" あなたは どんな悪魔になりたいの? "
ブッキー(@ibukkey.bsky.social)の創作本編用アカウントです◆
各キャラクターや登場機体(レゴ創作)などもアップしていきます
気に入って頂けたなら応援して頂けるとやる気五億倍🍖
(現状最新作「アームヘッド:人限塔のハーヴェスト」メインとなります)
◆
#あむへ ←ロボットモノシェアワールド「アームヘッド」企画総合タグ
#あむへHHT ←本作専用タグ
◆トート
Thoth / 塔都。人類生存保証領域。
多くは街として整備されており、文字通り人間が住まう。
中には何らかの要因で街としては滅亡しているものもあるが、あくまで街としての機能は後天的な開発によるものであるため、理論上は再開発可能。
ケモノは通常、この領域に立ち入ることを好まない。
◆ブランク
Blank。人類生存保証不能領域。
トートの外側に広がる無機質で光の少ない空間。
街灯に似た光源は基本的にトートが付近に存在することを示す。
ケモノが自由に闊歩できる領域であるため、適切な装備や物資なしで挑むのはほぼ自殺と同義。
#あむへHHT
◆トート
Thoth / 塔都。人類生存保証領域。
多くは街として整備されており、文字通り人間が住まう。
中には何らかの要因で街としては滅亡しているものもあるが、あくまで街としての機能は後天的な開発によるものであるため、理論上は再開発可能。
ケモノは通常、この領域に立ち入ることを好まない。
◆ブランク
Blank。人類生存保証不能領域。
トートの外側に広がる無機質で光の少ない空間。
街灯に似た光源は基本的にトートが付近に存在することを示す。
ケモノが自由に闊歩できる領域であるため、適切な装備や物資なしで挑むのはほぼ自殺と同義。
#あむへHHT
ばつが悪そうな表情のまま、負け惜しみにも似た声音でナフカが呟いた。
ミアージュは気にすることなく、前腕を覆う防具をはじめ、各部の着心地を整え始めた。
「俺にはサイズが合わないが、見たところ上物だ。……お前の屋敷からせしめてきた物の中でも、特に売値に期待していたのだが」
ナフカの言葉に、ミアージュが咄嗟に振り返った。
「……え。売る気だったの?これ」
「当然だろう、文句あるか」
すん、と鼻を鳴らすナフカに一瞬抗議を目を向けつつ。
全身を包む心強い生地の感触に、ミアージュの頬が小さく緩んだ。
「……ありがとう。大事にするね」
ばつが悪そうな表情のまま、負け惜しみにも似た声音でナフカが呟いた。
ミアージュは気にすることなく、前腕を覆う防具をはじめ、各部の着心地を整え始めた。
「俺にはサイズが合わないが、見たところ上物だ。……お前の屋敷からせしめてきた物の中でも、特に売値に期待していたのだが」
ナフカの言葉に、ミアージュが咄嗟に振り返った。
「……え。売る気だったの?これ」
「当然だろう、文句あるか」
すん、と鼻を鳴らすナフカに一瞬抗議を目を向けつつ。
全身を包む心強い生地の感触に、ミアージュの頬が小さく緩んだ。
「……ありがとう。大事にするね」
お着替えのくだりでニヤニヤしました。挿絵がまた良いんだ…
お着替えのくだりでニヤニヤしました。挿絵がまた良いんだ…
ミアちゃんなんかあるな。気になる。
ミアちゃんなんかあるな。気になる。
ナフカがアームヘッドを召喚しなかった理由が、ミアージュの脳裏に漸く追い付いた。
ここは既にケモノの領域。
無理に応戦すればするほど体力や装備を消耗し、音や光を無闇と撒き散らせば、更により強力な、あるいは多くのケモノを誘き寄せてしまう危険性すらある。
それは、いつか野生動物のテレビ特集で見た内容の欠片だった。
既に遠い、幼い頃の記憶の日々。
物理的にも、どんどん遠くなる故郷。
……不思議なまでの寂寥感の無さが、ミアージュの足を軽やかに前に押した。
有機的なような人工的なような、ケモノとどこか近い印象の建造物、成り立ちが気になる…
有機的なような人工的なような、ケモノとどこか近い印象の建造物、成り立ちが気になる…
塔都の周囲は迷宮の様相だが、塔であるらしいからには階層式なのだろうか
塔都の周囲は迷宮の様相だが、塔であるらしいからには階層式なのだろうか