きのこ
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きのこ
@dobrepivko.bsky.social
ドイツ🇩🇪で保育士を目指すアラフィフ。
1日6時間勤務なのに、終わるとヘトヘトで何もできない。週末もぐったりして終わる。もっと何か気分転換がしたい。
October 11, 2025 at 6:39 PM
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基本的にアイデンティティは「そうではない者」の排除を必要とするから、その範囲は例外の極大(地球人とか)か極小(個人とか)が良いと思う。極大すぎると排除の対象はなくなるし、極小すぎると自分以外多すぎて排除できないから、自分と異なる他者として相手と接するしかなくなる。
その間の中途半端な大きさのアイデンティティほど、排除する対象が増えてしまう。

自分探しは結構バカにされがちだけど、やりがい搾取に絡め取られないのであれば、むしろ生涯やるべきではと思う。
アイデンティティを自分の中に見つけられるのなら、別に外国人にしろ誰にしろ排除する必要はないのだから。
September 6, 2025 at 1:21 AM
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まぁシンプルな理屈だけどぶっちゃけこれだよな。

ウォーク左派的な反差別ムーブも、少なくともその受容レベルでは、「私は(差別などするような)非人間ではない」という強迫に突き動かされている。そして「差別などしない真人間達」のコミュニティは、よくみれば教養や経済階級で閉じられていて、その外部への軽蔑でアイデンティティを保っている。

その法に反すれば、みつけしだい圧倒的な知識量と正しさで「爆撃」する。そこにサディズムを見るのは難しくないだろう。

問題は、表面上の理屈より欲望・興奮の仕方なのだ。「そういう愉しみ方」をしてきた人々が、いまさら同じ欲望が反転して襲ってきたところで何を驚くというのか
September 3, 2025 at 11:51 PM
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人権disではないけれど「現社会の生活も充分に奴隷的だよな」とは思うし、人権は国家の上位にある観念であるようで実際は国家によって守られていて(日本人の健康で文化的な生活は、日本の経済力と後進国からの搾取によって成り立っている)、残念ながら世界は構造的に人権の保護下にいる人といない人を区別することによって成り立っているし、蓄財をどこまで認めるかはわりと直球に他の人権問題と接続・対立するし、この区別の線を都合よく曖昧にしながら、人権観念を語ることに倫理的葛藤を覚え、規範どおりの言葉が次げなくなることはある
August 5, 2025 at 11:38 PM
今日は疲れた。4人のチームで、二人が正式な保育士、二人が見習い。二人の保育士のうち、一人は去年資格を撮ったばかりなので、舐められないようにするためか、声が大きい割にまだ何もできなくて、焦っているのがわかって辛い・・・。もう一人は経験豊かだけど、人の話聞かない感じで、ちょっとでも何か自分の意思に沿わないことを言われたら後から別の人にぶつぶつ言ってるし。この人が指導者なのよね・・・。ちょっと暗雲・・・。
August 27, 2025 at 2:56 PM
昨日から職業訓練の最終年開始。基本幼稚園で働いて、2週間に1日学校に行くというリズム。研修先はインクルーシブの幼稚園で、15人のうち5人が何かしらの障害のある子たち。15人に4人大人がついてるので、目が行き届いてとても楽。
August 19, 2025 at 7:55 PM
次女が日本の幼稚園に2週間通い、「おはようございます」ときちんと挨拶できるようになった。ドイツの幼稚園はあいさつは強制しない、言いたくなかったら言わなくていいという感じなので、「いや人の中でやってくならここは基本でしょ」とモヤモヤしてたので、嬉しい限り。
July 20, 2025 at 3:26 AM
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人権やモラル、寛容の精神を啓蒙するのはいいが、勝ち取らなきゃいけないのは無党派層だと理解すれば、より具体策を提示すべきでないのかしら。「留学生ばかりが住むマンションがありゴミ出しや自転車の停め方が酷く苦情が多かったが、管理会社と町会長と役所で協力し彼らの言語でチラシと貼り紙を用意したらあっさり解決した。その後、学生たちは町会長とも仲よくなって、子ども食堂や地域の防災訓練を手伝ったりしてくれるようになった」というXで見かけた見事な成功談を先日紹介したが残念ながら、全く反応がなかったので再掲しておきますね。
June 16, 2025 at 4:06 AM
小1の30%の落第するLudwigshafenの学校を1年間追いかけたドキュメンタリー。問題は、94%が移民難民の子で、就学時ドイツ語を話せないこと。

ハンブルクではこの問題を解決するため、幼稚園を4歳半から義務にした。落第する子の数は他の州に比べてダントツに少ない。

そんな効果がわかっているならさっさと全国でやればいいのに。

www.ardmediathek.de/video/story/...
ARD Story: Schulverlierer - Abgehängt schon in der Grundschule? - hier anschauen
2023 machte eine Meldung Schlagzeilen: 37 Erstklässler:innen der Gräfenau-Grundschule in Ludwigshafen waren sitzengeblieben - fast jedes dritte Kind. Doch was nach Einzelfall klingt, ist Teil eines al...
www.ardmediathek.de
June 16, 2025 at 8:29 AM
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僕は民族も国家も移民も、個人のアイデンティティの保証に対して規模感がズレていると思っている直感があるのです。近代国家はデカすぎる。デカさに諸悪の根源がある。それで、フーリエのファランステールのような小規模共同体の半閉鎖性と旅人の歓待の半開放性を改良することで、こんなに人々がどうでもいいことに毎日クサクサしていなくていいユートピアが作れないかというところに賭けているのです。
June 11, 2025 at 1:35 AM
仕事や学校で多様性の海に飛び込んでるので、自分と似たような人に囲まれて安心して過ごしたい欲求が強くなってる。春から通い始めた次女の日本語補習校でのおしゃべりが癒し。
June 9, 2025 at 10:20 AM
話題の映画コングラーべを見たけど、イマイチだったな。。聖なるものへのリスペクトがない。もっと信仰と現実的な権力欲との葛藤とか、コングラーヴェの儀式的なものが見たかった。
May 26, 2025 at 9:54 AM
Xまた壊れてる。。
May 24, 2025 at 2:41 PM
差別された直後に、別の誰かを蔑む発言をする例を見ると、つくづく思う。被差別者が陥りやすい罠ってこれだなと。下げられた自己尊厳を回復するために、誰かを軽蔑して相対的に自分を持ち上げる。差別はこうしてリレーされる。
May 13, 2025 at 6:30 PM
職業訓練、Vollzeitだと時間的には楽だけど、若者が多く、話が合わなすぎるのがつらかった。TeilzeitやPiva のクラスを見てると、私みたいな「子育て終わって方向転換」みたいな人が多くてもっと楽しそう。東アジア人も結構いるし。
May 6, 2025 at 5:11 PM
スピも自然派育児も知育も、全て宗教代替物な気がする。これが正しい、って処方箋をくれて、もう手探りで自分なりの正解を探さなくてもいいようにしてくれるところが。
May 2, 2025 at 7:35 PM
一科目あたり4時間の最終試験が二日続いてあって、超疲れた。でも一山越えたー!!
April 29, 2025 at 12:22 PM
夏からの研修先、やっと決まった。インクルーシブ教育をやってる幼稚園。クラス15人のうち、5人がなんらかの障害のある子たち。色々新しい経験ができそうで楽しみ。
April 23, 2025 at 2:48 PM
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多様性ってだれもが気持ちのいい空間ではなく不快ながらも共に生きざるをえない現実をどう社会設計に活かしますかねっていう目標でしかないだろう。みんな同質ですべてに同意してたら多様性にならないしな
April 19, 2025 at 11:17 AM
Reposted by きのこ
主にイーロンランドに生息する不快な連中に対し怒りに煮え滾ってる人々を青空ランドでよく観測するが、そういう人らがいること自体を認めた上でどう共生したり連帯するか考えるしかないんじゃないの、と思った。真理や正義って敵対者を殲滅する道具じゃなくていかに外交したり交渉したり、落とし所を見つけるかの道具なんだなって最近は考えている
April 19, 2025 at 11:14 AM
Reposted by きのこ
フロイトは晩年のどこかで「分析は、前もって不満足な結果に終わることが確実視されている三つの『不可能な』職業の第三のものであるように見える。他の二つは、ずっと以前から知られている教育と統治である。」 みたいなことを言っているらしい。

教育も精神分析も失敗が宿命づけられている。しかしこれを「無意味」と読むのは性急で、無くしたところでそこに完全な世界があるわけでもないのだ。やがて憎まれることを知りつつ、それでもするのが教育というもののひとつの顔でもある。
April 11, 2025 at 12:04 AM
半年子供連れて日本に帰ろうかと思ってたけど、日本のきついルッキズムとか、休み取れないとか嫌なところを今まざまざと思い出してちょっと躊躇してる。

夫はいけないのでワンオペで、まずはの仕事先と次女の預け先を同時進行で探し、日本では住むところを見つけるって結構な力技じゃない??ほんとにやりたいのか疑問になってきた。。メリットは子供達の日本語。デメリットは大変すぎそうなところ。

これ読んで、就学前に半年日本行ったら、次女がドイツ語能力がくんと落としたりするかもなー、、とか。

ameblo.jp/france-lifes...
『5分でフランス行きを決意した話⑧ 忘却じゃなくて封印』
5分でフランス行きを決意した話前回までの記事こちらにまとめてあります。 『【まとめ記事】5分でフランス行きを決意した話』     5分でフランス行き…
ameblo.jp
April 13, 2025 at 8:58 AM
昔も雑誌に「外見は内面の表れ」とか「美人は性格もいい」とかいう言説が溢れてて、私は自分がブスじゃないか必死にいつも鏡を見て確認してた。その価値観を内面化して、ブスと感じた人を嘲笑ったりしてた。ドイツに来てからその毒がデトックスできた。外見に対するコメントをされない社会に住んでると、人が美人かブスか、ほとんど意識に登らなくなる。それで人をジャッジする癖もだんだん治ってくる。10年くらいかかったけど。
April 12, 2025 at 4:43 PM
民主主義の背後には、全てを言語化し、言語を通じて自分の立場を戦わせて相手を説得するという伝統がある。その「全てを言語化」という伝統がそもそも日本にはない。今「子供との哲学的対話」という文を読んでるけど、こんなめんどくさいことしたら大抵日本では嫌われる。もっと非言語的なものが重視される社会なのに、明治時代に正反対の全てを言語化思想を輸入して、それを「進化の証」としたものだから、色々歪みが出ている。表向きは「論理的に話せる人が優れている」「対話こそ民主主義」と言いながらも、
実際の現場では「空気読めよ」「察してほしい」「あえて言わない」が優位にある。
April 12, 2025 at 2:36 PM