現在は、自分で創作した冒険者の物語を描いたFF14世界観の長編創作を書いたり描いたりしています。
AI学習禁止・無断転載禁止・作者騙り禁止。
作品販売場所↓
https://chiyozatoyume.booth.pm
針子の乙女
ゼロキ
Web小説発の転生した女の子が主人公の物語。
魔力を糸として縫い物に加護を与えるという「加護縫い」というものが貴重かつお話の軸として存在しており、天才的な技能を持ちながらも、家に居場所がなかった主人公・ユイは他の貴族や王族に助けられて、居場所を得ていくという展開。
昨今の令嬢ものがメインになる少し前の時代に書かれたからか、お約束から外れた展開もあり、少女漫画と童話が混ざり合ったような独特のテンポと空気が味わえるお話です。話自体もさくさく進むのでテンポよく、さっくりと読めるお話だと思います。
針子の乙女
ゼロキ
Web小説発の転生した女の子が主人公の物語。
魔力を糸として縫い物に加護を与えるという「加護縫い」というものが貴重かつお話の軸として存在しており、天才的な技能を持ちながらも、家に居場所がなかった主人公・ユイは他の貴族や王族に助けられて、居場所を得ていくという展開。
昨今の令嬢ものがメインになる少し前の時代に書かれたからか、お約束から外れた展開もあり、少女漫画と童話が混ざり合ったような独特のテンポと空気が味わえるお話です。話自体もさくさく進むのでテンポよく、さっくりと読めるお話だと思います。
文庫版 近畿地方のある場所について (角川文庫)
背筋
単行本版は以前に一度読みましたが、文庫版は展開が違うということで再読。実際、最後のオチと追加の短編で大分お話の印象が変わりました。
収録されている架空のドキュメント群は共通なのですが、幕間にある調査者の語りが変わっており、単行本版ではオチらしいオチがつききれていなかった部分が、物語としてのオチが最後にきっちりついているように思いました。
単行本版では正体不明感があった女の幽霊と男の子の幽霊の真相を知ると、また違った形でこの物語を読むことになりそうです。
文庫版 近畿地方のある場所について (角川文庫)
背筋
単行本版は以前に一度読みましたが、文庫版は展開が違うということで再読。実際、最後のオチと追加の短編で大分お話の印象が変わりました。
収録されている架空のドキュメント群は共通なのですが、幕間にある調査者の語りが変わっており、単行本版ではオチらしいオチがつききれていなかった部分が、物語としてのオチが最後にきっちりついているように思いました。
単行本版では正体不明感があった女の幽霊と男の子の幽霊の真相を知ると、また違った形でこの物語を読むことになりそうです。
もこもこのミルクティーカラーのバッグ。小ぶりなのでちょっとしたお出かけ向けですね。
もこもこのミルクティーカラーのバッグ。小ぶりなのでちょっとしたお出かけ向けですね。
今度出る新作ドルフィーのクロエ(茶髪の方)を見た時、なぜか頭の中で「ジェイン」と言う名前が浮かんだのでした。
一緒にいる金髪の子の商品名がリズ(エリザベスの愛称)ということもあり、高慢と偏見の愛すべきお姉さん・ジェインがふと思い浮かんだのです。
dollfie.volks.co.jp/sd/special/m...
今度出る新作ドルフィーのクロエ(茶髪の方)を見た時、なぜか頭の中で「ジェイン」と言う名前が浮かんだのでした。
一緒にいる金髪の子の商品名がリズ(エリザベスの愛称)ということもあり、高慢と偏見の愛すべきお姉さん・ジェインがふと思い浮かんだのです。
dollfie.volks.co.jp/sd/special/m...
ミッフィーの帽子と襟巻き。襟巻きが薄いものをずっと使ってたのでこれを機にファーティペットに。帽子は耳当て付きのが欲しくて可愛かったので。
・x・ ミッフィー!
ミッフィーの帽子と襟巻き。襟巻きが薄いものをずっと使ってたのでこれを機にファーティペットに。帽子は耳当て付きのが欲しくて可愛かったので。
・x・ ミッフィー!
夏頃から長編ものを見れなくなって、とりあえず溜めてるドキュメント番組見ようとしたんだけど、見ても見ても減らないというワンコそば状態(録画してるせいだけど)
夏頃から長編ものを見れなくなって、とりあえず溜めてるドキュメント番組見ようとしたんだけど、見ても見ても減らないというワンコそば状態(録画してるせいだけど)
高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)
ジェイン オースティン
先日読んだのとは違う訳でもう一度読みました。他のオースティンの作品は全部この方の訳で読んだので、慣れ親しんだ訳という感じでもありました。
前回は登場人物を覚えるのと物語を追いかけるのに必死でしたが、2度目だったので、今回はダーシー氏の一挙一動やベネット夫人の物言いや、ビングリー氏とジェインの様子を追っかけたりだとか、細かい所に注目して読み進められました。
ダーシー氏もリジーも最初から完璧な善人ではないけれど、自身で己を顧みられる人物であるからこそのあの結末だと再確認した気持ちです。
高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)
ジェイン オースティン
先日読んだのとは違う訳でもう一度読みました。他のオースティンの作品は全部この方の訳で読んだので、慣れ親しんだ訳という感じでもありました。
前回は登場人物を覚えるのと物語を追いかけるのに必死でしたが、2度目だったので、今回はダーシー氏の一挙一動やベネット夫人の物言いや、ビングリー氏とジェインの様子を追っかけたりだとか、細かい所に注目して読み進められました。
ダーシー氏もリジーも最初から完璧な善人ではないけれど、自身で己を顧みられる人物であるからこそのあの結末だと再確認した気持ちです。
今回は割と現代的な訳だから読みやすいってのもある
今回は割と現代的な訳だから読みやすいってのもある
毛玉によって誤魔化されていた、この靴下薄くなってるな…が露見し、やはり靴下買い換えねばならないか、という気分です。
毛玉によって誤魔化されていた、この靴下薄くなってるな…が露見し、やはり靴下買い換えねばならないか、という気分です。
流蘇の花の物語 銀の秘めごと帳 (富士見L文庫)
雪村花菜
中華風の架空の国を舞台にしたファンタジー。宗主国と属国という国の微妙な力関係を主軸に、それらの国で暗躍する女間諜・銀花の物語を描いています。
間諜(スパイ)といえども、主人公が結構あっさりとした性格であるので、湿っぽさやスリルは少なく、ただ淡々と間諜としての務めに励んでいるといった雰囲気が強めで、間諜が仕事のためか恋愛要素も彼女目線からはあっさりしていると感じました。
それでいて、この絶妙なさっぱりとした語り口がクセになり、間諜だからこそのあけすけな物言いと情勢への評価のおかげで分かりやすいお話になっていました。
流蘇の花の物語 銀の秘めごと帳 (富士見L文庫)
雪村花菜
中華風の架空の国を舞台にしたファンタジー。宗主国と属国という国の微妙な力関係を主軸に、それらの国で暗躍する女間諜・銀花の物語を描いています。
間諜(スパイ)といえども、主人公が結構あっさりとした性格であるので、湿っぽさやスリルは少なく、ただ淡々と間諜としての務めに励んでいるといった雰囲気が強めで、間諜が仕事のためか恋愛要素も彼女目線からはあっさりしていると感じました。
それでいて、この絶妙なさっぱりとした語り口がクセになり、間諜だからこそのあけすけな物言いと情勢への評価のおかげで分かりやすいお話になっていました。
猫かぶり令嬢アリアの攻防
中村 颯希
ふつつかな悪女~の作者さんの作品。
元は孤児、現在は男爵令嬢のアリアは、ある日を境に特定の貴族が家宝としている宝石を盗みにはいるようになる。その理由は、自分を引き取ってくれた男爵が管理していた、七つの大罪の呪いを封じた王冠から飛び出た呪いを回収するため。人助けとして始めた行為ではあるものの、盗みは立派な犯罪なので、王国で名高い聖騎士に追われるようになり…という序盤は泥棒と警察のような関係の二人のだまし合いがメインになります。
気の強い令嬢とそれに輪をかけて潜在能力が秀でている騎士の応酬が小気味よく、中村さんらしい作風を味わえました。
猫かぶり令嬢アリアの攻防
中村 颯希
ふつつかな悪女~の作者さんの作品。
元は孤児、現在は男爵令嬢のアリアは、ある日を境に特定の貴族が家宝としている宝石を盗みにはいるようになる。その理由は、自分を引き取ってくれた男爵が管理していた、七つの大罪の呪いを封じた王冠から飛び出た呪いを回収するため。人助けとして始めた行為ではあるものの、盗みは立派な犯罪なので、王国で名高い聖騎士に追われるようになり…という序盤は泥棒と警察のような関係の二人のだまし合いがメインになります。
気の強い令嬢とそれに輪をかけて潜在能力が秀でている騎士の応酬が小気味よく、中村さんらしい作風を味わえました。
青薔薇アンティークの小公女 道草家守(富士見L文庫)
先日完結したので全巻読み終わった感想を。
一九世紀英国ロンドンを思わせる架空の国・町で貧しい生活を送っていたローザが、ある日中産階級の紳士に見いだされ、骨董品店で働くようになる話。
母親から高等教育を受けながらも、何故か労働者階級で暮らしていたローザの出生、妖精に纏わる骨董品ばかり扱う店主・アルヴィンの正体と考え、そして当時の英国文化を思わせる数々の装飾品と妖精という未知の存在が匂わす事件たち…。
個人的に英国×妖精もので、話が広がりすぎない展開が好きなので、これらが組み合わさったこの作品は大変満足がいくものでした。
青薔薇アンティークの小公女 道草家守(富士見L文庫)
先日完結したので全巻読み終わった感想を。
一九世紀英国ロンドンを思わせる架空の国・町で貧しい生活を送っていたローザが、ある日中産階級の紳士に見いだされ、骨董品店で働くようになる話。
母親から高等教育を受けながらも、何故か労働者階級で暮らしていたローザの出生、妖精に纏わる骨董品ばかり扱う店主・アルヴィンの正体と考え、そして当時の英国文化を思わせる数々の装飾品と妖精という未知の存在が匂わす事件たち…。
個人的に英国×妖精もので、話が広がりすぎない展開が好きなので、これらが組み合わさったこの作品は大変満足がいくものでした。
CEO生駒永久の「検索してはいけない」ネット怪異譚 ~IT社長はデータで怪異の謎を解く~ (メディアワークス文庫)
水沢 あきと
ITベンチャー企業の社長が実は山伏を兼任しており、女子大生の巫女さんと一緒に隠り世の怪異に対する問題解決をしているというお話。
ネット怪異をテーマにしているだけあって、出てくる怪異は最近ではおなじみとなった面々が多く、それらに対して隠り世の存在として一つに纏めているのが個人的には少し新鮮でした。
1巻なのでまだ社長の生駒さんの目的が分かったぐらいですが、このあとよりIT企業の社長の要素を活かした解決が出てくるのかなと期待してます。
CEO生駒永久の「検索してはいけない」ネット怪異譚 ~IT社長はデータで怪異の謎を解く~ (メディアワークス文庫)
水沢 あきと
ITベンチャー企業の社長が実は山伏を兼任しており、女子大生の巫女さんと一緒に隠り世の怪異に対する問題解決をしているというお話。
ネット怪異をテーマにしているだけあって、出てくる怪異は最近ではおなじみとなった面々が多く、それらに対して隠り世の存在として一つに纏めているのが個人的には少し新鮮でした。
1巻なのでまだ社長の生駒さんの目的が分かったぐらいですが、このあとよりIT企業の社長の要素を活かした解決が出てくるのかなと期待してます。
蠱毒の家 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
塔山 郁
ご近所で暮らし始めた怪しげな霊能者母子。不穏な噂を耳にした主人公は、ジャーナリストの八坂と共に彼らの調査に加わるが…というホラーとサスペンスが混ざったような話。
出てくる犯人が結構えげつないので、人間怖い系の物語の色が強いかなと思います。呪具というホラーらしい要素も登場しますが、とにかく人間の下劣さとややグロテスクというかサイコホラーチックな所があるので、そういうのに気をつけて読んだ方がいいかなと思いました。
ミステリー要素が十重二十重とあったので、推理しながら読むのは面白かったです。
蠱毒の家 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
塔山 郁
ご近所で暮らし始めた怪しげな霊能者母子。不穏な噂を耳にした主人公は、ジャーナリストの八坂と共に彼らの調査に加わるが…というホラーとサスペンスが混ざったような話。
出てくる犯人が結構えげつないので、人間怖い系の物語の色が強いかなと思います。呪具というホラーらしい要素も登場しますが、とにかく人間の下劣さとややグロテスクというかサイコホラーチックな所があるので、そういうのに気をつけて読んだ方がいいかなと思いました。
ミステリー要素が十重二十重とあったので、推理しながら読むのは面白かったです。
やっと目が覚めてきた
やっと目が覚めてきた
わたしと一緒にくらしましょう
尾八原 ジュージ
bookmeter.com/reviews/1314...
前作のお話と出てくるお祓い屋自体は共通でも、独立しても読めるお話。
曰く付きの物件を買ったら、そこには入ってはいけない部屋が存在し、夜な夜な足音が響き子供の声が…という定番のホラー要素が入ってきて、徐々に安心できるはずの家が不安要素に変わっていく雰囲気が味わえます。
ただ怖いだけでなく、物語として「何故そうなったか」にも着目しながら、最後には解決編もしっかり待っていました。
ただ、前回と違ってすっきりしない終わりなのはホラーらしさが増したとも言えそうです。
わたしと一緒にくらしましょう
尾八原 ジュージ
bookmeter.com/reviews/1314...
前作のお話と出てくるお祓い屋自体は共通でも、独立しても読めるお話。
曰く付きの物件を買ったら、そこには入ってはいけない部屋が存在し、夜な夜な足音が響き子供の声が…という定番のホラー要素が入ってきて、徐々に安心できるはずの家が不安要素に変わっていく雰囲気が味わえます。
ただ怖いだけでなく、物語として「何故そうなったか」にも着目しながら、最後には解決編もしっかり待っていました。
ただ、前回と違ってすっきりしない終わりなのはホラーらしさが増したとも言えそうです。