やり直して、ほとんど覚えていないという驚きと、ピクセルリマスターによる美麗になったグラフィックへの満足感と、そして、魔石成長ボーナスの煩わしさに心を支配された心持ち。
FFシリーズとして珍しい群像劇方式ではあるものの、うまくできていたのかはわからないし、というかたぶんできていないし、いらないキャラも多いけれど、またいつかリメイクを買いそうな、贔屓作品。
やり直して、ほとんど覚えていないという驚きと、ピクセルリマスターによる美麗になったグラフィックへの満足感と、そして、魔石成長ボーナスの煩わしさに心を支配された心持ち。
FFシリーズとして珍しい群像劇方式ではあるものの、うまくできていたのかはわからないし、というかたぶんできていないし、いらないキャラも多いけれど、またいつかリメイクを買いそうな、贔屓作品。
僕が好きだったアトリは「世界を救うのはもう飽きた」がキャッチコピーだった気がするのだけれど、いつの間にか作品は女性向けから男性向けになって、そして世界を救うRPGになっていた。
手抜きもなくて、JRPGとしては比較的頑張ったグラフィックでもあったと思う。
原因は何だったのだろう。移動の苦痛さなのか。調合のつまらなさなのか。
つまり、ゲームとしては別に面白くなかったということになるのか。
キャラクターの会話は序盤以外すべてスキップしてしまった僕にも責任があるのかもしれない。
続編を欲しいものリストからすべて消すことができた良心的体験。
僕が好きだったアトリは「世界を救うのはもう飽きた」がキャッチコピーだった気がするのだけれど、いつの間にか作品は女性向けから男性向けになって、そして世界を救うRPGになっていた。
手抜きもなくて、JRPGとしては比較的頑張ったグラフィックでもあったと思う。
原因は何だったのだろう。移動の苦痛さなのか。調合のつまらなさなのか。
つまり、ゲームとしては別に面白くなかったということになるのか。
キャラクターの会話は序盤以外すべてスキップしてしまった僕にも責任があるのかもしれない。
続編を欲しいものリストからすべて消すことができた良心的体験。
としばらくぼーっと見てからの「僕、これもう既に見たことあるやつだわ」
どれを見ても同じだというその特徴を逆手にとった、衝撃の気づき。
としばらくぼーっと見てからの「僕、これもう既に見たことあるやつだわ」
どれを見ても同じだというその特徴を逆手にとった、衝撃の気づき。
ステイサムさんの作品のすごいところは、どれを見ても同じだという安心感だと思う。一度も見たことなどないはずなのに、この先の展開を知っている作品のことを「王道」と呼ぶのだろう。
伝説の殺し屋が、大した縁故もない善良な美女のために悪党たちを抹殺し続ける、人におすすめしたりなどはしない、知能指数0の安心作。
ステイサムさんの作品のすごいところは、どれを見ても同じだという安心感だと思う。一度も見たことなどないはずなのに、この先の展開を知っている作品のことを「王道」と呼ぶのだろう。
伝説の殺し屋が、大した縁故もない善良な美女のために悪党たちを抹殺し続ける、人におすすめしたりなどはしない、知能指数0の安心作。
今の子供達に僕が感動したファミコンソフトをやらせることで、娯楽としての価値が果たしてどれほどあるだろう?
何もかもが悲しいほど古く、しかしながら様々なテーマが織り込まれていることはわかる。それがあれやこれやに繋がっているんだろうということも。
学びのための読書。古典を読んだという実績だけの達成感。
それでも一応、今回は捨てはしなかった。
今の子供達に僕が感動したファミコンソフトをやらせることで、娯楽としての価値が果たしてどれほどあるだろう?
何もかもが悲しいほど古く、しかしながら様々なテーマが織り込まれていることはわかる。それがあれやこれやに繋がっているんだろうということも。
学びのための読書。古典を読んだという実績だけの達成感。
それでも一応、今回は捨てはしなかった。
そのベタベタな一巻と裏腹に、事態はどんどんつまらなくなっていく。
主人公とその男の心理的対立は、ともかくとして、その男が特に脈絡もなく怪物になってしまう超展開。
何よりも「話が上手く、魅力的でみんなに愛される主人公」という評価を受けているにも関わらず、実際は終始ネガティブで感情的、当てつけのような自己犠牲を行い続ける地雷女だという乖離が、彼女への感情移入を致命的に遠ざけていく。何が売れたのかをまったく理解できなかった、気持ちよくゴミ箱に叩き込みたいあなたにおすすめの一作。
そのベタベタな一巻と裏腹に、事態はどんどんつまらなくなっていく。
主人公とその男の心理的対立は、ともかくとして、その男が特に脈絡もなく怪物になってしまう超展開。
何よりも「話が上手く、魅力的でみんなに愛される主人公」という評価を受けているにも関わらず、実際は終始ネガティブで感情的、当てつけのような自己犠牲を行い続ける地雷女だという乖離が、彼女への感情移入を致命的に遠ざけていく。何が売れたのかをまったく理解できなかった、気持ちよくゴミ箱に叩き込みたいあなたにおすすめの一作。
語り口は女性的で好き。だったのだけれど、最初に感じた面白さと、続刊につれてどんどんと乖離していく混迷作。
持たざる者だったふたりが互いをみつけたというその始まりに反してただ、ただ、主人公たちがぼろぼろになって、色々なものを失っていく。その様子に僕たちは一体何を思えば良いのだろう?
続刊を買わなくなったことを再確認できる、あまりにも惜しい繊細な作品。
語り口は女性的で好き。だったのだけれど、最初に感じた面白さと、続刊につれてどんどんと乖離していく混迷作。
持たざる者だったふたりが互いをみつけたというその始まりに反してただ、ただ、主人公たちがぼろぼろになって、色々なものを失っていく。その様子に僕たちは一体何を思えば良いのだろう?
続刊を買わなくなったことを再確認できる、あまりにも惜しい繊細な作品。
なのだけれども、ゲームとしてどうだったかといえば、はっきりとつまらなかった。
脳死で連打するだけでなんとか倒せてしまうボスと、特別起伏のない堅調な道中。
その移動の面倒くささも相俟って義務のようにクリアした。
メトロイドヴァニアとソウルライクの垣根が埋まりつつある昨今にしては珍しい、誰にでもクリアできる探索ゲーム。
誰でも苦労なくクリアできるアクションゲームは別にやらなくてもいいかもしれないと教えてくれる、ほろ苦い凡作。
なのだけれども、ゲームとしてどうだったかといえば、はっきりとつまらなかった。
脳死で連打するだけでなんとか倒せてしまうボスと、特別起伏のない堅調な道中。
その移動の面倒くささも相俟って義務のようにクリアした。
メトロイドヴァニアとソウルライクの垣根が埋まりつつある昨今にしては珍しい、誰にでもクリアできる探索ゲーム。
誰でも苦労なくクリアできるアクションゲームは別にやらなくてもいいかもしれないと教えてくれる、ほろ苦い凡作。
個人が10年かけて作成した高評価作品……という触れ込みだったのだけれど、個人で映画さえつくってしまえるこの時代に、驚くほどクオリティの低い何かだった。絵はスーパーファミコン。ゲームシステムはツクール。UIは乳幼児の玩具。ゲーム性にいたってはファミコン。そんな怪物に名前をつけるとしたららたぶん鵺なのではないか。
時代遅れのパーツを悪魔合体させて10年かけてつくられた30年前に戻りたいあなたのための、地獄のタイムトンネル。
個人が10年かけて作成した高評価作品……という触れ込みだったのだけれど、個人で映画さえつくってしまえるこの時代に、驚くほどクオリティの低い何かだった。絵はスーパーファミコン。ゲームシステムはツクール。UIは乳幼児の玩具。ゲーム性にいたってはファミコン。そんな怪物に名前をつけるとしたららたぶん鵺なのではないか。
時代遅れのパーツを悪魔合体させて10年かけてつくられた30年前に戻りたいあなたのための、地獄のタイムトンネル。
ユーモア溢れる台詞回し、女監督の性格の可愛らしさと鬼畜さ、スタントマンを主軸に置いているからこその、他ではあまり見ないアクションシーン。
赤字だったというのが信じることができない、クライマックスまでしっかりと盛り上がる傑作。
ユーモア溢れる台詞回し、女監督の性格の可愛らしさと鬼畜さ、スタントマンを主軸に置いているからこその、他ではあまり見ないアクションシーン。
赤字だったというのが信じることができない、クライマックスまでしっかりと盛り上がる傑作。
合格点ギリギリの採用だったはずの主人公が、圧倒的な戦闘能力を見せるシーンは男の子心をくすぐる。
強いていえば、同僚についての描写が割と混乱していたように思う。いったい彼らを通して何が描きたかったのか、よくわからないというか、散らかっていた。あと、クライマックスの盛り上がりも少なかった。と思う。
真面目なテーマで描かれた、竜頭蛇尾の良作。
合格点ギリギリの採用だったはずの主人公が、圧倒的な戦闘能力を見せるシーンは男の子心をくすぐる。
強いていえば、同僚についての描写が割と混乱していたように思う。いったい彼らを通して何が描きたかったのか、よくわからないというか、散らかっていた。あと、クライマックスの盛り上がりも少なかった。と思う。
真面目なテーマで描かれた、竜頭蛇尾の良作。
元凄腕レンジャーがCIAの(あまり優秀ではない)スパイになって、母子家庭の子供にバレた結果、脅され、友達になる物語。
元プロレスラーだという巨大な俳優が、寂しくて生意気な子供に振り回されるその絵が可愛くて、笑いを誘う。
リアリティラインはかなり低く、パロディなのかコメディにふっていて、真面目に考えて見るアクションものではない。のだけれど、孤独だった子供が笑うという、それだけで僕は満足するのかもしれない、贔屓疑惑の良作。
元凄腕レンジャーがCIAの(あまり優秀ではない)スパイになって、母子家庭の子供にバレた結果、脅され、友達になる物語。
元プロレスラーだという巨大な俳優が、寂しくて生意気な子供に振り回されるその絵が可愛くて、笑いを誘う。
リアリティラインはかなり低く、パロディなのかコメディにふっていて、真面目に考えて見るアクションものではない。のだけれど、孤独だった子供が笑うという、それだけで僕は満足するのかもしれない、贔屓疑惑の良作。
あまりにも正々堂々と立ち向かいすぎていて、そして圧倒的に勝っていくので、「そんなわけないだろう」と思いつつも、酔っ払いながらでも安心して見れる、爽快で低カロリーな良作アクション。
あまりにも正々堂々と立ち向かいすぎていて、そして圧倒的に勝っていくので、「そんなわけないだろう」と思いつつも、酔っ払いながらでも安心して見れる、爽快で低カロリーな良作アクション。
前作は驚異の難易度と、理解不能であるにも関わらず圧倒的な世界観の構築によって、一部で人気を博していた。
今作では、色々なものが洗練された結果、ごく普通のアクションゲームになってしまっていて、尖っていた友人が大人になってしまったような一抹の物足りなさがあった。
ラスボス1つ前のボスについては、前作を思わせるようなレベル違いの難易度になっており、そこについてのカタルシスは健在だった。と思う。
1を超える2は無いという言葉を体現する、正統進化の良作。
前作は驚異の難易度と、理解不能であるにも関わらず圧倒的な世界観の構築によって、一部で人気を博していた。
今作では、色々なものが洗練された結果、ごく普通のアクションゲームになってしまっていて、尖っていた友人が大人になってしまったような一抹の物足りなさがあった。
ラスボス1つ前のボスについては、前作を思わせるようなレベル違いの難易度になっており、そこについてのカタルシスは健在だった。と思う。
1を超える2は無いという言葉を体現する、正統進化の良作。
カードゲームの形を借りたアドベンチャーゲーム。なのだろう。たぶん。
なんの説明もなく作業がはじまるのだけど、地味な画面。意味不明のテキスト。突然のゲームオーバーという、リプレイのモチベーションの持ち方が分からない挑戦策。
恐らくルールと目的を探っていくことをゲーム性としているゲームなのだろう。
2回ほどやって、「ああ。多分。この効果の動作中に何かキーになることをすると進むんだろうな」と思ったあたりで、データを消した。
進んだからどうなんだろう。と思ったからだ。
カードゲームの形を借りたアドベンチャーゲーム。なのだろう。たぶん。
なんの説明もなく作業がはじまるのだけど、地味な画面。意味不明のテキスト。突然のゲームオーバーという、リプレイのモチベーションの持ち方が分からない挑戦策。
恐らくルールと目的を探っていくことをゲーム性としているゲームなのだろう。
2回ほどやって、「ああ。多分。この効果の動作中に何かキーになることをすると進むんだろうな」と思ったあたりで、データを消した。
進んだからどうなんだろう。と思ったからだ。
アンデッドが急に出てきてびっくりした、とかそういうものではなくて(そういうものは僕は買わない)、どんな深海生物がいるのかわからないまま底へと潜っていく未知の感覚。
ふっと下を見おろした時、まったく底の見えない暗闇があるということ。あるいは降りても降りてもまだ底が見えないということ。地図もなく、このままいって、同じ場所に帰れるかさえわからないこと。そんなことが何より恐ろしい。
どこかクトゥルフ神話を思わせながら、新しい怖さを切り開いた傑作。
アンデッドが急に出てきてびっくりした、とかそういうものではなくて(そういうものは僕は買わない)、どんな深海生物がいるのかわからないまま底へと潜っていく未知の感覚。
ふっと下を見おろした時、まったく底の見えない暗闇があるということ。あるいは降りても降りてもまだ底が見えないということ。地図もなく、このままいって、同じ場所に帰れるかさえわからないこと。そんなことが何より恐ろしい。
どこかクトゥルフ神話を思わせながら、新しい怖さを切り開いた傑作。
大人になったせいか、どこかで覚えていたせいか、やけにスムーズに進めたのだけれど、クリアしてから調べてみたら、リマスター前は最高難易度しかなかったそうだ。
だからといってそれでやり直そう!とはちょっと思わない、限りなく硬派な高難度ダンジョンRPG。
大人になったせいか、どこかで覚えていたせいか、やけにスムーズに進めたのだけれど、クリアしてから調べてみたら、リマスター前は最高難易度しかなかったそうだ。
だからといってそれでやり直そう!とはちょっと思わない、限りなく硬派な高難度ダンジョンRPG。
飲食を忘れて(この僕が!)、夢中でプレイする日々が続いた結果、全てのキャラクターにおいて最高難易度でクリアし終わっていた。
僕が2024年度にプレイした中では、ベスト5に入るかもしれない、お気に入り作品。
飲食を忘れて(この僕が!)、夢中でプレイする日々が続いた結果、全てのキャラクターにおいて最高難易度でクリアし終わっていた。
僕が2024年度にプレイした中では、ベスト5に入るかもしれない、お気に入り作品。
数々の賞を受賞した、誰にもおすすめできない、カテゴリーを完全に勘違いした意欲作。
数々の賞を受賞した、誰にもおすすめできない、カテゴリーを完全に勘違いした意欲作。
今までやり込み要素で作れていた最強防具を抑えるとかそういう小手先のことに手を加えて、他なんにも変わっていないことが、本家タクティクスオウガにおける製作者のブチギレレスバトルを思わせたのかもしれない。
しかも、結局やることはその装備を創るしかなかったミステリー作品。
今までやり込み要素で作れていた最強防具を抑えるとかそういう小手先のことに手を加えて、他なんにも変わっていないことが、本家タクティクスオウガにおける製作者のブチギレレスバトルを思わせたのかもしれない。
しかも、結局やることはその装備を創るしかなかったミステリー作品。
たぶん。
ゲームプレイ部分が恐ろしく単調で、近年考えられないほど移動が面倒でリトライ性が低く、そしてアクションゲームをさせたいのか、Aボタンをひたすらに押させて会話をスキップさせたいのか、僕にはよくわからなかった。
やりたいことは別に探索でもアクションでもなかった。入口を間違えた迷作。
たぶん。
ゲームプレイ部分が恐ろしく単調で、近年考えられないほど移動が面倒でリトライ性が低く、そしてアクションゲームをさせたいのか、Aボタンをひたすらに押させて会話をスキップさせたいのか、僕にはよくわからなかった。
やりたいことは別に探索でもアクションでもなかった。入口を間違えた迷作。
Steam作品を移植したときにありがちな「えっ。マウスないんですか」感あふれるUIの完成度の低さと同時に、ピカリと光るワンアイデア。
リュックサックパズル+ローグライクというありそうでなかったいちご大福的真新しさが、新鮮なプレイ感をもたらせている、コンパクトな良作。
オーディンの祝祭(ボドゲ)が好きなあなたは、もし良かったらプレイして見てほしい。(セールの時、パソコンで)
Steam作品を移植したときにありがちな「えっ。マウスないんですか」感あふれるUIの完成度の低さと同時に、ピカリと光るワンアイデア。
リュックサックパズル+ローグライクというありそうでなかったいちご大福的真新しさが、新鮮なプレイ感をもたらせている、コンパクトな良作。
オーディンの祝祭(ボドゲ)が好きなあなたは、もし良かったらプレイして見てほしい。(セールの時、パソコンで)
圧倒的美麗さで作られた、1個も求めていなかったアクションRPG要素を足した、懐かしくもなんともない実験作。
圧倒的美麗さで作られた、1個も求めていなかったアクションRPG要素を足した、懐かしくもなんともない実験作。
僕の本性は面倒臭がりなので、このゲームのそういうところは正直全く面白くなかった。あとストーリーもよく理解できなかった。
それでもたぶん100時間以上やった、確かな愛情を持って作られた、スキル上げだけは面白い挑戦策。
僕の本性は面倒臭がりなので、このゲームのそういうところは正直全く面白くなかった。あとストーリーもよく理解できなかった。
それでもたぶん100時間以上やった、確かな愛情を持って作られた、スキル上げだけは面白い挑戦策。