本で話題になってる中国アニメ映画にも同時に目配せをしているようでニヤニヤしながら観てた。原作なしのオリジナルだし、世界を見据えた展開を目論んでるのか。声優陣は俳優メインでまあねえ…と言いたくなる演技もあったけど、山田杏奈嬢の声のチャオがハマってて大変可愛い。
August 20, 2025 at 11:54 AM
『野。良犬』15年以上前に日本語字幕なしのオリジナル版で観た映画が今になって日本公開でビックリしてるが、ラムを演じた文俊輝くんが現在拠点を変えてスーパーアイドルグループにいるということで、こういう経緯での旧作公開は珍しい。これがデビュー作だったデレク・クォック監督&イーソン・チャンに親しんでいるため、どうしてもそっち方面で観てしまうなあ(ごめんねラムくん成長後のファンの方)
若きヤクザと心を閉ざした少年の友情として描いているが、二人とも過酷な過去を背負っており、お互い出会うことで救われたように見える。
August 20, 2025 at 11:53 AM
『雪解けのあと』2017年4月にネパールで遭難死した台湾人クライマーの親友であった監督が辿る友の生き様。新聞報道では「台湾人カップルが遭難、女性が死亡」と伝えられた裏には、亡くなった女性ー宸君の性自認が男性であったこと、共に登山した聖岳(男性)と監督の3人の間には特別な絆があったことなどが当事者である監督が明らかにする。監督が宸君に抱く気持ちはもちろん愛もあるのだろうけど、社会的規範からはみ出し、思いのままに自然の中で生きた友に共鳴し、個人的な出来事であってもその叫びを伝えたいという意志があって撮っていったのだというのを感じる。
August 14, 2025 at 10:54 AM