詠里(EIRI)/漫画『僕らには僕らの言葉がある』単行本発売中
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詠里(EIRI)/漫画『僕らには僕らの言葉がある』単行本発売中
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『#僕らには僕らの言葉がある』単行本発売中
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◆講談社の既作品
https://comic-days.com/search?q=%E8%A9%A0%E9%87%8C
振り返れば振り返るほど、私に「普通の家の話」を書かせるのは到底無理だなと自分でも思うね…。そういえばまだ若い頃、編集さんにうちの家がかなり貧乏なことを打ち明けたことがあるんだけど、その編集さんが「ああ、それならうちの家も~」対抗馬として出してきた話がまさに「給料日前に食事がめちゃくちゃ質素になる、野菜炒めとか」っていう話だったんだよね。うちなんか給料日前じゃなくても食事がまともに食べれるかどうかの保証がないのに何言ってんだろこの人とあの頃は思ってしまったんだけど、普通の家で育った人が想像する「貧乏」っていうラインはおおむねそこが限界ということなのかもしれないね…。
November 8, 2025 at 1:26 AM
あとね、橘家のお母さんはたしかにかなりユニークな人だけど、どこまでいっても「定型発達の範囲内で”個性的”と思ってもらえるユニークさ」なんですよ。確かにユニークなところもあるけどそれ以外の面でバランスがとれてる。その範囲を大きく逸脱してしまっていて「ユニークな人」として面白がってもらえず「変な人」として各方面で爪はじきにされる母親を実際に持っていると、それが逆にまざまざとわかる。ご飯の話以上にそれが辛かったのかな。今はあんまりそんなこと思わないけど
November 8, 2025 at 1:20 AM
うちはお金ないのよと言いながらも料理を失敗してもかわりに出前がとれるだけのお金はある…それが当たり前の人には到底わかんないだろうけど私は「お金がない」と言ったら本当に物理的にお金が全然ないことを指すのでどうにもできないという状況を多々経験してるしそれだけならまだいいが自分が責められてると思ったお母さんがパニックを起こして幼児退行したり、育ち盛りなのに満足に食べられない弟がキレて物を破壊したり暴力をふるってきたりする家だったので、ほんとにこう、いわゆるほのぼの系を笑って見られる心の余裕が全然なかったんだなぁと思った
November 8, 2025 at 1:13 AM
橘家のごはんはたとえ給料日の前に質素になったとしても、給料さえ入れば復活するという担保があるからあんな風に笑い話にできるんだよね。きちんとお父さんに働く能力がある家で育った人はそんなの当たり前でしょと思ってるだろうけど、それが当たり前ではない家庭で扶養される立場だった頃の私にとってはとてもじゃないが笑い話ではなかったし、ある意味で「お前の家は異常」と突き付けられているようでつらかったのだと思う。作品には全く罪はないんだけどね
November 8, 2025 at 1:01 AM
ノナのそういうところに勝手な意味を乗せずにただ「そういうところ」としてやわらかく受け止められる真白のしなやかさを、ノナは心の底から愛しているのだと思う。
October 26, 2025 at 8:40 AM
FANBOX支援者用の記事を更新しました②
GRADE2「上書き保存-B」(成人向け)
eiri9g.fanbox.cc/posts/10795649
上書き保存-B|詠里|pixivFANBOX
クリエイターの創作活動を支えるファンコミュニティ「pixivFANBOX」
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October 26, 2025 at 8:05 AM
まあ、ノナが安心できる自分の巣がデフォルトっていうのはずっと変わらないと思うけど。自分のなわばりへのこだわりが強いノナと、そこまで頓着のない真白と。
October 13, 2025 at 5:21 PM
この『テコンドーの呪いを解いて』なんですけども、これ見てて、ちょっと前にフジテレビ深夜でやってた『未成年』ていうBLドラマがあったのを思い出した。あれも原作は韓国でしたよね。もしかして、ドラマの『未成年』が本来描きたかったのはこういうことだったのか…?とふと思うくらい、要素はけっこう似ている。でも、『テコンドーの…』と『未成年』は家庭内暴力をドラマとして描くことに対する姿勢が根本的に違うんだなという感じがした。『未成年』のほうは深夜帯でも日本の民放で放送できる表現の限界っていうのも多少あるのかもしれないけど。
October 13, 2025 at 4:26 PM