Azakeri On The Air.
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Azakeri On The Air.
@azakeri.bsky.social
I live in the suburbs, live with cats, and manage production at a complex and a factory.
元気でもなくボチボチやっていきたいと考えています。
なろう小説を書きたいです(なにか調子よくいい目にあうことができればな…)と思います。


はま寿司は君に語りかける。

何度も何度も、パーソナルスペースの10㌢㍍内側で。

低価格かつ早いサーブによる営業努力と、たまに発動してしまう、人間の肩口から臍にかけて、痛みなど全く感じさせないように5ミリぐらいの皮膚と筋肉の隙間を作り、その中に筋肉が伝える電気信号を感受しながら問いかけている。

「と、いうわけで今から皆さんに聞いていただきましょう。それではよろしくお願いします。よい一日を! 曲名は
「What’s the frequency Kenneth?」
February 13, 2024 at 2:30 PM

また訪れよう。
その際には明鏡止水の心で、どんなタイミングの味噌汁(OR死んだカエルのような目でオーダーした謎握り寿司)をお迎えする心の準備を整えてから。

別段面白いわけでもない日常のできごと。

そんな日を切り取ってなんとか生きている

元気!
February 13, 2024 at 2:06 PM

アイスコーヒーを店員さんが持ってきてくれた。飲む。悪くない。テイクアウトもしやすいような形で提供される。

コーヒーを半分ぐらい飲み、喉と気持ちが落ち着いたところで、もういいや、帰ろうと決意して、机据え付けのタブレット上で清算ボタンを押し(味噌汁はまだ未配達)、立ち上がったところで、コンベアに味噌汁が到着した。

はま寿司は私を常に試してくる。人間性、許容する力、悪いタイミングに際しての心の置き方。

こんなことって、人生の中では何度もある。面白みがなく、ただうまくいかないというだけの瞬間。
February 13, 2024 at 2:02 PM
また行かざるを得ないじゃないか…

そこで気づいたことが、テーブルの上の味噌汁の不在である。

私は、寿司を食べる時には必ずあおさ汁、しじみ汁、アサリ汁、漁師汁などの汁物を必ず頼む。嚥下が弱い人間であるため、味噌汁は生命線かつ、疲れている時に「体の回復を助けている」と自分に対する潜在意識・メンタルに対するチャージ兼補助食材として必須なものである。

寿司を何皿か食べても届かない。
注文履歴を見ると注文されている。
しかし目の前には味噌汁は来ない。
寿司は結構なペースでやってくる。

頼んだ寿司はほぼ食べ尽くして、後はアイスコーヒーと味噌汁だけが到着していない。
February 13, 2024 at 1:52 PM

そういった無のはま寿司に3週間続けて出会ったのが、なにを頼んだのかよく分からない、謎カリフォルニアロール風のサムシングだった。

はま寿司には調子の波がある。今日は当たりの日だと思い、普段頼まないような種類をいくつか注文した。

どの寿司もネタとシャリが泣き別れしそうな状態で、躍動感があった。

イカ三種盛りはシャリ1イカが2ライド/ソロのシャリ、アートのようにイカの端っこギリギリで引っかかった体勢で「ネタがバラけてはいないよ」と苦しい言い訳をしている、ドン底の雰囲気でツアーをしているバンドみたいである。

いい日にはま寿司を訪れた。こんな仕掛けをしてくると思ったら、
February 13, 2024 at 1:40 PM
おばちゃんはずっと一緒に働いているのか、いつ来ても客か店員かわからないおばちゃん3〜4人と分からなくても明らかに下ネタと分かる会話でゲヘゲヘカラカラ笑い続けている。

手つきで何度も自分の胸の先を持ち上げるジェスチャーを何度もして、そこにいる全員が目を向き天井を見上げ爆発するように笑って、その余韻のまま配膳している

笑いっぱなしの人たちの中にいるのなんてずいぶん久しぶりだと思う。悪くない。

調理している男の人は、黙々と手際よくずっと手を動かし続けている。

こんな日もいい。

今日は良き日でありますように。
「โชคดี(chôokdii/チョーク ディー)」
February 12, 2024 at 3:10 AM