足切りルッキズムが、少女マンガの世界にはある。

少女マンガ好きなんだけど、やはり真面目に考えると、割と世の中に良くない影響与えてるかもなあ。まあ、良い影響も与えてるとは思うが。

イケメン以外も人間扱いして欲しいが、それは男向けマンガにも言えますね。

本作、全部読んだわけではない。

というキャラ付けでルッキズムを突破しようとしている。突き抜ければ、まー、しょうがないかというか。なんか笑えるし。
だから、清々しいな、と思うのでした。
ストーリー自体は、イケメン先輩との距離が縮んだり、伸びたり、第三の男が出てきたりと、ある意味パターンなわけだけど、これを丁寧に描くのは難しいだろうな、と思う。
まずあるあるとして、イケメン先輩におもしれー女認定してもらうための主人公の言動が必要。それは内面へのアプローチでなければいけない。

まー、こんな恋したいなと思うけれども、やはりイケメンでないと入口チケット貰えないので、内面見てもらうにはイケメンである必要があるわけだが。

ソナに殺されまいと逃げる。
だが、ここでどんでん返しがあり、というような具合い。
最後は韓国映画あるあるの血みどろ感。
そして聖処女云々の設定は一体？
なんだかよく分からない映画だった。

あえて言えば、呪術廻戦に色々デザインが似てた。どちらが先かは知らないが。

救いとしては、俳優さんは上手いなーと思った。主演俳優さん上手いね。あと、撮り方とか工夫があるな、と思いました。

次々に怪死事件を起こしていく。そこで警察コンビが出てくるのだが、これまた複雑で、兄貴分の刑事と、なんか捜査上の怪我で足と目を負傷した後輩刑事のコンビであり、しかも、兄貴分がその怪我に関わってるらしい。
ほんで、1日1殺という感じで悪魔は乗っ取っていくのだが、今度は謎の美少女が出てくる。
設定として、悪魔が完成する前の最後の飛び石が、聖処女みたいな女の子と決まっているらしく、じゃあこの子か？という感じだ。で、悪魔を直接殺すのは無理だから、この聖処女の段階で殺せば退治できるらしい。
若い僧侶と美少女聖処女の交流。刑事とバッティングする
ソナ。追われる身に。
後輩刑事は乗っ取られ、若僧侶と美少女は

主人公、仕方なく呑む。
都会に帰り、これっきりにしましょうという主人公に、男はいかにも誠実そうにご心配には及びません、という。
主人公がビルに入っていく。それを撮っている記者。
主人公は漢方医？
主人公は自分の怪我を治療中、部屋に誰もいれるなと言っていたが、誰かが入ってくる。
それはあの自転車の男だったのだ。

筋としてはこれだけなのだが、演技やシチュエーション、流れなんかが上手いからか、引き込まれて見える。

あと導入が上手い。あんまモテなさそうな男が、美女を頑張ってものにできるのか！？というちょいエロドキドキがあり、観てしまう。引き込まれる。

韓国の作品は、導入を本当に大事にしてる印象。

悪縁2話
主人公が変わって、真面目そうな男。美女とデート。あんまり女慣れしてない感じ。今夜は一緒にいたいとのリクエストに応え、ペンションに。一夜を過ごす。
彼女が友人の父が死んだから、真夜中に帰らなきゃならないという(韓国ってそうなの？他人では？)。送ってく主人公。だが道中イチャコラしてたら、人を轢いてしまう。しかし、どうもこれは一話の父で、仕組まれたものっぽい。そんな影がある。
そこへ自転車の男が現れ、見られたからと動転した主人公はそいつを転倒させ、父共々車に載せる。
山へ。どうするか？と迷いの中で、男が騒ぎ出す。脅し、買収し、一緒に埋める。
帰る段になって、男はさらに金を要求。

主人公の変化とヒロインとの約束で締め。

政治小説という感じなのかな？あるいは、近未来SFか。

難を言えば、誰のセリフか分かりづらい感じがしたのと、ノリが独特で、島の感じってこうなのかな？と戸惑ったこと。
叶ちゃんめちゃくちゃグイグイ来るじゃん。

主人公が動くから物語動いていくタイプの話ではなくて、なんか大きな話が進んでて、そんで主人公はどうする？的な話だった。
物語の因果関係に関わる感じの主人公ではあまりない。こいつがいたから、この話になった、という感じではない。
そういう点で、今時珍しいタイプのお話だったかもー。

実家を漁っていると、父に5億ウォンの保険金がかかっていることが分かる。
道を歩いていると、高校生の不良に絡まれる。一度は頬を打って追っ払うが、追ってきて逆襲される(結構このパターンはあるあるかも)。
病院で気づくが、そこであの道路には監視カメラがないという情報を得る。
親父の嘱託殺人を思いつく。おっかない元同僚に頼む。
父は死んだが、なぜか単純な交通事故ではなく、山に埋められていたという。これでは保険金は？一体なぜ？引き。

意外と出来事数が少ないが、一個一個感情移入出来るように丁寧に作られている印象。主人公はクズでも、臓器抜くと脅される時の恐怖感や高校生へのムカつきなど上手かった。

最大限小説というメディアの力を引き出してる。小説版が一番面白い。そう思わせる文章な気がする。
特徴としては、くだくだしい情景描写とかがない。そこは意図的に必要最小限に抑えている。退屈だものね。その代わり、小道具が抜群に上手い。でかい水筒、白湯、命水などなど、ｳｯと引っかかるものを置いてくる。
展開も飽きさせない。
多分、まだ色々分かってない。