con
conahh.bsky.social
con
@conahh.bsky.social
わたしのためのコンテンツのための
For me, For content, For "Content for me"

言及作品一覧↓
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1QtbE04IPoeZSYYOIKxpRRiGhn63WfrqJiq_qVIypNLg/edit?usp=sharing
 実にスタイリッシュな画面が連続したもので、喰らってしまった。人間の有様が、焦点を合わせて絞られた演出によって映されている。
 スイートな前半からの移行がおもしろい。ミアはいいね。底知れなさと、確実にネジが飛んでるかんじと、あざとさ。魅惑。自分が楽しみたい という願望を、自分たちで楽しみたい とするように、相手を吞み込んでくるところが、ミリョクテキってことなんだろうか。まぶしい引力に落ちていく。
September 16, 2025 at 1:54 PM
 容易に時間が飛ばされるのが良かった。幼少に抱いた確かな望みも、大人になったらなかったことになる。一緒に逃げようって言ったかまくらの中の約束は、かき消えてしまった。それが絶望で、悲しくて、安心でもあった。
 教育委員会長が富子に詰められるとこ(早季の査問会)、すごくすき。かわいい。気丈で余裕そうな女性が、別の権力に屈さざるを得ずたじたじなとこ、好きね。ビジュアルも好み。
 瞬との会話で、背景にあった地蔵の空間が好きだった。浮世離れしていて、薄暗い、なんだかヤな感じ な場所の質感。暗がり、洞穴。
 なんかホラーぽいなあと思ったら、作者はホラーの人だった。そらそう。
May 7, 2025 at 5:09 AM
 作画のブレが話ごとに別作品のような揺らぎを生んでいて、あまり見かけない面白さだと思った。5話はとくに顕著だった。なんだか官能的。8話も良かった。耽美的というか、美麗なかんじ。みんなが急にいちゃいちゃし始めていて、(アァ構造に取り込まれているーーー)になった。被支配への忌避感。
 急にバケネズミが主題になりだすあたりに、戸惑いと恐怖を覚えた。それは庇護を脱した子供たちが、世界から匿われていたという事実を突きつけられることそのものかも。子供たちのささやかで、同時に致命的な冒険譚だと思ってみていたら、いきなり枠組みを壊された。ドキドキ。
May 7, 2025 at 5:09 AM
 平易に言うならば、ラノベぽいな、あるいはボーイミーツガールなアニメぽいな と感じた。SFともいえるかもしれない。すこしズラされた”現実という設定”があり、そこに人物が舞う。現実とは若干の隔たりを感じ、それがラノベやSFぽいな、と思う。
May 5, 2025 at 6:12 AM
 ほんとうに藻屑が良い……。でけえペットボトルを携えた様子のおかしい美少女が、震えながら目を見開いて、教壇の上でミネラルウォーターをがぶ飲みする、なんてキャッチーでおかしいシチュエーション!
 これは思春期学校モノの要素を含んではいるのだけど、それ特有の息苦しさというか、ままならなさはそれほど濃くなかった。というのも、海野藻屑が特異点すぎて主人公の視線はそこに向き続けていたから。
 ”──あたしはミネラルウォーターのペットボトルから唇を離しながら、ああ、これが海野藻屑の正体だったのだと思った。” ここ、夢十夜の、”百年はもう来ていたんだな”に近いものを感じる。
May 5, 2025 at 6:01 AM
 繰り返しの効果がすごく印象的だった。両脇に田圃が開く、でこぼこのアスファルト、日本海の暗色と鼻をつく臭い。世界に二人きりになったような──。「──十月四日の早朝」 そういうものが、一貫し持続する、耳鳴りみたいな統一感を生んでいた。
 救われない、というか、叶わないんだ、という悲しみがあった。きっと現実に生きる人間であるならば、それは正解だった。ただ、空想で、妄想で、幻想で、願望で、砂糖菓子だったなら、これはどこまでも悲しい結末になる。周りから砂糖菓子の弾丸を放つ人間はいなくなって、べたべたの砂糖はどこかに消えて行ってしまった。
(逃避行~~~!!)
May 5, 2025 at 6:01 AM
劇伴良かったなあって思ったら鷺巣詩郎だった
www.youtube.com/watch?v=hppt...
An Out of Body State: full version 〈体外離脱: 完全版〉
YouTube video by Shiro Sagisu - Topic
www.youtube.com
April 26, 2025 at 2:12 PM
 大げさなカメラワークが気持ち良すぎる。妙に軽薄なセリフ回しとか、「シン」シリーズ、というか、ここのやり口大好きだ。作り物であることの活用だと思う。それさえも飲み込んで質感の構築に利用している。
 地中を潜行するカイジュウ、あれの移動シーンが良かった。地表の田畑をああいうふうに持ち上がる光景をどこかで見てみたいと思っていたんだな、と感じた。すごく嬉しかった。
「私の好きな言葉です」
April 26, 2025 at 2:12 PM