特に指定もしてないが成人向けと自動判別するのは気が利く。

ライティングによる背伸びもある。しかし、これは誰にでも作れる。マスプロダクトとして優秀なのだ。

不確定要素しかない塗装面の上に確定しかしていない印刷物を貼る。その占有率の妙で物は締まって見える。デカール100%で得られる正義なのかもしれない。

所謂レインボー塗装をしていた筈なのだけど心の狭さが着地点をも狭めてしまったかもしれない。言い訳するなら「私は表現者でも発信者でもありません」という正義を翳す。只、途中からセル画以外のカラー画稿はこうでは有りませんか？と顎をしゃくって作業をした。

春色はパステル単色か原色で何か塗りたいという気持ちと一連の緑を使ったダモフラージュをやってみたいという気持ちがある。母材となるキットが思い付かない。

錆は「電蝕」を意識している。ボルト部や間接部等の負荷の掛かる所には「割れにくい金属」が使われているという解釈で恐らく鉄を使ってるとした。装甲は何かよく分からない硬い合金なんだろう。貰い錆やら何やらを意識しているので助長的に見えるがそうではない。こういう物だ、という意思はある。

緑はハセガワ/アルカディア号の指定色。シリコンバリアによるチッピングは1/35程度でも気を付けないと助長的になる。そんな大きな塗膜剥がれは通常起きないし、面積から母材への打痕/変形は避けられない。これは助長的。