作品は最後がちょっと駆け足になっている気がした
病とどう対峙していくのか、もう少し見たかった
それと、ガールフレンドのフェイとのストーリーは、不要だったのではと思う。
それかもう少し軽めでも

それより終盤のブルースの内面の変化をもう少しじっくり見たかった。

今年はボブ・ディランをティモシー・シャラメが演じた『名もなき者 A Complete Unknown 』も見たが、私は今回見た作品の方が好み

とりあえずSpotifyでブルース・スプリングスティーンを聞きまくる！

舞台で演奏する華やかなブルース、曲作りに打ち込む孤独な姿、そして終盤に父親と向き合うシーン
全てブルース・スプリングスティーンであり、全てブルース・スプリングスティーンではないようにも見えた

とりわけ最後に父親と会話したシーンは、父を見つめるブルースの表情が子どものブルースが父を見つめるシーンと重なって見えた

そして、ブルースのマネージャーを演じたジェレミー・ストロング
『アプレンティス』のロイ・コーン役で一気にファンになったジェレミー・ストロング。彼を目当てにこの作品を見たと言っても過言ではないが、期待通り素晴らしかった
抑制したセリフの中に滲むブルースへの愛情。彼は本当に上手い