『すべての見えない光』
『夜明けのすべて』
『ことばの食卓』
『三体』
『飛行士と東京の雨の森』
『わたしのいるところ』
『ここはすべての夜明けまえ』
『にがにが日記』
『奏で手のヌフレツン』
『エレファントヘッド』
『すべての見えない光』
『夜明けのすべて』
『ことばの食卓』
『三体』
『飛行士と東京の雨の森』
『わたしのいるところ』
『ここはすべての夜明けまえ』
『にがにが日記』
『奏で手のヌフレツン』
『エレファントヘッド』
『月の影 影の海』(再読)
『東の海神 西の滄海』(再読)
『漂泊』(再読)
『禁忌の子』
『神の子どもたちはみな踊る』
『犬が星見た』
『夏への扉』(再読)
『この村にとどまる』
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
『草の花』
いま『魍魎の匣』再読中だから今月はこれでおしまい🤸♂️✨
『月の影 影の海』(再読)
『東の海神 西の滄海』(再読)
『漂泊』(再読)
『禁忌の子』
『神の子どもたちはみな踊る』
『犬が星見た』
『夏への扉』(再読)
『この村にとどまる』
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
『草の花』
いま『魍魎の匣』再読中だから今月はこれでおしまい🤸♂️✨
とても好きな映画なのだけど、どこがどう好きなのか上手く説明できない。
たぶん心の中を1枚の地図みたいにしてぺらーんと広げてみたら、深さの違いはあれどこんな森が幾つも点在している様な気がする。
以前、《この映画は親や家族を “理解したい/理解したかった” という作り手側の祈りの様な願いだと思う》という文章を読んで、あぁそうかと思って、自分の中にある色んな種類の色んな森の自分でもよく分からない奥の奥に分け入って行く心細さのような、何かそんなものに心が引っ掛かってしまうんだろうなぁと思った。
とても好きな映画なのだけど、どこがどう好きなのか上手く説明できない。
たぶん心の中を1枚の地図みたいにしてぺらーんと広げてみたら、深さの違いはあれどこんな森が幾つも点在している様な気がする。
以前、《この映画は親や家族を “理解したい/理解したかった” という作り手側の祈りの様な願いだと思う》という文章を読んで、あぁそうかと思って、自分の中にある色んな種類の色んな森の自分でもよく分からない奥の奥に分け入って行く心細さのような、何かそんなものに心が引っ掛かってしまうんだろうなぁと思った。
日常の中できゅっとなった一瞬一瞬をもう一度鮮明に蘇らせてくれる。
・体育館の窓が切り取る青空は外で見るより夏だったこと
・目のまえを過ぎゆく人のそれぞれに続きがあることのおそろしさ
・老犬を抱えて帰るいつか思い出す重さになると思いながら
・やすっぽいチーズケーキを食べながら途中から観る深夜のシネマ
どの歌集も好きな歌が沢山すぎて選べない。
これは全部『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』から。
日常の中できゅっとなった一瞬一瞬をもう一度鮮明に蘇らせてくれる。
・体育館の窓が切り取る青空は外で見るより夏だったこと
・目のまえを過ぎゆく人のそれぞれに続きがあることのおそろしさ
・老犬を抱えて帰るいつか思い出す重さになると思いながら
・やすっぽいチーズケーキを食べながら途中から観る深夜のシネマ
どの歌集も好きな歌が沢山すぎて選べない。
これは全部『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』から。
好き、、ってなってる。
好き、、ってなってる。
咲きかけの桜を見ると、なんかちょっと「ふふふ🌸」ってなる。
今まででいちばん楽しかったお花見は、ライトアップの場所に近付けなくて暗闇の中みんなで強風に煽られながらきゃあきゃあ笑って食べた焼きそばなので、満開もほんのちょっとしか咲いてなくても、どっちも楽しい。
咲きかけの桜を見ると、なんかちょっと「ふふふ🌸」ってなる。
今まででいちばん楽しかったお花見は、ライトアップの場所に近付けなくて暗闇の中みんなで強風に煽られながらきゃあきゃあ笑って食べた焼きそばなので、満開もほんのちょっとしか咲いてなくても、どっちも楽しい。
うれしい❤︎むふふー❤︎
うれしい❤︎むふふー❤︎
古本の間に挟まっている昔の新刊案内とか栞とかレシートがすごく好きで、前の持ち主の署名や新聞の切り抜きを見つけると、どんな人がこの本を読んでいたんだろうって思って、なんかすごくわくわくしてきてしまう。
古本の間に挟まっている昔の新刊案内とか栞とかレシートがすごく好きで、前の持ち主の署名や新聞の切り抜きを見つけると、どんな人がこの本を読んでいたんだろうって思って、なんかすごくわくわくしてきてしまう。
ですわ♡!!
ですわ♡!!
ものすごく怖かった。
Xにも観てすぐの感想を夜中つらつら書いていたのだけど、自分が誰なのか、存在すらもあやふやで、《わたし》というのはケーキが好きで花火が好きでと、必死に手探りで《わたし》という存在を寄せ集めて、確かにここにいるはずだと確認して繋ぎ止めている様なそんな感じで、冒頭の笑顔と泣き顔と、もうなんかいろいろ頭から離れない。
ものすごく怖かった。
Xにも観てすぐの感想を夜中つらつら書いていたのだけど、自分が誰なのか、存在すらもあやふやで、《わたし》というのはケーキが好きで花火が好きでと、必死に手探りで《わたし》という存在を寄せ集めて、確かにここにいるはずだと確認して繋ぎ止めている様なそんな感じで、冒頭の笑顔と泣き顔と、もうなんかいろいろ頭から離れない。
『いずれすべては海の中に』
サラ・ピンスカー 市田 泉[訳]
SF短篇集です。
大好きでは言葉が足りないくらい好き。
短いものはほんの4ページ程しかないのだけど、どの作品も心の奥に触れてくる感じ。
『記憶が戻る日』に登場するたった6行の男の子の日常を私は今でも考えてしまうし、『彼女のハム音』のその小さなハム音が聞こえる孤独に胸が潰れそうになる。
穏やかで激しくて途方もない余白があって、物語の奥の奥に流れる別の物語を見るような、もう絶対ムリなのだけどいつかその全部に気づく事ができたらいいのにと思ってしまう。
『いずれすべては海の中に』
サラ・ピンスカー 市田 泉[訳]
SF短篇集です。
大好きでは言葉が足りないくらい好き。
短いものはほんの4ページ程しかないのだけど、どの作品も心の奥に触れてくる感じ。
『記憶が戻る日』に登場するたった6行の男の子の日常を私は今でも考えてしまうし、『彼女のハム音』のその小さなハム音が聞こえる孤独に胸が潰れそうになる。
穏やかで激しくて途方もない余白があって、物語の奥の奥に流れる別の物語を見るような、もう絶対ムリなのだけどいつかその全部に気づく事ができたらいいのにと思ってしまう。
筒井康隆さんの『睡魔のいる夏』
静かな終末もので、夢の中みたいにぼんやりしているのに映る世界はとても鮮やか。
自動販売機や夏の夕暮れ少し前の日差し、アスファルトが濡れて光っている光景、青い水玉のスカート。
文章なのに目に焼きついて、毎年夏になるたび「この光景知ってる。」「あの本の中だ、、」という錯覚を起こしてしまう。
すごく大好きで、ほんとは300文字以上話したい。
3冊とも『睡魔のいる夏』が収録されてる。好き。
筒井康隆さんの『睡魔のいる夏』
静かな終末もので、夢の中みたいにぼんやりしているのに映る世界はとても鮮やか。
自動販売機や夏の夕暮れ少し前の日差し、アスファルトが濡れて光っている光景、青い水玉のスカート。
文章なのに目に焼きついて、毎年夏になるたび「この光景知ってる。」「あの本の中だ、、」という錯覚を起こしてしまう。
すごく大好きで、ほんとは300文字以上話したい。
3冊とも『睡魔のいる夏』が収録されてる。好き。
その時、君は、誰もまわりにいないと思って、一人でそっと歌っていた。歌声は小さく、何のメロディーか聞きとれないほど、遠慮がちだった。ドアのうしろにかくれて、僕は音をたてずに君の歌声を聞いた。そして、少しでも長く君が歌っていたらいい、と思った。
大好きな近藤紘一さんの短篇。
たぶん沢木耕太郎さんのエッセイにも出てきたと思うのだけど、どの本だったか思い出せない。
その時、君は、誰もまわりにいないと思って、一人でそっと歌っていた。歌声は小さく、何のメロディーか聞きとれないほど、遠慮がちだった。ドアのうしろにかくれて、僕は音をたてずに君の歌声を聞いた。そして、少しでも長く君が歌っていたらいい、と思った。
大好きな近藤紘一さんの短篇。
たぶん沢木耕太郎さんのエッセイにも出てきたと思うのだけど、どの本だったか思い出せない。