透利
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透利
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ちょぎくに字書き
こちらの棟の内番を管理している長谷部に話を聞くと、🐤がわざわざシフトを聞いてきて俺の内番の日に被せてきていると言うではないか。跡のせいで東と西は遠く離れ、行き来も楽ではない。が、そこまでして俺と門番をしたい理由が知りたい。偽物くんと呼んで困らせてみたい。あいつのことが、知りたい。
そう思った俺が主に通行許可をもらうまでは早かった――

かけたらSSなるかも
December 4, 2024 at 1:30 AM
俺とは反対側……つまりもう一人の門番が、見覚えのあるやつだった。
「偽物くん……」
布を被ってじっと見張りをしているのは、俺の写し、🐤だった。遡行軍の跡は大きく、精一杯大声を出せば何か言っているのはわかるだろうというくらいだから、その日はただただ内番をこなしただけだった。
しかし、内番の回数を重ねる度に俺の反対にいつもいるのは🐤だということに気が付いた。他の刀の話を聞くと毎回別の刀とだというものがほとんどなのに、俺だけは毎回🐤。
じっとこちらを見つめてきて、たまに目が合うと慌てたように布を引き下げるあいつ。俄然気になってきた。
December 4, 2024 at 1:24 AM
ちなみに曲は二ノのGi/mm/ick Ga/meです
April 3, 2024 at 5:17 AM
彼と近付く度ふわりと香るそれ。単に香りが好きなのか、彼のことをすきなのか、わからなくさせるほどのそれ。だから夜中の連れ込み宿が立ち並ぶ道でその香りがすれ違った🐔からした時、一瞬勘違いかと思った。布の俺の腰に手を回して歩く🐔。そういうことか。
他の俺を触った手で俺に触らないでくれ。俺じゃなくていいなら解放してくれ。愛してるなんて腐った言葉、いらない。

一旦別れるけど🐔が無罪だとわかってハッピーエンド
March 19, 2024 at 6:38 PM
でも国広が言葉を理解していてこちらに何かを伝えようとしているのに気がついて、長義は教育を始める。ゆっくり粘り強く、一つ一つ丁寧に伝えていく長義。段々本丸生活が送れるようになる国広。刀も振れるようになった時、国広が長義に告白するも、「憧れを恋と間違えているだけだ」「俺が一番近くに居たからだろう」って振られる。
戦場にも慣れて主が代替わりして修行に行って練度頭打ちになっても、これが恋なのかはわからない。また季節が回って、おわり。
March 13, 2024 at 5:40 PM
そして彼を初めて見たのは、再婚相手の家族と初めて会った時だ。五十代と二十代の結婚。再婚相手の両親は猛反対だった。そんな中彼は酷く冷たい目をしていて、意見を求められた時に「好きにさせればいいんじゃないかな」と貼り付けた笑顔で再婚相手――彼の姉を突き放した。
彼は、絶対に誰にも内に踏み入れさせない、絶対領域なのだと思った。手付かずの宝石の、失えば二度と手に入れられない美しさを持つ彼。同い年で同じ高校だと知ってから好きになるのにそう時間はかからなかった。
February 29, 2024 at 3:11 PM