一宮 俊介/Ichimiya Shunsuke
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一宮 俊介/Ichimiya Shunsuke
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▼弁護士ドットコムニュース記者←新聞記者▼実験場の1つと考え、記者としての姿勢や考え、取材の過程などを書きます▼1990年、宮崎県延岡市生まれ▼誰にも言えず墓場まで持って行くつもりの過去をお持ちの方は話を聞かせてください▼連絡は「ichimiya@bengo4.com」へ
警視庁と記者クラブメディアの問題について、続報を書きました。
前回の記事を出した後、あるマスコミの現役記者から「「捜査2課では『裏レク』がありました」」と情報提供があったのが端緒です。

警視庁は大川原化工機の冤罪事件を引き起こした件で社会から大きな疑念の目を向けられていますが、(少なくとも外部からわかる形として)この問題を独自に報じているのは警視庁の記者クラブに所属していない記者たちです。

今回の取材テーマはそうした疑問から生まれた問題意識によるものです。
www.bengo4.com/c_1009/n_183...
「捜査2課では裏レクがあった…」 警視庁の元担当記者が明かす“メディア操作”の一端 「なくすべき」、「利害が一致」の声 - 弁護士ドットコムニュース
昨年11月、弁護士ドットコムニュースは「『当局にグリップされている』元警視庁担当記者が明かす取材の舞台裏 “前打ち“報道で解禁時間がそろう背景とは」というタイトルの記事を掲載した。すると、あるマスコ...
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February 1, 2025 at 9:52 AM
〈最後に、「いじめが原因で自殺をした」という考え方の危うさをもう一度確認しておきたいと思います。

(中略)

私達の社会は、「いじめをなくしたい」と願いつつ、これまで様々な取り組みをしてきたわけですが、そうした取り組みそれ自体が、意図せざる結果として「いじめ物語」を再生産し、結果として「いじめ自殺」という悲劇を生み出すことに手を貸してしまっているのかもしれません。

この仮説命題から導かれる「いじめ問題」解決策の1つは、「いじめ物語」の呪縛から子ども達を解放せよということになります〉

【全3回の3回目】
www.bengo4.com/c_18/n_18287/
「いじめ物語の呪縛から子どもを解放せよ」 北澤毅・立教大学名誉教授 <いじめ問題の解決法【3】> - 弁護士ドットコムニュース
「いじめ」が社会問題化してからおよそ40年が経過したのにもかかわらず、なぜ「いじめ問題」はなくならないのか。「私達の社会は『いじめをなくしたい』と願いつつ、意図せずに「いじめ物語」を再生産し、結果...
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January 5, 2025 at 8:04 AM
〈「自殺のSOSに気づくはずだ」。これは、日本社会に広く浸透している考え方(言い換えれば「いじめ物語」の一つ)です。

例えば、中学生が自殺をしたとします。

そうすると、「なぜ生徒のSOSに気づかなかったのか」という語りがほぼ必然的に登場しますが、そうした語りが生まれるのは、私達が「自殺のSOS」物語を信じているからと言えます〉

【全3回の2回目】
www.bengo4.com/c_18/n_18286/
「いじめは自死に値する苦しみ」という“物語” 北澤毅・立教大学名誉教授 <いじめ問題の解決法【2】> - 弁護士ドットコムニュース
「いじめ」が社会問題化してからおよそ40年が経過したのにもかかわらず、なぜ「いじめ問題」はなくならないのか。今もいじめに苦しんでいる子どもたちを救い出すためのヒントとして、立教大学名誉教授の北澤毅...
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January 5, 2025 at 7:53 AM
睡眠に関する読売新聞の記事。
朝課外が科学的にも高校生の健康に悪影響を与えている可能性が示されています。

<生物学的な研究でも、人は10代後半から急激に夜型に移行し、20歳前後でピークに達するとその後は年齢とともに朝型になると示されている。1998~99年に睡眠や覚醒を制御する物質オレキシンを発見した筑波大の柳沢正史教授は「中高生は夜型で、強制的に早朝に起こせば睡眠不足を招く。早朝の勉強は効率が悪い」と明言する>

宮崎県の教育委員会や高校には、こうしたことを踏まえて朝課外のあり方を根本的に見直してほしいと思います。

www.yomiuri.co.jp/science/2024...
「寝だめ」できない、中高生は夜型で早朝の勉強は効率悪い…睡眠の「新常識」
【読売新聞】 睡眠に関する誤解は多い。「若者は早起きして勉強すると効率がいい」「(短時間睡眠で済む)ショートスリーパーになれる」――。こうした情報は今もネット空間などで散見されるが、科学的には否定されている。睡眠の質を高めるコツはあ
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December 14, 2024 at 1:35 AM
高田さんに話を聞きながら思ったのは、報道機関の中で警察取材の目的が明確に共有されていないことが一因なのではないかということです。

「捜査の途中でおかしいと思うことがあれば、記者は報じる。捜査が適法、適正に行われているかどうか。そこに目を光らせるのが警察担当記者の役割であり、その情報を取りに行く拠点として記者クラブはあるはずです」

高田さんはそう話しましたが、自分の新聞記者時代を振り返ると、そうしたことを社内研修などで聞いた覚えはなく、入社してすぐに警察の記者クラブに配属されるので、いつの間にか警察の捜査情報を競って取材するのが当然と思うようになっていった気がします。
December 1, 2024 at 3:49 AM