For me, For content, For "Content for me"
言及作品一覧↓
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1QtbE04IPoeZSYYOIKxpRRiGhn63WfrqJiq_qVIypNLg/edit?usp=sharing
スイートな前半からの移行がおもしろい。ミアはいいね。底知れなさと、確実にネジが飛んでるかんじと、あざとさ。魅惑。自分が楽しみたい という願望を、自分たちで楽しみたい とするように、相手を吞み込んでくるところが、ミリョクテキってことなんだろうか。まぶしい引力に落ちていく。
スイートな前半からの移行がおもしろい。ミアはいいね。底知れなさと、確実にネジが飛んでるかんじと、あざとさ。魅惑。自分が楽しみたい という願望を、自分たちで楽しみたい とするように、相手を吞み込んでくるところが、ミリョクテキってことなんだろうか。まぶしい引力に落ちていく。
教育委員会長が富子に詰められるとこ(早季の査問会)、すごくすき。かわいい。気丈で余裕そうな女性が、別の権力に屈さざるを得ずたじたじなとこ、好きね。ビジュアルも好み。
瞬との会話で、背景にあった地蔵の空間が好きだった。浮世離れしていて、薄暗い、なんだかヤな感じ な場所の質感。暗がり、洞穴。
なんかホラーぽいなあと思ったら、作者はホラーの人だった。そらそう。
教育委員会長が富子に詰められるとこ(早季の査問会)、すごくすき。かわいい。気丈で余裕そうな女性が、別の権力に屈さざるを得ずたじたじなとこ、好きね。ビジュアルも好み。
瞬との会話で、背景にあった地蔵の空間が好きだった。浮世離れしていて、薄暗い、なんだかヤな感じ な場所の質感。暗がり、洞穴。
なんかホラーぽいなあと思ったら、作者はホラーの人だった。そらそう。
急にバケネズミが主題になりだすあたりに、戸惑いと恐怖を覚えた。それは庇護を脱した子供たちが、世界から匿われていたという事実を突きつけられることそのものかも。子供たちのささやかで、同時に致命的な冒険譚だと思ってみていたら、いきなり枠組みを壊された。ドキドキ。
急にバケネズミが主題になりだすあたりに、戸惑いと恐怖を覚えた。それは庇護を脱した子供たちが、世界から匿われていたという事実を突きつけられることそのものかも。子供たちのささやかで、同時に致命的な冒険譚だと思ってみていたら、いきなり枠組みを壊された。ドキドキ。
これは思春期学校モノの要素を含んではいるのだけど、それ特有の息苦しさというか、ままならなさはそれほど濃くなかった。というのも、海野藻屑が特異点すぎて主人公の視線はそこに向き続けていたから。
”──あたしはミネラルウォーターのペットボトルから唇を離しながら、ああ、これが海野藻屑の正体だったのだと思った。” ここ、夢十夜の、”百年はもう来ていたんだな”に近いものを感じる。
これは思春期学校モノの要素を含んではいるのだけど、それ特有の息苦しさというか、ままならなさはそれほど濃くなかった。というのも、海野藻屑が特異点すぎて主人公の視線はそこに向き続けていたから。
”──あたしはミネラルウォーターのペットボトルから唇を離しながら、ああ、これが海野藻屑の正体だったのだと思った。” ここ、夢十夜の、”百年はもう来ていたんだな”に近いものを感じる。
救われない、というか、叶わないんだ、という悲しみがあった。きっと現実に生きる人間であるならば、それは正解だった。ただ、空想で、妄想で、幻想で、願望で、砂糖菓子だったなら、これはどこまでも悲しい結末になる。周りから砂糖菓子の弾丸を放つ人間はいなくなって、べたべたの砂糖はどこかに消えて行ってしまった。
(逃避行~~~!!)
救われない、というか、叶わないんだ、という悲しみがあった。きっと現実に生きる人間であるならば、それは正解だった。ただ、空想で、妄想で、幻想で、願望で、砂糖菓子だったなら、これはどこまでも悲しい結末になる。周りから砂糖菓子の弾丸を放つ人間はいなくなって、べたべたの砂糖はどこかに消えて行ってしまった。
(逃避行~~~!!)
www.youtube.com/watch?v=hppt...
www.youtube.com/watch?v=hppt...
地中を潜行するカイジュウ、あれの移動シーンが良かった。地表の田畑をああいうふうに持ち上がる光景をどこかで見てみたいと思っていたんだな、と感じた。すごく嬉しかった。
「私の好きな言葉です」
地中を潜行するカイジュウ、あれの移動シーンが良かった。地表の田畑をああいうふうに持ち上がる光景をどこかで見てみたいと思っていたんだな、と感じた。すごく嬉しかった。
「私の好きな言葉です」