続）だからさ、やっぱり、「働く女」が、自分たちの声で、自分たちの筆で、自分たちで「働く女の話」「働く女の目に見えている世界の話」をしていくのは、超絶大切なんだよ。すごくささやかな話でいいんだ。「凝ったデザインのブラウスのアイロンがけがめんどくさいから男物のワイシャツ買って着てクリーニング屋に出してる」とかさ、「スーパーのファミリーパックみたいな量でない揚げたての惣菜がバラで買える商店街の店なくならないでほしい」とかさ、「ダサいピンクなら要らない」とか「ハイヒールで営業回りの仕事が務まるかよバーカバーカ」とかさ、本当そんなことでもいいのよ。「嘘だ」とか言われてたまるかよ。こんなに実在してるだろ。